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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2018年10月20日(土)

チャンピオンS(GI)芝9F212y

  • 【レース格】★★★★
  • 【総賞金】130万ポンド
  • 【開催競馬場】アスコット
  • 【勝馬】クラックスマン
  • 【騎手】L.デットーリ
  • 【トレーナー】J.ゴスデン
見解

【結果詳報】
現地時間10月20日、イギリスのアスコット競馬場で行われた芝9F212ヤードのGI・チャンピオンSは、1番人気に支持されたランフランコ・デットーリ騎手騎乗のクラックスマン(Cracksman)が後続に6馬身差をつけて圧勝。前年に続く連覇を果たし、見事に有終の美を飾った。

今年のヨーロッパ中距離路線の締め括りとなったこのレース。3頭のGI馬に加えて、今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで差のない2着に入ったクリスタルオーシャン(Crystal Ocean)なども揃ったが、人気はクラックスマンが2倍を切るオッズで1番人気に。クリスタルオーシャンとGI戦2勝のカプリ(Capri)がそれに続き、クラックスマンの僚馬Monarchs Glen(モナークスグレン)が4番人気に支持された。

レースは、モナークスグレンなどがやや遅れ気味のスタートになったものの、それほど大きなロスにはならず、一団のまま最初のコーナーへ。先頭には、クラックスマン陣営のペースメーカーであるMaverick Wave(マーベリックウェーブ)が立ち、その直後にはカプリがつける。さらに、そこから1馬身ほど離れた3番手の内にクリスタルオーシャン、初めてブリンカーを装着したクラックスマンがその外を進み、後方にはVerbal Dexterity(ヴァーバルデクステリティ)、Rhododendron(ロードデンドロン)、Subway Dancer(サブウェイダンサー)といった伏兵勢。モナークスグレンが最後方からの競馬になった。

その後、道中でモナークスグレンがポジションを5番手まで上げたものの、そのほかの各馬の位置取りに大きな変わりはなく、レースは最終コーナーへ。一足先にカプリの鞍上であるR.ムーア騎手の手が動き始める中、依然として楽な手応えで直後を追走していたクラックスマンだったが、ここで一気に進出を開始。デットーリ騎手のアクションに応えて、あっという間に前に取り付くと、直線入口で早くも先頭に立ち後続との差を広げ始める。一方、その後方では、内を突いたクリスタルオーシャンが2番手に浮上。カプリも必死の粘りを見せるが、最後方に控えていたサブウェイダンサーも大外から伸びてくる。

しかし、こうした争いを尻目にクラックスマンは独走態勢に。昨年のレースを再現するかのように後続を突き離すと、残り1/2ハロンのハロン棒を過ぎたあたりでデットーリ騎手は大きくガッツポーズ。ゴール前でも再度右手を高々と挙げる余裕のレース内容で、クラックスマンがゴール板を駆け抜けた。

2着は内で粘ったクリスタルオーシャン。追い込んだサブウェイダンサーが、ブービー人気の低評価を覆して3着に入った。また、上位人気馬はカプリが4着、モナークスグレンが7着という結果に終わっている。

勝ったクラックスマンは、父Frankel、母Rhadegunda(母の父Pivotal)という血統の4歳牡馬。昨年のこのレースを制した後、今年は初戦のGI・ガネー賞を快勝したものの、続くGI・コロネーションCでは格下相手に大苦戦、GI・プリンスオブウェールズSではポエッツワードに屈して2着に敗れた。以降、不向きな馬場状態ということもあって大レースへの出走を見送っており、今回は約4カ月ぶりのレースだったが、懸念された精神面の問題も露呈せず、しっかりと有終の美を飾ってみせた。なお、今後は種牡馬になる予定だが、現時点で詳細は明らかになっていない。通算成績は11戦8勝。
【展望】
現地時間10月20日、イギリスのアスコット競馬場では芝9F212ヤードのGI・チャンピオンSが行われる。

ヨーロッパの平地シーズンにおいて、最後のビッグイベントとも言えるブリティッシュチャンピオンズデー。このチャンピオンSのほかにも、マイルのGI・クイーンエリザベス2世Sや牝馬のブリティッシュチャンピオンズフィリーズ&メアズS、ブリティッシュチャンピオンズスプリントSなど、4つのGIを含む5重賞が同日に開催される。

チャンピオンSが創設されたのは1877年のことで、当時はニューマーケット競馬場の10F戦、それも直線のレースという、日本では見られない競走として行われた。第2次世界大戦の影響を受けた際には、休止になったこともあるものの、2010年まで舞台、距離に変更はない。しかし2011年、イギリスの主要競走を対象としたポイントシリーズである“ブリティッシュチャンピオンズシリーズ”が始まり、その最終戦がアスコット競馬場を舞台としたブリティッシュチャンピオンズデーになると、ミドルディスタンスのカテゴリーにおける最終戦だったチャンピオンSは、2歳牝馬のGI・フィリーズマイルと入れ替わる形で、舞台をアスコット競馬場に移した。なお、これによってチャンピオンSは、かつての直線競馬ではなく、周回コースでのレースになっている。また、距離に関しては、当初は10Fという表記がなされていたが、2017年に行われた英国競馬統轄機構(BHA)などによる再計測の結果、芝9F212ヤードだったことが判明し、変更されている。

日本調教馬については、これまでこのレースに出走したことはない。ただ、日本競馬との関わりで言えば、ソウルスターリングやモズアスコットの父であるフランケルをはじめ、種牡馬として輸入されたジャパンCの勝ち馬ピルサドスキーやストーミングホーム、デビッドジュニアなどがいる。

次に、レースが行われるアスコット競馬場についてだが、競馬場があるのはロンドンから西南西に35kmほどのところ。近くにはエリザベス女王の公邸のひとつであるウインザー城がある。競馬場が造られたのは1711年で、前述のアン女王が、ウインザー城付近で馬を全力疾走させることができる荒野を見つけたことをきっかけに建設された。

コースは右回りで正三角形に近い1周約2800mの周回コースのほかに、最終コーナーの奥に伸びる直線コースがある。このうちチャンピオンSは周回コースを使って行われ、スタート地点は、最初のコーナーと“スウィンリーボトム”と呼ばれる、三角形の頂点部分の間に設けられる。コーナーが4つある一般的な競馬場に比べ、アスコット競馬場は各コーナーがタイトであることからロスなく回れる内枠が有利だが、少頭数でのレースになることが多いことを考えると、内外に大きな差はなさそうだ。

さて、ここからは出走予定馬の紹介に移りたい。今年のチャンピオンSには、3頭のGI馬を含めた全8頭が出走するが、中でも注目は、昨年の覇者でこれが引退レースになるクラックスマン(Cracksman)だろう。3歳だった昨年、シーズン前半こそ英ダービー3着、愛ダービー2着と勝ち切れなかったクラックスマンだが、シーズン後半に重賞3連勝を果たし、この英チャンピオンS(アスコット、GI、芝9F212yd)でも優勝。2着のポエッツワードに7馬身差をつける圧勝で初のGI制覇を飾り、欧州競馬の年度代表表彰であるカルティエ賞では最優秀3歳牡馬にも選出された。そして迎えた今年は、シーズン初戦のガネー賞(パリロンシャン、GI、芝2100m)を快勝すると、僅差ではあったがコロネーションC(エプソム、GI、芝12F6yd)も制し、GI戦を3連勝。一時は戦線を離脱した僚馬エネイブルに代わって凱旋門賞の最有力候補とも言われた。だが、次走のプリンスオブウェールズSでポエッツワードの差し脚に屈して2着に敗れると、その後は不向きな硬い馬場でのレースが続いたこともあって、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(以下、キングジョージ)や凱旋門賞といったビッグレースを回避している。そのため、今回は6月下旬以来の出走となり、ぶっつけでラストランに臨むことになるが、これが最後ということで陣営も抜かりなく仕上げてくるはず。前走時の敗因として挙げられたメンタル面への不安は残るものの、状態そのものに関しては心配なさそうだ。僚馬で現在GIを3連勝中のロアリングライオンが、同じ日に行われるマイルのGI・クイーンエリザベス2世Sに回った点もクラックスマンにとってはプラス。有終の美を飾る舞台は整ったと見て良さそうだ。

そのクラックスマンの最大のライバルは、キングジョージで僅差の2着だったクリスタルオーシャン(Crystal Ocean)か。前走のGIII・セプテンバーSでは休み明けだったエネイブルに直線で突き放されて2着に敗れたが、自身初となるオールウェザーでのレースで、ライバルより約3.5kg重い斤量を背負っていたことを考えれば、悲観するような内容ではなかった。その後、凱旋門賞への追加登録を見送り、このレースに照準を定めてきたことを考えると好勝負を期待したいところだが、気になるのは距離。やはりベストは12Fという印象があるだけに、距離短縮がカギになりそうである。10F戦では今季初戦だったGIII・ゴードンリチャーズS(サンダウン、芝9F209yd)をはじめ、過去2戦2勝という成績を残しているものの、当時とは相手が違う。スピード勝負に対応できなければクラックスマンを脅かすことはできないだろう。

2頭出しとなるエイダン・オブライエン厩舎の中心は凱旋門賞5着のカプリ(Capri)。直線でいったんは先頭に立つなど、ひと叩きされた前走では見せ場十分のレースを披露した。ただ、こちらもGI・愛ダービー(カラ、芝12F)やGI・英セントレジャー(ドンカスター、芝14F115yd)勝ちの実績があるように、良績を残しているのは長めの距離であり、10FではGIII・アレッジドS(ネース、芝10F)勝ちがある程度。2歳時にはマイルの重賞も勝っているが、スピード勝負に対する不安は少なからずある。

もう1頭のロードデンドロン(Rhododendron)は、今年GI・ロッキンジS(ニューベリー、芝8F)の優勝馬。マイル戦の同レースに加えて、10FでもGI・オペラ賞(シャンティイ、芝2000m)を勝っているが、ロッキンジS以降は下位に沈んでいる。連覇を狙った前走のオペラ賞でも見せ場なく12着に大敗しており、ここでも大きな期待はできそうにない。

それ以外では、クラックスマンと同じJ.ゴスデン調教師の管理馬で、今春のドバイターフにも出走していたモナークスグレン(Monarchs Glen)、昨年のGI・レーシングポストTの4着馬で休み明け3走目のヴァーバルデクステリティ(Verbal Dexterity)といった伏兵などもいるが、いずれも上位勢を脅かすほどの存在ではなさそうだ。

※記載している出走予定馬については10月19日(午後1時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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