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【今週の重賞】[中山金杯]クレッシェンドラヴ 重賞連勝狙う[京都金杯]カテドラル 能力上位

■2020年1月5日、中山競馬場で中山金杯(GIII、芝2000m)が行われる。

クレッシェンドラヴ(牡6、美浦・林)は、小回りコース向きの機動力と一瞬の切れが身上。良績は福島、中山に集中しており、近3走は七夕賞2着、オールカマー5着、そして福島記念で待望の重賞初制覇を果たした。充実一途の感があり、ハンデは2キロ増の57キロとなるが連勝を意識して臨む一戦となる。中間は坂路とコースを併用して本数をじっくり消化。先週は軽く促されただけで絶好の反応を示しており、 ひと息入れられた影響は皆無だ。

マイネルサーパス(牡4、美浦・高木)は、夏のラジオNIKKEI杯で2着、11月のアンドロメダSで力強い勝ち方ができておりGIIIのハンデ戦なら力上位。前走の中日新聞杯は7着と案外だったが、大外16番枠から終始外を回らされた不利が痛かった。好材料と言える中山替わりでハンデは前走から据え置きなら、巻き返しは十分に可能だろう。中間の初時計だった先週のコース追いで上々の動きを見せた。高いレベルで安定。

ほか、昇級初戦の前走・チャレンジCが3着とメドを立てたブレステイキング(牡5、美浦・堀)、1年4カ月ぶりの前走で僅差2着に入ってみせた実力馬トリオンフ(セ6、栗東・須貝)、プリンシパルS勝ちにセントライト記念3着がある明け4歳馬ザダル(牡2、美浦・大竹)らも上位進出を狙う。

■2020年1月5日、京都競馬場で京都金杯(GIII、芝1600m)が行われる。

カテドラル(牡4、栗東・池添学)は、アーリントンCでクビ差2着、NHKマイルCで0秒1差の3着。前走のマイルCSでは、直線で狭くなる不利がありながらメンバー最速の末脚を繰り出し0秒5差6着に入った。追い込み一辺倒な脚質で、いわゆる“勝ち味に遅い”ところはあるが能力は間違いなく上位。ハンデ55キロは恵まれた感もあるしここで結果を出し、2020年はマイル戦戦のトップへ躍り出たいところだ。先週はウッドコースでオープン馬と併せられ、追走併入。態勢整っている。

ダイアトニック(牡5、栗東・安田隆)は、10月のスワンSで重賞初V。辛勝ではあったが外々を通りながら強豪モズアスコットをきっちり差し切った内容で地力強化ぶりを印象づけた。続くマイルCSはラストに弾け切れず10着。そこまで止まっていた印象はなく距離というよりはスワンSが休み明けでの好走で、その反動があったのかもしれない。改めてのマイル参戦で通用の姿を見せることができるか。先週の坂路調教は騎手騎乗で目一杯に追われるハードな内容。時計は4F52秒0と上々で、これが実質の最終追いだろう。順調だ。

ほか、デイリー杯2歳SやNZTで2着に入った実績があるメイショウショウブ(牝4、栗東・池添兼)、前走のリゲルSで久々に勝利した実力馬ストロングタイタン(牡7、栗東・池江)、前走阪神マイルの準オープン戦を逃げ切って快勝したモズダディー(牡5、栗東・藤岡)らも上位進出を狙う。

※馬の年齢は出走する2020年度時点のものを表記しています。

(Text:Nishimura)

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