デアリングタクトがサウジ遠征を取り止め

デアリングタクト（牝6、栗東・杉山晴）がサウジアラビア遠征を取り止めることが明らかとなった。同馬を所有するノルマンディーオーナーズクラブのHPで本日8日に発表されたもの。

同馬は2020年に無敗で牝馬三冠を達成。右前肢の繋靱帯炎から復帰した昨年は宝塚記念3着、ジャパンCで4着に入るなどの活躍を見せた。2月25日（現地時間）にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されるネオムターフC（GIII、芝2100m）へ選出され、今年の初戦として出走を予定していたが、7日の調教後に歩様が少し乱れたことから同レースを辞退するとのこと。

既に滋賀県のチャンピオンヒルズへ放牧に出されており、春のレースに向けて再調整される見込み。

（Text:Nishimura）

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