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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2018年12月09日(日)

香港ヴァーズ(GI)芝2400m

  • 【レース格】★★★
  • 【総賞金】2000万香港ドル
  • 【開催競馬場】シャティン
  • 【勝馬】エグザルタント
  • 【騎手】Z.パートン
  • 【トレーナー】A.クルーズ
見解

【結果詳報】
現地時間9日、香港のシャティン競馬場で行われた芝2400mのGI香港ヴァーズは、Z.パートン騎手が騎乗した6番人気のExultant (エグザルタント)が2番手追走から抜け出すと、後方から追い込んできたリスグラシューとの競り合いを制して優勝。世界の強豪が集った一戦で、自身初のGI制覇を成し遂げた。

日本からは、エリザベス女王杯で1、2着を分け合ったリスグラシューとクロコスミアが参戦した今年の香港ヴァーズ。国内で行われた馬券発売では、凱旋門賞4着のWaldgeist(ヴァルトガイスト)が単勝2.6倍で1番人気に。リスグラシューが単勝4.5倍の2番人気で続き、春のGIクイーンエリザベス2世Cを快勝したPakistan Star(パキスタンスター)が、単勝6.0倍の3番人気となった。


レースは、最内枠に入ったクロコスミアがスタートを決めると、そのままハナへ。エグザルタントがその外の2番手につけ、Ruthven(リヴン)、パキスタンスター、Eziyra(エジーラ)が3番手グループを進む。一方、上位人気馬はというとヴァルトガイストが中団の内、リスグラシューは後方3番手からの競馬になった。1周目のスタンド前を通過して1コーナーに入る頃には隊列が決まり、レースは向こう正面に入る。その後も各馬の位置取りに大きな変化はなく、ゆったりとしたペースで逃げるクロコスミアは、1馬身ほどのリードを保ったまま3コーナーに入ったが、残り800mを切った辺りから後続勢が徐々に進出を開始。捲り気味に上がっていくSalouen(サルウィン)やRostropovich(ロストロポーヴィチ)に連れてリスグラシューも中団までポジションを上げ、4コーナーをカーブした。

そして最後の直線、内ラチ沿いで粘るクロコスミアをかわして先頭に立ったエグザルタントに、外からリスグラシューが襲い掛かる。その後ろでは、エジーラやパキスタンスターも脚を伸ばすが、前に迫るだけの勢いはなく、勝負は2頭の争いに。一旦はリスグラシューが前に出たようにも見えたが、ゴール前でエグザルタントが盛り返して再び前に出ると、最後は追いすがるリスグラシューをクビ差抑えてゴールに入った。なお、勝ち馬から2馬身3/4差の3着はエジーラで、4着は後方から追い込んだEagle Way(イーグルウェイ)。上位人気に支持されたヴァルトガイストとパキスタンスターは、それぞれ5、6着に敗れている。

勝ったエグザルタントは、父Teofilo、母Contrary(母の父Mark Of Esteem)という血統の4歳セン馬。アイルランドからの移籍馬で、アイルランド時代にはアイリッシュコレスポンデントという名で競走生活を送って4戦2勝。デビュー2連勝で挑んだGI愛2000ギニーでは3着に入った。昨秋に移籍した香港では、移籍後3度目の出走となった昨年12月のハンデ戦で当地での初勝利をマークしており、年が明けて迎えた4歳クラシックシリーズの3戦でも4、2、3着と好走。5月のGIIIクイーンズマザーメモリアルCで重賞初制覇を果たすと、続くGIチャンピオンズ&チャターCではパキスタンスターの2着に入っている。9月に始まった今シーズンは、ここまで3戦して未勝利だったが、距離が延びるにつれて着順を上げており、前走のGIIジョッキークラブCでは2着に入っていた。通算成績は18戦6勝。

【展望】
香港ヴァーズは香港、シャティン競馬場で行われる芝2400mのGI戦。「香港国際競走」にて施行される4つのGI競走のうちの1つで、香港のシーズン上半期における長距離路線のチャンピオン決定戦にあたるが、この距離の競走が少ない香港には有力馬が多くなく、例年海外からの参戦馬が上位争いを演じている。

香港ヴァーズの前身である香港国際ヴァーズが創設されたのは1994年。現在4レースある香港国際競走の中では、1988年の香港C(当時は香港招待C)、1991年の香港マイル(当時は香港招待ボウル)に続く3番目の競走として誕生しており、第1回のレースには日本からエイシンテネシーが参戦(4着)した。

その後、1996年に国際GIIの格付けを得た香港国際ヴァーズは、1999年に香港ヴァーズへ名称を変更、翌2000年には国際GIに格上げされている。なお、施行距離については創設時から一貫して芝2400mのままである。

日本調教馬はこれまで、前述したエイシンテネシーを皮切りに延べ20頭が挑戦して2勝。2001年にはこのレースがラストランだったステイゴールドが自身初のG1制覇を果たしたほか、2016年のサトノクラウンは、前年の覇者で翌2017年のこのレースでも勝利するハイランドリールを差し切って初のタイトルを手にした。また、この2頭以外にもシックスセンス(2006年2着)、ジャガーメイル(2008年3着、2012年2着)、トーセンバジル(2017年3着)の3頭が上位争いを演じている。

一方、海外勢に目を向けてみると、前述のハイランドリール以外にもフリントシャーやドゥーナデン、ウィジャボードなど、世界の名だたるG1を制してきた馬たちが歴代優勝馬として名を連ねるほか、地元の香港勢もジャパンCで2着に入った実績のあるインディジェナスとドミナントが優勝している。

さて、ここからは出走予定馬の紹介に移りたい。今年の香港ヴァーズには、日本から挑むリスグラシューとクロコスミアなど10頭の海外馬が出走するが、層の厚さという点に関して言えば近年屈指と言えるだろう。日本の2頭からしてみると、簡単なレースにはならないはずだ。

そんな今年の香港ヴァーズにおいて最も有力視されているのは、フランスのWaldgeist(ヴァルトガイスト)である。今年、9月のGIIフォワ賞まで重賞4連勝を飾っていた同馬。その後の凱旋門賞とBCターフはそれぞれ4着、5着に敗れたが、エネイブルなど一流馬が揃ったGIでも大崩れすることはなかった。今回は初めての香港遠征になるが、管理するA.ファーブル調教師はここ数年、フリントシャー(2014年1着、2015年2着)やタリスマニック(2017年2着)で好成績を収めているように、このレースを得意としている。前2走に比べて相手が楽になることも考えると、ここは首位争いを期待されて当然か。力を発揮できる状態にあれば、確実に伸びてきそうである。

欧州勢でヴァルトガイストに次ぐ実績を持つのは、今年の愛ダービー馬Latrobe(ラトローブ)。同レースで日本生まれのディープインパクト産駒サクソンウォリアーを破ったほか、ジャパンCにも追加登録を行ったことから日本のファンにもその名は広がったが、愛ダービー以降は3戦して勝ちがない。近2走に関しては、GIでともに2着に好走しているとはいえ、相手を考えると内容には不満が残るだけに、不安も少なくない。

愛ダービーでラトローブの2着だったRostropovich(ロストロポーヴィチ)は、ここ2走続けてオーストラリアで走っており、コックスプレートとメルボルンCでそれぞれ5着に入った。いずれも勝ち馬には離されたが、一線級の馬が揃っていたことを思うと中身は濃い。マイペースで行ければしぶといタイプで展開次第では、と思わせるところがある。

上記の2頭と同じアイルランド調教馬であるEziyra(エジーラ)は、前走のBCフィリー&メアターフでは6着に敗れたものの、それまでは11戦して4着以下なし。今年は2つの重賞を制しているほか、3走前のGIヨークシャーオークスでは凱旋門賞2着のシーオブクラスやキングジョージ6世&クイーンエリザベスSの3着馬コロネットを相手に3着と頑張った。後方からレースを進める馬であることから、展開面に左右される可能性はあるが、堅実な末脚はここでも魅力だ。JRA移籍前には主戦騎手契約を結んでいたアガカーン殿下の所有馬ということで、今回鞍上を務めるC.ルメール騎手には心に期するものがあるだろう。

そのほか、欧州勢では凱旋門賞6着以来のレースになるSalouen(サルウィン)やメルボルンCの3着馬Prince Of Arran(プリンスオブアラン)、R.ムーア騎手が手綱をとる良血馬Mirage Dancer(ミラージュダンサー)あたりが有力で、上記に挙げた馬たちや地元勢、日本勢と上位を争うことになりそうだ。

一方、迎え撃つ地元の大将格はPakistan Star(パキスタンスター)。今春のGIクイーンエリザベス2世Cでは、日本から挑んだネオリアリズムらを寄せ付けず3馬身差の快勝を収めており、続くGIチャンピオンズ&チャターCでも初の2400mを難なくクリアしてGI連勝を果たした。新シーズンに入った秋以降の3戦は良いところがないものの、本番での一変は十分にあり得る。気性的に難しいところがある馬だけに、クイーンエリザベス2世Cで勝利に導いたW.ビュイック騎手に手綱が戻る点も好材料だろう。

また、チャンピオンズ&チャターCの2着馬Exultant (エグザルタント)は、同じ2400mのGIIIクイーンズマザーメモリアルCを6馬身差で圧勝しているほか、香港移籍後は2000m以上のレースで6戦して2勝、2着3回、3着1回という成績を残す。前走のGIIジョッキークラブCで2着に入るなど、使われながら徐々に調子を上げている印象で、本番には万全の状態で臨んできそうだ。

地元勢では最後の1頭になるEagle Way(イーグルウェイ)は昨年の4着馬。前哨戦のジョッキークラブCを後方2番手から追い込んでレコードタイムで制しているが、これは前がハイペースで飛ばしたためで、展開がハマった感が強い。パキスタンスターに4馬身半、エグザルタントに2馬身3/4差をつけられた春のチャンピオンズ&チャターCの結果を踏まえると、あくまでも展開次第といったところか。

最後に日本の2頭について。リスグラシューは5着に敗れたオークス以来、クロコスミアは自身初となる2400mがカギになりそうだが、力量的には通用しておかしくない。特にリスグラシューに関しては、悲願の初GI制覇を果たした前走に続いてJ.モレイラ騎手が騎乗するということで、大いに期待したいところである。

※記載している出走予定馬については12月7日(午後0時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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