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【今週の重賞】[毎日王冠]インディチャンプ 久々の千八でも[京都大賞典]グローリーヴェイズ 重賞2勝目狙う[サウジアラビアRC]サリオス 瞬発力非凡

アエロリット、アーモンドアイを撃破、かつレースレコード更新のオマケつきで安田記念を制したインディチャンプ。秋初戦の走りに注目だ。

10月6日、東京競馬場で毎日王冠(GII、芝1800m)が行われる。

インディチャンプ(牡4、栗東・音無)は、ほぼ一貫してマイルで使われ今年2月の東京新聞杯で重賞初V、そして前走の安田記念でGI初制覇を果たした。アエロリット、アーモンドアイ、ダノンプレミアムら史上最高レベルの相手関係。レースでは緩い流れのなか折り合うと、ゴール前しっかり弾けて接戦をモノにしたものだった。ステイゴールド産駒らしく古馬となって一気に総合力をアップしてきた印象で斤量58キロ、久々の千八戦でも得意の東京ならあっさり勝ち切るシーンがあっていい。追い切りでは遅れ入線が続いているが2週前の相手がモズスーパーフレア、先週ダンビュライトなら問題なし。インディチャンプ自身の時計は抜群で、ほぼ万全の状態に仕上がりつつある。

アエロリット(牝5、美浦・菊沢)は、2017年NHKマイルCの覇者。同年クイーンC勝ち、そして昨年は中山記念クビ差2着、毎日王冠快勝と1800m戦で見せてきたパフォーマンスも申し分ない。圧倒的なスピードの持続力が持ち味で、左回り東京も大の得意だ。馬場コンディション絶好の開幕週開催となるこのレースはベスト条件。斤量も昨年同様55キロで走れるし、連覇の可能性十分と言っていい。ここでの復帰を念頭に、コースと坂路を併用してじっくり乗り込まれている。先週は手応えこそ劣勢だったが、大きく先行させたオープン馬を追い詰めた。あとひと追いあれば大丈夫だろう。

ダノンキングリー(牡3、美浦・萩原)は、無傷の3連勝で2月の共同通信杯を制覇。皐月賞はサートゥルナーリアにアタマ+ハナ差の3着、日本ダービーでは勝ち馬ロジャーバローズにクビ差の2着に入り3着ヴェロックスは3馬身突き放していた。力量は世代トップクラス。初の古馬相手となるが、舞台は共同通信杯を勝ったコースだし、斤量54キロも魅力だ。勝ち負けを意識していいだろう。先週の追い切りでは3勝クラスに見劣ったが、ここでしっかり追われたことでグンと良くなりそうな雰囲気。

ほか、昨年の安田記念を制したモズアスコット(牡5、栗東・矢作)、昨年のNHKマイルC勝ち馬ケイアイノーテック(牡4、栗東・平田)、マイルCS勝ち&皐月賞2着の実績があるペルシアンナイト(牡5、栗東・池江)らも上位進出を狙う。

■10月6日、京都競馬場で京都大賞典(GII、芝2400m)が行われる。

グローリーヴェイズ(牡4、美浦・尾関)は、昨年京都新聞杯4着、菊花賞5着などあとワンパンチ欲しい走りが続いていたが、今年初戦の日経新春杯で完勝。そして休み明けで臨んだ天皇賞・春ではクビ差の2着に入るなど地力強化ぶり著しい。坂の下りから長くいい脚を使える京都巧者で、今回の条件はうってつけ。重賞2勝目のチャンス到来と言える。先週の追い切りでは目一杯追われ、これが実質の最終追い。遅れ入線だったが相手は稽古駆けする馬だし、追走差を考えれば懸念視は不要。いい状態にある。

エタリオウ(牡4、栗東・友道)は、昨年のダービーで4着、菊花賞でハナ差2着。今年も日経賞2着、天皇賞・春で4着と勝ち切れない歯がゆさがありながらも長丁場で安定して走ってきた。前走・宝塚記念は凡走に終わったが、これは天皇賞の疲れが残っていたせい。夏の休みでしっかり立ち直っており、舞台は得意の京都。“最強の1勝馬”というありがたくない称号を返上する走りに期待だ。8月下旬から時間を掛けて乗り込まれ、2週前と先週はウッドコース7Fからの併せ馬。意欲的な調整が続いており、休み明けでもさっそく自分の競馬はできそうだ。

ほか、昨年12月にチャレンジCで重賞初制覇を果たし、今年前半は金鯱賞3着、大阪杯5着と強豪相手にいい走りを見せたエアウィンザー(牡5、栗東・角居)、今年2月の京都記念などGII2勝の実績があるダンビュライト(牡5、栗東・音無)、昨年12月のホープフルSで2着に入ったアドマイヤジャスタ(牡3、栗東・須貝)らにもチャンスがありそう

■10月5日、東京競馬場でサウジアラビアロイヤルC(GIII、芝1600m)が行われる。

サリオス(牡2、美浦・堀)は、母が独オークス馬、半姉がローズSで2着、秋華賞4着のサラキアという良血馬だ。安田記念当日の6月2日、東京芝マイルのデビュー戦では余裕たっぷりに後方に構えると、鞍上のゴーサインに即反応しアッと言う間に突き抜けた。走破時計は平凡だったが、これは前半5F通過が63秒5とスローだったため。今回仮に時計勝負となった場合の対応は未知数ながら、瞬発力はあまりにも非凡で、最有力視されて然るべき存在だ。ここまでの調整は馬なりオンリー。4カ月ぶりと考えるとやや心もとないが、先週は古馬オープンをアオってみせた。これだけ動ければ問題ない。

ほか、レイデオロの半弟で新馬戦ではサリオスの2着だったアブソルティスモ(牡2、美浦・藤沢和)、新潟芝1400mの新馬戦で楽に3馬身以上抜け出す完勝を収めたロードエクスプレス(牡2、栗東・坂口)、9月7日の阪神芝1600m戦で33秒1という圧巻の切れ味を見せ勝利したクラヴァシュドール(牝2、栗東・中内田)らにもチャンスがありそう

(Text:Nishimura)

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