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【今週の重賞】[根岸S]連覇狙うコパノキッキング 58キロは苦にしない[シルクロードS]ディアンドル 重賞勝ちの舞台で逆襲

■2月2日、東京競馬場で根岸S(GIII、ダ1400m)が行われる。

コパノキッキング(セ5、栗東・村山)は、昨年このレースをO.マーフィー騎手の手綱で勝利。その後フェブラリーS5着、JBCスプリント僅差2着、そして前走カペラSを連覇とこの1年でさらに地力を増した感がある。連覇が懸かる今回は昨年の56キロからプラス2キロの58キロでの出走となるが、前走でその斤量は克服済みだ。以前は追い込み、逃げと戦法が極端なイメージはあったが前走で好位に控える競馬ができていたのには好感。昨年と同じマーフィー騎手を鞍上に連覇を狙う。前走時にある程度仕上がっており、この中間は馬なりオンリーの調整。時計に派手さはないが、終いの反応は上々で仕上がり順調と言える。

ミッキーワイルド(牡5、栗東・安田隆)は、オープン昇級初戦だったプロキオンSで2着、前走の東京千四・霜月Sで勝利。勝ち切れない時期もあったが、昨年後半から終いの脚に一段と迫力が増し重賞獲りを意識できるところまで来た。左回りの1400m戦は最適条件だし、前走が4カ月ぶりだったように間隔があるのも苦にしない。勝ち負けの競馬になる。2週前の坂路調教では自己ベストにコンマ1秒まで迫る猛時計を出し、デムーロ騎手が跨った先週も好時計をマークした。ほぼ万全の状態。

ほか、昨年のユニコーンSを制しており距離短縮なら巻き返しがありそうなワイドファラオ(牡4、栗東・角居)、今回が初ダートとなる安田記念馬モズアスコット(牡6、栗東・矢作)、近3走で4着、3着、1着と復調気配著しいダノンフェイス(牡7、栗東・大久保)らも上位進出を狙う。

■2月2日、京都競馬場でシルクロードS(GIII、芝1200m)が行われる。

ディアンドル(牝4、栗東・奥村豊)は昨年5月、5連勝で京都千二の重賞・葵Sを勝利。初の古馬相手だった夏の北九州記念で2着に入っており短距離戦線の中心となる資格十分の素質馬だ。初のGI挑戦だったスプリンターズSはさすがに一線級が集ったレースの流れに戸惑って凡走に終わったが、相手がずいぶん楽になり重賞勝ちがある舞台に戻れば巻き返しがあっていい。ハンデ55キロで北九州記念からは3キロ増となるものの、葵Sでは55キロで勝っているし割り引く必要はないだろう。帰厩後の馬なりオンリーの調整だが、この馬はこれで調子が上がっていくタイプ。池添騎手が跨った先週の坂路追いでは絶品の切れを披露しており、いい状態に仕上がりつつある。

ほか、スプリンターズSで2着の実績があるモズスーパーフレア(牝5、栗東・音無)、葵S3着、オパールS勝ちなどこの条件で崩れないアウィルアウェイ(牝4、栗東・高野)、オパールS3着、京阪杯3着などこちらもこの条件で好走続けるカラクレナイ(牝6、栗東・松下武)、7カ月ぶりで仕上がりが焦点となるが実績と京都相性申し分ないレッドアンシェル(牡6、栗東・庄野)らにも注目だ。
(Text:Nishimura)

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