【今週の新馬戦・注目馬】桜花賞勝ちハープスターの半妹ゴールドティアがデビュー

■7月20日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京（新馬、芝1600m）では、桜花賞勝ちハープスターの半妹ゴールドティア（牝2、栗東・池添学）がデビューを迎える。

祖母は桜花賞、オークスの2冠を制したベガ、ベガの産駒にフェブラリーSなどGI級競走7勝のアドマイヤドン、日本ダービー勝ちのアドマイヤベガなどがおり、クラシックに縁がある一族だ。本馬は血統背景が評価され、クラブ法人キャロットファームにて総額6000万円で募集された。

栗東に入厩後は坂路、Wの調教を交互にこなし、今週はデビュー戦で跨る川田騎手を背に栗東坂路で4F54秒4-1F12秒3（馬なり）を記録。併せた古馬2勝クラスに見劣らない内容で、この1本で態勢が整った印象を受けた。

▽【ゴールドティア】
父キングカメハメハ
母ヒストリックスター
母父ファルブラヴ

ほか、7月20日の新馬戦・注目馬

■7月20日、福島競馬場第5R・メイクデビュー福島（新馬、芝1800m）
エピファネイアの産駒セクシーフェイス（牝2、美浦・大和田）がデビュー。母は米GIIIを3勝したアイムオールレディセクシー。本馬は坂路、ポリトラックで古馬と同等の動きを披露。鞍上は丸山騎手。

▽【セクシーフェイス】
父エピファネイア
母アイムオールレディセクシー
母父Ready’s Image

■7月20日、福島競馬場第6R・メイクデビュー福島（新馬、芝1200m）
フェアリーS3着ダイワダッチェスの半妹パラティーノヒル（牝2、美浦・武藤）がデビュー。祖母は米GIIIを2勝したユーキャンドゥイット。鞍上は津村騎手。

▽【パラティーノヒル】
父オルフェーヴル
母ファルネーゼ
母父フレンチデピュティ

■7月20日、中京競馬場第6R・メイクデビュー中京（新馬、芝1400m）
現役時代は重賞未勝利ながら複数のGI勝ち馬を輩出したフラッターの産駒フラミンゴフライト（牝2、栗東・吉村）がデビュー。半兄に北米で重賞4勝のコビーズバックなどがいる。鞍上は浜中騎手。

▽【フラミンゴフライト】
父Flatter
母Well
母父Well Decorated



■7月21日の函館競馬場第5R・メイクデビュー函館（新馬、芝1800m）では、昨年の豪GI・メルボルンCを勝ったクロスカウンターのいとこダーリントンホール（牡2、美浦・木村）がデビューを迎える。

父は日本で札幌2歳S2着ファストアプローチなどを輩出したニューアプローチ。祖母は仏GIII勝ちのドゥザオーナーズ、近親にタタソールズゴールドCなどGI2勝のマジカルがいる。

本馬は美浦トレセンで1カ月以上みっちり乗り込まれ、函館に移動してからはW中心に時計を重ねてきた。直前は函館Wで5F68秒1-1F12秒5（強め）を計時。併せた相手に僅かに遅れたが、デビュー前としては上々の動きを披露しており、遅れを気にする必要はないだろう。鞍上は池添騎手が務める。

▽【ダーリントンホール】
父New Approach
母Miss Kenton
母父Pivotal

ほか、7月21日の新馬戦・注目馬

■7月21日、福島競馬場第5R・メイクデビュー福島（新馬、ダ1150m）
フェアリーS勝ちフェリシアのおいニシノホライゾン（牡2、美浦・的場）がデビュー。半兄に中央5勝のホクセツキングオーがいる。鞍上は丸山騎手。

▽【ニシノホライゾン】
父シニスターミニスター
母フェレット
母父サンデーサイレンス

■7月21日、中京競馬場第5R・メイクデビュー中京（新馬、芝2000m）
ファルコンS2着グルーヴィットの半弟ジュンライトボルト（牡2、栗東・友道）がデビュー。曾祖母はエアグルーヴで、一族にはアドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテ、ルーラーシップなど活躍馬が多数。本馬は2018年のセレクトセール1歳馬セッションで1億2000万円（税抜き）にて取り引きされた。鞍上は福永騎手が務める。

▽【ジュンライトボルト】
父キングカメハメハ
母スペシャルグルーヴ
母父スペシャルウィーク


（Text:Ito）

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