【今日の出来事】横山武騎手がJRA通算100勝/坂井騎手もJRA通算100勝/岩田康騎手がJRA通算1600勝を達成/箕島騎手は左手関節捻挫、骨折疑い

【12月14日の出来事】
■中京競馬第1R・2歳未勝利でミツカネプリンス（牡2）が1着となり、同馬に騎乗していた横山武史騎手（20、美浦・鈴木伸）はJRA通算100勝を達成した。1723戦目での達成となり、現役騎手では94人目の記録。

同騎手は「3年以内に100勝することが目標で、それが自厩舎で達成できて嬉しいです。周囲の方々の支えと、自分なりに乗り方を工夫してきたことが結果につながったと思います。これからも、次のレースですぐに勝てるように、また、横山典弘騎手を超えられるように頑張りたいです」と、JRAを通じてコメントしている。

■阪神競馬第2R・2歳未勝利でスマートウィザード（牡2）が1着となり、同馬に騎乗していた坂井瑠星騎手（22、栗東・矢作）はJRA通算100勝を達成した。1615戦目での達成となり、現役騎手では95人目の記録。100勝のうち重賞は2019年京都大賞典（ドレッドノータス）、2019年フィリーズR（ノーワン）など3勝。

同騎手は「あと1勝というのは意識しており、今日達成できればと思っていましたが、最初のレースで決めることができて良かったです。良い馬にたくさん乗せていただき100勝を達成できたことは嬉しいですが、本当はもっと早く達成しなければならなかったと思います。今年重賞を3つ勝てたことは自信になりますが、平場でもより多く勝たなければいけないと思います。これからが本当の勝負となりますし、若手騎手全体で競馬界を盛り上げていけるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

■阪神競馬第9R・さざんか賞でヴァラークラウン（牝2）が1着となり、同馬に騎乗していた岩田康誠騎手（45、栗東・フリー）はJRA通算1600勝を達成した。1万3139戦目での達成となり、史上13人目、現役騎手では7人目の記録。1600勝のうち重賞は2012年ジャパンC（ジェンティルドンナ）、2012年日本ダービー（ディープブリランテ）など25のGI勝ちを含む95勝。

同騎手は「とても嬉しく、達成まで時間がかかってしまったこともあり1勝の重みをヒシヒシと感じています。1600勝を達成できたのは関係者の皆様のお蔭だと思います。息子も今年デビューして、どんどん上達していますが、負けないように自分自身も努力して頑張ります。今後も一戦一戦頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

■中京競馬第4R・障害未勝利でサンマルティン（セ7、美浦・国枝）が、2周目6号障害飛越着地時につまずいて騎手が落馬したため競走を中止した。同馬に騎乗していた箕島靖典騎手（37、美浦・フリー）は左手関節捻挫、骨折疑いと診断された。
（Text:Ito）

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