おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】アーモンドアイ半弟、ワグネリアン全妹など今週も良血馬が多数デビュー
■10月26日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1600m)では、日本ダービー優勝馬ワグネリアンの全妹パイネ(牝2、美浦・国枝)が、C.ルメール騎手を背にデビューを迎える。ほかの兄姉にフェアリーS3着のテンダリーヴォイス、今年の弥生賞で5着だったカントルがおり、祖母は重賞6勝の快速ブロードアピール。
9月中旬の入厩後は1カ月近く坂路、Wでみっちり乗り込みが進められ、直前は南Wで5F68秒5-1F12秒7(強め)を計時。既走馬と互角に動いたこと、1週ずつ攻め内容が良化してきた点は注目に値する。好態勢でデビューできそうだ。
同レースではアルゼンチンGI馬を母にもち、一口クラブ法人のサラブレッドクラブライオンで総額1億6000万円で募集されたキングダムウイナー(牡2、栗東・矢作)がM.デムーロ騎手を背にデビューする。良血ディープインパクト産駒同士の対決が楽しみだ。
▽【パイネ】
父ディープインパクト
母ミスアンコール
母父キングカメハメハ
▽【キングダムウイナー】
父ディープインパクト
母ウォッチハー
母父Mutakddim
ほか、10月26日の主な新馬戦・注目馬
■10月26日、東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1400m)
フェブラリーSなどGI級競走4勝ゴールドアリュール、根岸S勝ちゴールスキーのめいアルヴェント(牝2、栗東・武幸)がデビュー。いとこにマイルCS勝ちペルシアンナイトなど近親には活躍馬が多数だ。鞍上はM.デムーロ騎手。
▽【アルヴェント】
父マジェスティックウォリアー
母ヴァゼム
母父ゼンノロブロイ
■10月26日、東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1600m)
昨年のセレクトセール1歳馬セッションにて1億8000万円(税抜き)で取引されたアメリカンファラオの産駒ダノンファラオ(牡2、栗東・矢作)がデビュー。母は米GI・サンタアニタオークスを制したクリスプ。調教では遅れが目立ったが、今週の坂路では4F51秒5-1F13秒7(一杯)と速い時計を出せている。鞍上は三浦騎手。
▽【ダノンファラオ】
父American Pharoah
母クリスプ
母父El Corredor
■10月26日、京都競馬場第5R・メイクデビュー京都(新馬、芝1600m)
英GI・サンチャリオットS3連覇、マイルCS3着2回など欧州、日本を含むアジアで活躍したサプレザの仔サトノインプレッサ(牡2、栗東・矢作)がデビュー。調教では本番も騎乗する川島騎手が付きっ切りで稽古をつけており、今週の栗東坂路では4F53秒5-1F12秒9(強め)と上々の時計をマーク。
▽【サトノインプレッサ】
父ディープインパクト
母サプレザ
母父Sahm
■10月27日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1800m)では、ジャパンC、牝馬3冠を制し昨年の年度代表馬に輝いたアーモンドアイの半弟サトノエスペランサ(牡2、美浦・堀)が、M.デムーロ騎手を背にデビューを迎える。母はエリザベス女王杯勝ちのフサイチパンドラだ。調教では派手な時計こそ出ていないが、1カ月以上かけて丁寧に乗り込まれており、態勢は上々。
同レースでは、米芝GIIを勝ったリズムオブライトの仔ゼノヴァース(牡2、美浦・藤沢和)が、C.ルメール騎手を背にデビュー予定。こちらも派手な時計こそないが、乗り込み量は豊富で好仕上がり。馬体の良さも目に付く。
▽【サトノエスペランサ】
父ルーラーシップ
母フサイチパンドラ
母父サンデーサイレンス
▽【ゼノヴァース】
父ディープインパクト
母リズムオブライト
母父Beat Hollow
ほか、10月27日の主な新馬戦・注目馬
■10月27日、東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、芝1400m)
ファルコンS優勝馬コウソクストレートの半妹フェルハール(牝2、栗東・安田隆)がデビュー。4代母は牝馬3冠のメジロラモーヌで、近親には川崎記念勝ちのフィールドルージュ、日経新春杯勝ちのグローリーヴェイズなど。鞍上は川田騎手が務める。
▽【フェルハール】
父ダイワメジャー
母メジロアリス
母父アドマイヤコジーン
■10月27日、京都競馬場第4R・メイクデビュー京都(新馬、ダ1800m)
マイルCS南部杯連覇など重賞5勝ベストウォーリアの全弟で、昨年のセレクトセール1歳馬セッションにて9600万円(税抜き)で取引されたテイルウォーク(牡2、栗東・池田)がデビュー。今週の栗東坂路では4F53秒9-1F12秒1(一杯)をマークし、追われるごとに鋭さが増してきた。鞍上は浜中騎手。
▽【テイルウォーク】
父マジェスティックウォリアー
母フラーテイシャスミス
母父Mr. Greeley
■10月27日、京都競馬場第5R・メイクデビュー京都(新馬、芝2000m)
フローラSなど重賞2勝シングウィズジョイの半弟で、昨年のセレクトセール1歳馬セッションにて1億円(税抜き)で取引されたフライライクバード(牡2、栗東・友道)がデビュー。祖母はフラワーC3着のシングライクバード、曾祖母は阪神牝馬特別2着など重賞2着2回のシングライクトークだ。鞍上は藤岡康騎手が務める。
▽【フライライクバード】
父スクリーンヒーロー
母シングライクバード
母父シンボリクリスエス
(Text:Ito)
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