【地方競馬トピックス】明日、浦和で浦和桜花賞の前哨戦・ユングフラウ賞　レース発走は16時15分

2月19日、浦和競馬場でユングフラウ賞（SII、ダ1400m）が開催される。発走は16時15分。

枠順は以下の通り。

1枠1番 アクアリーブル　　 （牝3、船橋・佐藤賢） 山本聡

2枠2番 スティローザ　　　 （牝3、船橋・矢野義） 吉原寛

3枠3番 レイチェルウーズ　 （牝3、船橋・林正） 本田重

4枠4番 コーラルツッキー　 （牝3、川崎・山崎裕） 山崎誠

5枠5番 ボンボンショコラ　 （牝3、浦和・小久保智） 左海誠
5枠6番 ハセノワールド　　 （牝3、船橋・張田京） 張田昂

6枠7番 アンジュエトワール （牝3、浦和・小久保智） 保園翔
6枠8番 エンジェルパイロ　 （牝3、大井・森下淳） 矢野貴

7枠9番 テーオーブルベリー （牝3、大井・中道啓） 森泰斗
7枠10番 ポピュラーソング　（牝3、船橋・新井清） 笹川翼

8枠11番 チェリーブリーズ　（牝3、大井・久保隆） 藤本現
8枠12番 レイズアストーム　（牝3、浦和・小澤宏） M.ミシェル

レイチェルウーズ（牝3、船橋・林正）は、4連勝でSI・東京2歳優駿牝馬を制覇。全てのレースで他馬を寄せ付けない内容で、前走にしても前2頭が残りそうななか外から一気に交わし3馬身半差つける完勝だった。今回は初の浦和に替わるが、テンの速さ、終いの瞬発力ともに優れるタイプであっさり克服可能だろう。死角らしい死角は見当たらず5連勝が濃厚。

コーラルツッキー（牝3、川崎・山崎裕）は、ダートグレード競走・エーデルワイス賞の勝ち馬で今回が転入2戦目。前走・東京2歳優駿牝馬は7着に敗れたが、外々を回る展開が応えた印象。実績最上位の存在だけに前走だけでは見限れないところ。

ボンボンショコラ（牝3、浦和・小久保智）は、JRAの新馬を快勝し、牡馬相手のオキザリス賞で5着に好走。メイショウテンスイ、ダイメイコリーダ、オヌシナニモノなど粒揃いの相手に健闘した点は評価できるだろう。この2戦だけでJRAの登録を抹消し、小久保厩舎へ移籍となったが、目標がユングフラウ賞と浦和桜花賞であることは明白。二の脚の速いタイプで浦和コースはぴったりな印象だ。

アンジュエトワール（牝3、浦和・小久保智）は、デビュー3連勝で重賞に駒を進めてきた素質馬。ただし、前走の2、3着馬をモノサシにすれば、ここは相手が数段強くなりそうな印象。試金石のレースとなる。

エンジェルパイロ（牝3、大井・森下淳）は、前走・桃花賞において4角で勝ち馬を潰しに行く積極策を展開。結局、勝ち馬には突き放されてしまったが、前走の経験がここに活きてくるはず。成績を思えば距離短縮はプラス要素だ。

テーオーブルベリー（牝3、大井・中道啓）は、ここまで門別、園田、笠松、大井と4つの競馬場を経験。条件が異なるなか結果を残しており精神的にタフな馬だ。ハナを切った前走は番手につけた馬を直線で突き放す勝ちパターンだったが、勝ったレイチェルウーズの強さを褒めるしかないだろう。レイチェルウーズは別にして引き続き上位争いが可能な1頭だ。
（Text:Ito）

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