【今週の新馬戦・注目馬】エピファネイア、サートゥルナーリアの半妹ファーストフォリオがデビュー

■11月23日の京都競馬場第5R・メイクデビュー京都（新馬、芝1400m）ではジャパンCなどGI2勝のエピファネイア、今年の皐月賞などGI2勝のサートゥルナーリアの半妹で、朝日杯FS勝ちリオンディーズの全妹に当たるファーストフォリオ（牝2、栗東・須貝）が、O.マーフィー騎手を背にデビューする。

母はオークスなどGIを2勝し、繁殖牝馬としても次々に活躍馬を産んだシーザリオ。クラブ法人キャロットファームの看板血統だ。追い切り時計こそ3本と少なめだが、今週は畑端騎手を背に栗東坂路で4F54秒2-1F13秒0（馬なり）を計時。既走馬に1馬身半先着した。本数、時計以上に仕上がっている印象で、上々の態勢でデビューできそうだ。

▽【ファーストフォリオ】
父キングカメハメハ
母シーザリオ
母父スペシャルウィーク

ほか、11月23日の主な新馬戦・注目馬

■11月23日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京（新馬、芝1600m）

現役時代に凱旋門賞、英ダービーなどGI4勝を挙げたゴールデンホーンの産駒ターキッシュパレス（牡2、栗東・昆）が、W.ビュイック騎手を背にデビューする。遠縁に種牡馬マークオブディスティンクションがいる血筋で、半姉は独GIII3着馬だ。17日、20日とビッシリ追われ、当初より前向きが出てきた印象を受けた。

▽【ターキッシュパレス】
父Golden Horn
母Regency Romance
母父Diktat

■11月23日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京（新馬、ダ1600m）

英インターナショナルSなどGIを2勝したデクラレーションオブウォーの産駒アトランタテソーロ（牡2、美浦・斎藤誠）が、武藤騎手を背にデビュー。伯母は米GIIIを勝ち、米GI・テストSなどGIで2度の2着があるプリティプロリフィック。調教では遅れが目立つものの、豊富な調教量は強調材料だ。

▽【アトランタテソーロ】
父Declaration of War
母Quite Honestly
母父Lion Heart

■11月23日の京都競馬場第4R・メイクデビュー京都（新馬、ダ1800m）

ゴールドアリュールの産駒ガラスノヒトミ（牡2、栗東・角居）が、C.スミヨン騎手を背にデビュー。近親に中央での活躍馬は少ないが、13日には栗東CWで一杯に追われたタニノフランケルに対し馬なりの手応えのままクビ差先着。稽古での動きが目立っている。

▽【ガラスノヒトミ】
父ゴールドアリュール
母ワイルドフラワー
母父Wild Again


■11月24日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京（新馬、芝1800m）では関屋記念など重賞2勝プリモシーンの全弟モーソンピーク（牡2、美浦・国枝）が、W.ビュイック騎手を背にデビューする。

母はオーストラリアンオークスなどGI4勝のモシーンで、クラブ法人のシルクレーシングにて総額1億5000万円で募集された。11月上旬に美浦に再入厩すると南Wで稽古を重ね、今週は古馬オープンのサトノキングダムと併せ馬。5F67秒4-1F12秒5（強め）を計時し半馬身先着と上々の動きを披露している。

▽【モーソンピーク】
父ディープインパクト
母モシーン
母父Fastnet Rock

ほか、11月24日の主な新馬戦・注目馬

■11月24日の京都競馬場第5R・メイクデビュー京都（新馬、芝1800m）

ノルマンディーオーナーズで総額2960万円で募集されたスクリーンヒーローの産駒アブレイズヒーロー（牡2、栗東・渡邉）が、藤岡佑騎手を背にデビュー。母は中央5勝のレミニセンスで、近親に北海道2歳優駿勝ちのディラクエがいる。今週の栗東坂路では4F51秒9-1F12秒4（馬なり）の好時計を記録。態勢は万全だ。

▽【アブレイズヒーロー】
父スクリーンヒーロー
母シャインパーミット
母父ファルブラヴ
（Text:Ito）

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