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【今週の重賞】[弥生賞]ワーケア 能力は世代上位[チューリップ賞]2歳女王レシステンシアが始動[オーシャンS]タワーオブロンドン 久々は苦にしない

■3月8日、中山競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる皐月賞トライアル・弥生賞ディープインパクト記念(GII、芝2000m)が行われる。

ワーケア(牡3、美浦・手塚)は、4カ月ぶりだったアイビーSを危なげなく勝利。前走のホープフルSは3着だったがスタート直後に挟まれる不利が最後まで祟った。直線での伸びは1、2着馬と遜色ないものがあり、ポテンシャルは世代上位クラスと見ていいだろう。走りやすい頭数に収まり、中山二千は2戦目で慣れも見込める。勝ち負けに期待。中間の稽古ではやや終いに伸び切れていない印象もあるが、先週はテンから出され好時計をマークした。このひと追いの効果でグンと良くなってくるはず。

サトノフラッグ(牡3、美浦・国枝)は、デビュー戦こそ競馬がわかっていない感じで6着に沈んだものの未勝利戦、1勝クラスと連続圧勝。とくに11月東京二千の未勝利戦は出遅れがあり、抜け出してからはフワフワ走りながら2歳レコード更新の走りだった。GIIでも即通用の器だろう。年明けからこのレースを目標に入念過ぎるほどの攻めをこなしている。先週は古馬2勝クラスをアオりにアオり追走先着。文句なしの仕上がりだ。

ほか、札幌2歳Sを制したブラックホール(牡3、美浦・相沢)、芙蓉Sを勝ちホープフルSでは5着だったオーソリティ(牡3、美浦・木村)らも上位進出を狙う。

■3月7日、阪神競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる桜花賞トライアル・チューリップ賞(GII、芝1600m)が行われる。

レシステンシア(牝3、栗東・松下)は新馬戦、ファンタジーSと無敗2連勝というステップで昨年の阪神JFに挑むと、前半5Fを57秒5のペースで逃げ、ラスト3Fはメンバー最速の35秒2でまとめた。他馬にとってはお手上げと言える圧巻の逃げ切り勝ち。勝ち時計1分32秒7はレコード更新のオマケ付き、馬場の違いがあったにせよ翌週の朝日杯より速い時計だった。文句なしの現3歳牝馬最強馬が、ここから始動する。先を見据えているためさすがにキンキンの仕上げではないが、先週はしっかり追われて坂路でラスト1F11秒8の切れを披露。問題なく力を出せそうな雰囲気にある。

ほか、サウジアラビアRCが2着、阪神JFで3着と戦歴濃いクラヴァシュドール(牝3、栗東・中内田)、阪神JFで2着だったマルターズディオサ(牝3、美浦・手塚)、フェアリーSを制したスマイルカナ(牝3、美浦・高橋祥)らにも注目だ。

■3月7日、中山競馬場でオーシャンS(GIII、芝1200m)が行われる。

タワーオブロンドン(牡5、美浦・藤沢和)は、昨年9月にセントウルSでレコード勝ちを収めると、スプリンターズSでは勝ちパターンかと思えた逃げ馬をねじ伏せ勝ち切った。スプリント路線に舵を切ってしばらくは歯がゆい面もあったが、この2戦を見ればもう押しも押されもせぬトップランナーと言える。本格化を遂げたいまなら58キロも克服可能だろう。4カ月ぶりのアーリントンC勝ちや、3カ月ぶりの京王杯SC勝ちなど久々をまったく苦にしない馬。ここまでの攻めは至極順調で、勝ち負けを意識できる態勢にありそうだ。

ほか、GI獲りへここで結果を残しておきたいスプリント重賞3勝馬ダノンスマッシュ(牡5、栗東・安田隆)、このレースで3年続けて2着に入っているナックビーナス(牝7、美浦・杉浦)らにも注目だ。

(Text:Nishimura)

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