東海Sなど重賞2勝　アスカノロマンが引退

2016年の東海S（GII、ダ1800m）などを制したアスカノロマン（牡8、栗東・川村）が8月3日付でJRAの競走馬登録抹消、現役引退となることが発表された。今後は鹿児島県始良郡湧水町のホーストラストで乗馬になる予定。

同馬は2013年8月にデビュー。当初は芝で使われ勝ち上がれなかったが、初ダート戦だった翌2014年1月の未勝利戦で6馬身差の圧勝。そこからダート中距離戦で着実に成績を伸ばし、2015年2月のアルデバランSでオープン競走初勝利を挙げる。以降ダート重賞の常連として活躍し、2016年1月の東海Sで重賞初勝利、直後のGI・フェブラリーSでは3着に入った。ラストランは今年2019年3月のマーチS（11着）。

▽【アスカノロマン】
父アグネスデジタル
母アスカノヒミコ
母父タバスコキャット
通算46戦7勝（うち地方4戦0勝）

《重賞勝鞍》
2016年　東海S（GII）
2016年　平安S（GIII）
（Text:Nishimura）

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