おしらせ
【今週の重賞】[新潟記念]レイエンダ 重賞連勝狙う[札幌2歳S]前走大差Vゴルコンダが主役[小倉2歳S]カイルアコナ 攻め気配絶好
■9月1日、新潟競馬場で新潟記念(GIII、芝2000m)が行われる。
良血馬レイエンダ(牡4、美浦・藤沢和)は、前走のエプソムCで好位から危なげなく抜け出し重賞初制覇。昨年末から期待に応えられないレースが続いたが、ようやくひと皮剥けた印象がある。前走が稍重馬場だったように、高速決着よりは時計が掛かったほうがいいタイプ。開催最終日の新潟ならちょうどいい条件だろう。重賞連勝を飾り、秋に向けて勢いに乗りたい。8月頭から入念過ぎるほどに乗り込まれており、体も気配も研ぎ澄まされている。不安なし。
カデナ(牡5、栗東・中竹)は、一時期不振が続いていたが脚をじっくり溜めて弾けさす戦法が板につき、近3走で3着、3着、2着。前走は勝ち馬メールドグラースにクビ差まで迫っていたし、ここで主役争いできる実力馬だ。小回りコースでの好走続くが、いずれも道中窮屈になる場面があり、広い新潟替わりはむしろ好都合か。夏場の中3週とあってさすがに中間の負荷は軽め。それでも順調に本数は消化できており、好調維持だろう。
ほか、長休明け後3戦2勝と軌道に乗ってきたフランツ(牡4、栗東・音無)、大敗した七夕賞からの巻き返しを期すブラックスピネル(牡6、栗東・音無) 、4カ月ぶりかつ距離不足の感はあるが底力上位のユーキャンスマイル(牡4、栗東・友道)、3連勝と勢いに乗って初の重賞に挑むカヴァル(牡4、美浦・勢司)らも上位進出を狙う。
■8月31日、札幌競馬場で札幌2歳S(GIII、芝1800m)が行われる。
ゴルコンダ(牡2、美浦・木村)は東京の新馬戦で3着のあと、前走・札幌千八の未勝利戦で2着馬に1秒8差の逃げ切り大楽勝。最後は流し気味で鞍上C.ルメール騎手が後ろを振り返るほどの余裕があったが、それでレコードタイムを更新するのだから能力は相当と言えそう。同じ条件なら重賞でも断然の主役。先週は札幌芝で6F75秒8という猛時計を馬なりでマークし、脚力と状態の良さをアピールしている。万全だ。
ほか、出遅れを挽回して新馬戦を勝ち切ったレザネフォール(牡2、栗東・池江)、函館千八の新馬戦を好タイムで勝利したダーリントンホール(牡2、美浦・木村)、道中若さを見せながら新馬戦勝ちを収めるなど器が大きそうなサトノゴールド(牡2、栗東・須貝)らにもチャンスがありそうだ。
■9月1日、小倉競馬場で小倉2歳S(GIII、芝1200m)が行われる。
カイルアコナ(牝2、栗東・高橋忠)の新馬戦は、出脚でややモタついたがスピードに乗ってからは楽に前へ進出。直線に入ると後続を突き放して4馬身差の圧勝を収めた。時計は速かったし、その時の2着馬は次戦の未勝利戦を5馬身差勝利。素質は高く、使われた効果で反応も違ってくるだろう。同じ小倉芝千二戦なら連勝濃厚と言える。中間は順調に追われており、先週は僚馬をアオッて先着した。攻め気配も絶好だ。
ほか、新馬戦とフェニックス賞を連勝しているマイネルグリット(牡2、栗東・吉田)、阪神芝千二の新馬戦で鋭い切れ味を発揮し勝利したトリプルエース(牡2、栗東・斉藤崇)、除外明けの未勝利戦で楽に逃げ切り勝ちを収めたテーオーマルクス(牡2、栗東・宮)らも争覇圏内に加わりそうだ。
(Text:Nishimura)
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