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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2018年05月13日(日)

仏2000ギニー(GI)芝1600m

  • 【レース格】★★★
  • 【総賞金】60万ユーロ
  • 【開催競馬場】パリロンシャン
  • 【勝馬】オルメド
  • 【騎手】C.デムーロ
  • 【トレーナー】JC.ルジェ
見解

【結果詳報】
現地時間13日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われた芝1600mのGI・仏2000ギニーは、2番人気に支持されたオルメド(Olmedo)がゴール前の混戦を制してGI初制覇。騎乗したクリスチャン・デムーロ騎手と管理するジャン=クロード・ルジェ調教師は、昨年のブラムトに続きこのレース連覇となった。

パリロンシャン競馬場では3年ぶりの開催となった今年の仏2000ギニー。地元フランス勢のほかにイギリスとアイルランドからの遠征馬が集まり11頭立てで行われた。そんな中で1番人気に推されたのは、前哨戦のGIII・フォンテーヌブロー賞の勝ち馬でここまで3戦無敗のウートン(Wootton)。同レースで僅差の2着だったオルメドが2番人気となり、以下、ダイスロール(Dice Roll)、ユーエスネイビーフラッグ(U S Navy Flag)と続いた。

レースはややバラけたスタートになり、躓くような格好となったウートンは後方からの競馬を余儀なくされる。一方、先行争いは、内で好スタートを切ったヘイガマン(Hey Gaman)にダイスロールとフランチェスコベーレ(Francesco Bere)が加わるが、大外枠からゲートを出たユーエスネイビーフラッグが押してハナへ。1馬身差の2番手にはフランチェスコベーレがつけ、そこからさらに1馬身間隔でヘイガマン、ダイスロール、オルメドと続いた。ユーエスネイビーフラッグを先頭に各馬が3コーナーに入り、しばらくはこのままの隊列で進むかのように思われたが、坂の下りに入るとヘイガマンが2番手にポジションを上げ、そのまま先頭との差を詰めにかかる。さらに、フォルスストレートの入り口にさしかかると、後方3番手にいたウートンが抑え切れない様子で2頭の直後まで浮上して最後の直線に入った。

直線に入ってからもユーエスネイビーフラッグとヘイガマンの併走が続いたが、仮柵がなくなったところで2頭の内からダイスロールが並びかけ、先頭争いは3頭の追い比べに。その後ろではウートンとオルメドが脚を伸ばして前に迫る。しかし、残り100mを切ると苦しくなったユーエスネイビーフラッグとウートンが後退。粘る2頭と追うオルメドによる勝負になったが、最後はゴール前で僅かに捉えたオルメドがこの混戦を制した。

クビ差の2着は際どい争いになったものの、ヘイガマンが僅かに先着。ダイスロールはハナ差及ばず3着となり、そこから1馬身3/4差の4着にウートンが入った。

勝ったオルメドは、父Declaration Of War、母Super Pie(母の父Pivotal)という血統の3歳牡馬。昨年8月のデビュー戦を4馬身差で快勝して注目を集めたが、2歳時の勝ち星はこの1勝のみ。GIII・シェーヌ賞、GI・ジャンリュックラガルデール賞に続き、今シーズン初戦だったフォンテーヌブロー賞でも2着に惜敗していたが、叩き2走目となったここでその鬱憤を晴らし、初のGIタイトルを手にした。通算成績は5戦2勝。

【展望】
現地時間5月13日、フランスのパリロンシャン競馬場では芝1600mのGI・仏2000ギニーが行われる。

正式にはプール・デッセ・デ・プーランと呼ばれるこのレース。前身の競走であるプール・デッセは、イギリスのギニー競走をモデルに1840年に創設されたが、牡馬と牝馬の競走に分かれているイギリスとは異なり、当時のプール・デッセは牡馬牝馬混合のレースとしてシャンドマルス競馬場の芝2000mで行われた。翌年になって距離を1500mに短縮したプール・デッセは、1857年に開催地を旧ロンシャン競馬場に移動し、1867年には距離を1600mに延長する。そして1883年、ようやく牝馬限定のプール・デッセ・デ・プーリッシュが新設され、牡馬の競走はプール・デッセ・デ・プーランに改称された。その後、戦時中の開催中止を除いて、ほとんどがロンシャン競馬場の芝1600mで争われてきたが、一昨年と昨年はロンシャン競馬場が改修工事の最中だったことから、ドーヴィル競馬場の直線コースを使ってレースが行われている。

これまでに日本調教馬が参戦したことはないこのレースだが、過去の勝ち馬には日本で種牡馬入りしたヘクタープロテクターやシャンハイ、ソヴィエトスターらがいるほか、エルコンドルパサーやキングカメハメハの父として知られるキングマンボなども歴代優勝馬に名を連ねる。また、2014年の勝ち馬カラコンティーは日本で生まれ後にフランスへ渡った馬で、日本産馬として初めてこのレースを制した馬となった。

次に舞台となる競馬場についてだが、パリロンシャン競馬場はパリ中心部から西に10キロほどのところにあるブローニュの森にあり、近隣にはサンクルー競馬場やオートゥイユ競馬場のほかに、テニスの全仏オープンが行われるスタッド・ドゥ・ローラン・ギャロスといった施設が並ぶ。2015年の凱旋門賞後からメインスタンドを中心とした改修工事が行われていたため長期に渡って開催が行われていなかったが、今春リニューアルオープンし、同時に名称もパリロンシャン競馬場に改められた。

前述の通り改修工事が行われたものの、コースに関しては新たにオープンストレッチと呼ばれる仮柵が設けられた以外は、かつてのロンシャン競馬場から変わっていない。1周2750mある大回りコースや中回りコース(1周2500m)、小回りコース(同2150m)といった周回コースだけでなく、大回りコースの3コーナー付近に設けられた引込み線を使う新コース、向こう正面の直線コースなどバリエーションはさまざまで、正面の直線の長さは650mとなっている。ただし、この直線の長さは2つあるゴール板のうちのどちらを使うかによって異なり、手前のものを使用する場合の直線の長さは533mになる。なお、今回のプール・デッセ・デ・プーランは中回りコースを使用して行われる。スタート地点は向こう正面の中間、3コーナーに向かう坂の途中に設けられ、各馬はそこから坂を上って下りに入る。コースの幅員の広く、コーナーもゆったりとしているため、枠の有利不利はほとんどない。

さて、ここからは出走予定馬について触れていきたい。今年の仏2000ギニーには現時点で11頭が登録を行っているが、実績では昨年の欧州2歳王者に輝いたユーエスネイビーフラッグ(U S Navy Flag)が抜けている。アイルランドのエイダン・オブランエン調教師が管理する同馬は、昨年GIを2勝。ミドルパークS(ニューマーケット、芝6F)とデューハーストS(ニューマーケット、芝7F)を制し、欧州競馬の年度代表表彰であるカルティエ賞では僚馬で先日の英2000ギニーを勝ったサクソンウォリアーらを抑え、最優秀2歳牡馬に選出された。しかし、こうした実績がある一方、12戦4勝という成績が示すように負けが多いのも事実で、初のダート戦だったBCジュヴェナイルを度外視しても7度の敗戦がある。加えて、ブリーダーズCを除くとここまで出走したレースは全て7F以下のレースであり、今シーズン初戦となった前走の準重賞でも勝ったグスタフクリムトから15馬身差の最下位に敗れている。そのグスタフクリムトが続く英2000ギニーで3番人気に推されながら6着に敗れていることから考えても強調材料は少ないだろう。1回使われたことで変わってくる可能性もあるが、現状では不安ばかりが先行する。

逆に、実績では劣るものの、今回と同じ舞台で行われた前哨戦のGIII・フォンテーヌブロー賞(パリロンシャン、芝1600m)を無傷の3連勝で制し、一躍有力候補に名乗りを挙げたのがウートン(Wootton)だ。同馬は昨夏のデビュー戦で幼い部分を覗かせながらも6馬身差で圧勝すると、続く2戦目の準重賞も5馬身差で快勝。それ以来、およそ半年ぶりの実戦だった前走のフォンテーヌブロー賞では2歳時にGIで2着になっているオルメドの追撃をアタマ差凌いで勝利した。前回やデビュー戦では逃げているものの、2走前では中団から差し切り勝ちを収めているように脚質に幅がある馬で、過去3戦が全てマイル戦であることを考えると、ここでも大きく崩れるとは思えない。4連勝での戴冠も十分にあり得る。

また、フォンテーヌブロー賞では僅かに及ばなかったオルメド(Olmedo)にも逆転のチャンスがあるだろう。こちらは昨年のデビュー戦勝利後、重賞で3戦連続2着と惜しい競馬が続いているが、昨年のフランス2歳王者決定戦であるGI戦ジャンリュックラガルデール賞では英2000ギニーで1番人気(3着)に推されたマサーに先着した実績をもつ。前走時はマイペースで逃げたウートンを捉えるところまでいかなかったが、自身は3着以下に3馬身半差をつけて力を示しているだけに、流れひとつで着順は入れ替わりそうだ。

そのほかでは、ドーヴィル競馬場で行われた芝1400mのGIII・ジェベル賞を圧勝したダイスロール(Dice Roll)も上位争いが期待される1頭である。ここまでの5戦4勝という成績を残しており、今シーズン初戦だった前走では後続を5馬身突き放して昨年からの連勝を3に伸ばした。当時が不良馬場だったように4勝中3勝が道悪でのものであり、どちらかと言えば道悪巧者という印象もあるが、前回の勝ち方を見るとここでも無視はできない。

地元フランス勢では、日本で活躍したペールギュント産駒のフランチェスコベーレ(Francesco Bere)も気になるところ。昨年のジャンリュックラガルデールでは6頭立ての最下位に敗れているが、ここまで3勝をマークしており、今季初戦だった前走の準重賞では後の重賞勝ち馬を2着に下して勝利している。イギリスのサクソンウォリアーやアメリカのヨシダなど、世界各地でサンデーサイレンスの血を引く馬たちが活躍しているだけに、その波に乗りたいところだ。

一方、遠征組では前述したユーエスネイビーフラッグ以外に、重賞で2戦続けて好走しているヘイガマン(Hey Gaman)やイルプリモソル(Il Primo Sole)、キングスシールド(Kings Shield)がイギリスからやってくる。いずれも重賞未勝利のため格下のように映るが、後述した2頭に関しては初重賞挑戦になるにも関わらず、ジョン・ゴスデン調教師がわざわざフランスまで連れてくるのだから不気味である。

※記載している出走予定馬については5月11日(午前11時)時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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