【今週の新馬戦・注目馬】3歳新馬戦は今週でラスト　ラプタスの半弟など良血馬がデビュー

■3月21日の中山競馬場第6R・メイクデビュー中山（新馬、ダ1800m）では黒船賞勝ちラプタス、神戸新聞杯2着など重賞で2着4回マジェスティハーツの半弟プレシオーソ（牡3、栗東・清水久）が、北村宏騎手を背にデビュー戦に臨む。2月中旬に栗東へ入厩すると坂路、Wで時計を重ね、2週前、1週前はWで好時計を記録。体重の軽い騎手騎乗とはいえ、鋭い末脚を披露していた。今週も坂路を軽やかに駆けあがっており、好態勢でデビュー戦に挑めそうだ。

同レースでは宝塚記念などGI2勝マリアライト、チャンピオンズCなどGI級2勝クリソベリル、JDDなど重賞6勝クリソライトのおいラストマン（牡3、美浦・戸田）もL.ヒューイットソン騎手を背にデビューを迎える。伯父にジャパンCダート勝ちのアロンダイトもいる血統だけに砂適性は極めて高そうだ。派手な時計こそ出ていないが、美浦Wできっちり負荷をかけられている状況で態勢は上々。

▽【プレシオーソ】
父ブラックタイド
母エアラホーヤ
母父ボストンハーバー

▽【ラストマン】
父ゴールドアリュール
母プラセンティア
母父トワイニング

■3月20日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神（新馬、ダ1800m）ではNHKマイルC勝ちピンクカメオの孫スコーレ（牡3、栗東・池江）が、和田騎手を背にデビュー戦に挑む。ピンクカメオ以外にも近親にはスプリンターズSなどGI2勝のブラックホーク、BCターフスプリントなどGI3勝のオブヴィアスリーら活躍馬が多数。調教ではまだ重めな印象があったが、ヴェルトライゼンデ、アイスバブル、シロニイらと互角以上に動いており能力、根性とも非凡なものがありそう。

同レースではオークスなどGI2勝トールポピー、秋華賞勝ちアヴェンチュラ、共同通信杯など重賞3勝フサイチホウオーのおいヴェラアズール（牡3、栗東・渡辺）も福永騎手を背にデビューを迎える。先週、今週とびっしり負荷をかけられ、追われるごとに動きが素軽くなった印象を受ける。

▽【スコーレ】
父キングカメハメハ
母ブルーロータス
母父ディープインパクト

▽【ヴェラアズール】
父エイシンフラッシュ
母ヴェラブランカ
母父クロフネ
（Text:Ito）

▽【関連リンク】
■【競馬サロン】フェブラリーS週より新主宰者登場！

■【競馬サロン】申込ページにうまく遷移しない場合はこちら
■【Weekly POG2019⇒2020】キャリーオーバー発生中！

■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ