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【今週の重賞】[ダイヤモンドS]充実一途の4歳馬・ミクソロジーが4連勝での重賞初タイトルを狙う

2月18日、東京競馬場で第73回・ダイヤモンドS(GIII、芝3400m)が開催される。年1回、このレースだけで使用される芝3400mを舞台にステイヤーがしのぎを削る名物レース。今年は16頭が登録している。

ミクソロジー(牡4、栗東・辻野)は格上挑戦となった前走の万葉Sで2馬身差のレコード勝ちを収め、連勝を3に伸ばした。母スターエンジェルの全兄にJBCスプリントを制したスターリングローズがいる血統背景のせいか、デビュー当初はマイル付近をメインで使われていたのだが、距離を延ばし始めてから成績が向上。2200m以上のレースでは3戦して3勝という成績が物語るように、長丁場でこそ良さが出るタイプのようだ。となればダイヤモンドSの3400mも望むところ。ここを制して長距離戦線の新たな主役に名乗りを上げたい。

トーセンカンビーナ(牡7、美浦・加藤征)は昨年の3着馬。今回は天皇賞・春以来、約9か月半ぶりの実戦となる。かつてはGIでも掲示板に載った実績があるように、地力だけ見ればこのメンバーなら十分に上位級。当日の仕上がり次第になるが、ベテランの一発があっても不思議はない。

シルブロン(牡5、美浦・稲垣)は豪GI・コーフィールドCを制したメールドグラースの半弟。昨年3月までは1勝クラスでも掲示板に載れないような馬だったのだが、そこを突破すると一気に上昇気流に。そこから1年と経たないうちにOPクラスまで昇級を決めた。突如としての覚醒は6連勝でGI制覇を決めた兄に通ずるところがある。目下の勢いを活かして重賞初勝利なるか。

ウインキートス(牝6、美浦・宗像)は当初中山金杯が引退レースとアナウンスされていたが、レース後にそれを撤回。再び重賞の舞台に帰ってきた。牝馬ながらスタミナ自慢の同馬。目黒記念1着、オールカマー3着の実績はメンバー最上位と呼べるもの。今度こそ自分の走りで納得のいく結果を掴み取りたい。

スタッドリー(牡5、栗東・奥村豊)はAJCC6着からの臨戦。初めての重賞挑戦ながら勝ち馬との着差は0秒5差であり、このクラスでもやれるメドが立った一戦と言えるだろう。いとこに年度代表馬イクイノックスがいる良血馬。鞍上に“マジックマン”J.モレイラ騎手を迎え、重賞初勝利を目指す。

この他にも昨年のこのレースで1番人気に支持されたレクセランス(牡6、栗東・池添学)、2月末で勇退する池添兼雄調教師が送り出すメイショウテンゲン(牡7、栗東・池添兼)、昨年3月のドバイ遠征以来の実戦となるヴェローチェオロ(牡5、栗東・須貝)など、今年も混戦ムードが漂うダイヤモンドS。2月のマラソンレースを制すのはいったいどの馬になるだろうか。

(Text:Hiraishi)

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