【今日の出来事】久保田調教師が400勝／丸山騎手が500勝／勝浦騎手がJRA通算900勝達成／木幡巧騎手は脳振とう、頚椎捻挫、顔面打撲／西田騎手は頸部・腰部挫傷

【11月3日の出来事】
■福島競馬第2R・2歳未勝利でミッキーハッスル（牡2）が1着となり、同馬を管理する久保田貴士調教師（52、美浦）はJRA通算400勝を達成した。3908戦目での達成となり現役調教師では40人目の記録。400勝のうち重賞勝ちは2016年宝塚記念（マリアライト）など7勝。

同師は「ここまで馬主やスタッフなど関係者の皆様に支えられて区切りの勝利を挙げることができました。まだまだこれからだと思っているので、これまでの経験を生かして、１つでも多く勝ち星を伸ばしていきたいと思っています」と、JRAを通じてコメントしている。

■福島競馬第9R・きんもくせい特別でココロノトウダイ（牡2）が1着となり、同馬に騎乗していた丸山元気騎手（29、美浦・根本）はJRA通算500勝を達成した。2009年の初騎乗から6884戦目での達成で、現役騎手では37人目の記録。500勝のうち重賞は2019年オールカマー（スティッフェリオ）など8勝。

同騎手は「あと１勝のところから時間が経ってしまったのでようやく、という気持ちです。（優勝馬のココロノトウダイについて）馬主の星野壽市さんにはデビュー当時からお世話になっているので勝てて嬉しいですし、この馬にはデビューから乗っているので一緒に成長していけたらと思います。沢山いい馬に乗せてもらっていながらここのところあまり良い成績を残せていないので、しっかり乗っていかないといけないと思っていますし、まずは次の１勝を目指して頑張ります」と、JRAを通じてコメントしている。

■福島競馬第11R・みちのくSでダイシンバルカン（牡7）が1着となり、同馬に騎乗していた勝浦正樹騎手（41、美浦・フリー）はJRA通算900勝を達成した。1993年の初騎乗から1万4134戦目での達成で、史上44人目、現役騎手では22人目の記録。900勝のうち重賞は2007年朝日杯FS（ゴスホークケン）など17勝。

同騎手は「初勝利を挙げた福島競馬場で勝つことができて嬉しいです。ファンの皆様にも関係者の方々にも、結果を出すことでしか恩返しはできないと思っているので、これからも感謝の気持ちを持って一つ一つ大事に乗っていきたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

■東京競馬第2R・2歳未勝利でクラウンデフィート（牡2）は4角で前の馬に触れ転倒。騎手が落馬したため競走を中止した。騎乗していた木幡巧也騎手（23、美浦・牧）は脳振とう、頚椎捻挫、顔面打撲と診断され、東京都内の病院へ搬送された。

■福島競馬第8R・3歳上1勝クラスでクリノロマン（牝4）はスタート直後につまずき騎手が落馬したため競走を中止した。騎乗していた西田雄一郎騎手（45、美浦・フリー）は頸部・腰部挫傷と診断された。
（Text:Ito）

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