おしらせ
【今週の重賞】[キーンランドC]ダノンスマッシュ 復権Vへ[新潟2歳S]良血モーベット ここは通過点か
■8月25日、札幌競馬場でキーンランドC(GIII、芝1200m)が行われる。
ダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆)は昨年11月京阪杯、今年1月のシルクロードSを連勝し本格化アピール。1人気に支持された高松宮記念は4着に終わったが、枠と流れが向かないながら0秒2差にまとめていたあたりも力があってこそだ。予定していた函館SSを“薬物騒動”のアオりで除外となったが、その後の攻めは順調そのもの。除外の影響はほぼなく、万全の仕上がりで復権Vを目指す。
セイウンコウセイ(牡6、美浦・上原)は、今年3月の高松宮記念で見せ場十分の2着。前走のCBC賞では最重量58キロを背負って僅差の3着に粘り、一時期の不振から脱したようだ。今回も斤量は58キロで決して楽な条件ではないが、立ち直ったいまなら地力の高さで首位争いに加わってくるだろう。昨年の函館SSを制しており、洋芝戦も望むところだ。中間は函館で調整。負荷は軽いが前走でしっかり仕上がっていたためで、高いレベルでの好調キープと言える。
ほか、2走前の京王杯SCをレコード勝ちするなど能力上位のタワーオブロンドン(牡4、美浦・藤沢和)、前走・アイビスSDを勝利したライオンボス(牡4、美浦・和田郎) 、海外遠征帰りの4カ月ぶりで状態面がどうかだが、昨年このレースを制した実績は侮れないナックビーナス(牝6、美浦・杉浦)、函館SSで2着だった3歳馬アスターペガサス(牡3、栗東・中竹)らも上位進出を狙う。
■8月25日、新潟競馬場で新潟2歳S(GIII、芝1600m)が行われる。
モーベット(牝2、美浦・藤沢和)は4代母が名牝ダイナカール、母がフィリーズRなど重賞4勝&桜花賞3着のアイムユアーズという名家の一員。血統背景からの期待を裏切らず、新馬戦では最後方から脚を弾けさせ勝利を収めた。出遅れかつスローで流れたことを考えれば、2馬身差という見た目以上に強い内容。素材は世代最上級で、ここを単なる通過点として不思議はない。このレースを目標に中間は休養、調整と狂いなく進んでおり先週は古馬を楽に追い詰めた。ほぼ万全の仕上がり。
ウーマンズハート(牝2、栗東・西浦)は、8月3日の新潟芝1600m戦でデビュー。中団に構え、追い出された直線ではフラつく若さを見せたものの、ギアが入ると他馬を置き去りにして3馬身半差の勝利を収めた。上がり3Fは32秒0と2歳馬離れした数字。器は相当なレベルで、同じ新潟マイルが舞台なら重賞Vを意識できる。中2週での再遠征がどうかだが、デビュー時が若干余裕残しのつくりだったし、先週水曜に15-15、18日の日曜日には4F55秒2-1F12秒8の坂路時計を出せている。体調面に大きな不安はなさそう。
ほか、ダリア賞を勝ち、ここまで無傷2連勝のエレナアヴァンティ(牝2、美浦・宗像)、中京千四の新馬戦を快勝しセンスと脚力に秀でたものがありそうなペールエール(牡2、栗東・安田隆)、新潟マイルの未勝利戦をいい末脚から勝利したタイムマシン(牡2、美浦・手塚)らにもチャンスがありそうだ。
(Text:Nishimura)
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