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【今週の重賞】[共同通信杯]朝日杯FS3着のレイベレングを筆頭に春のクラシックを見据える好素材が集結

2月12日、東京競馬場で第57回・共同通信杯(GIII、芝1800m)が開催される。エフフォーリアをはじめ、クラシックウィナーを多数輩出する東の登竜門に今年も好素材が集結した。

レイベレング(牡3、美浦・鹿戸)はデビュー2戦目でいきなりGI・朝日杯FSに挑戦し3着と好走。中団から差し切った初戦と打って変わって好位5番手からレースを進めて最後まで踏ん張ったあたり、天性のレースセンスを感じさせる内容だった。父は14戦無敗のフランケル、いとこにGI・オペラ賞勝ち馬のウィーアーやGI・カドラン賞を制したコールザウインドなどがいる優秀な血統背景の持ち主。英国生まれの俊英はクラシックへの切符を掴めるか。

ファントムシーフ(牡3、栗東・西村)はホープフルS4着からの臨戦。その前走は初めてのトリッキーな中山コースに加え、スタートで後手を踏んだうえスローで流れる苦しい展開に。それでも直線ではしっかりと脚を使い、勝ち馬と0秒2差の4着まで押し上げた。新馬、野路菊Sを見ても直線の長いコースに替わるのは大歓迎。末脚の活きる舞台で再度見直したい。

ダノンザタイガー(牡3、美浦・国枝)は同コースで施行されたGII・東京スポーツ杯2歳Sの2着馬。直線の長いコースにこだわったローテーションが組まれており、前走後はホープフルSをスキップしここへ向けて調整されてきた。国枝師が悲願のダービー制覇に向けて期待を寄せる素質馬。伝統の重賞タイトルを手に入れ、春の主役に名乗りを上げたいところだ。

新馬を勝ったばかりのキャリア1戦組にも注目の馬が多数。なかでもタスティエーラ(牡3、美浦・堀)は東の名門・堀厩舎が送り出す素質馬。新種牡馬サトノクラウンの産駒、特に牡馬は瞬発力に難があることが多いのだが、タスティエーラが新馬戦でマークした上がり3F33秒5は優秀のひと言。2番手でピタリと折り合って直線でアッサリ抜け出したレースぶりを含めて、未知の魅力という点でメンバー屈指の存在だ。昨年のダノンベルーガに続き、堀厩舎のキャリア1戦馬がこのレースを制すシーンがあっても驚けない。

タッチウッド(牡3、栗東・武幸)も新馬勝ちからここへ挑む。その前走は逃げて上がり最速を記録し、2着馬に6馬身差をつける大楽勝。まさに力が違うという内容だった。内回りの阪神芝2000mから直線の長い東京芝1800mへのコース替わりがポイントになるだろうが、近親に活躍馬多数の血統背景からもチェックしておきたい1頭だ。

この他にも朝日杯FS4着のキョウエイブリッサ(牡3、美浦・武市)、未勝利、1勝クラスと連勝中のコレペティトール(牡3、栗東・中竹)、新潟2歳S2着のウインオーディン(牡3、美浦・鹿戸)など好メンバーが揃った今年の共同通信杯。春のクラシックを占ううえで要注目のレースになりそうだ。

(Text:Hiraishi)

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