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海外競馬

ピックアップレース情報提供 World RaceNews.com【WRN】

2018年10月07日(日)

凱旋門賞(GI)芝2400m

  • 【レース格】★★★★★
  • 【総賞金】500万ユーロ
  • 【開催競馬場】パリロンシャン
  • 【勝馬】エネイブル
  • 【騎手】L.デットーリ
  • 【トレーナー】J.ゴスデン
見解

【結果詳報】

※女王エネイブルが、見事連覇を達成。鞍上L.デットーリ騎手はこれで自身が持つ凱旋門賞最多勝記録を「6」に伸ばした。

現地時間10月7日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われた芝2400mのGI・凱旋門賞は、ランフランコ・デットーリ騎手騎乗の1番人気エネイブル(Enable)が先団追走から直線で抜け出すと、シーオブクラス(Sea Of Class)の猛追を短クビ差凌いで優勝。シャンティイ競馬場で行われた昨年に続き、パリロンシャン競馬場でのレースも勝利し、トレヴ(2013、2014年)以来となる連覇を達成した。

新装されたパリロンシャン競馬場に舞台を戻して行われた今年の凱旋門賞。日本からもクリンチャーが参戦したため、国内では3年連続となる馬券発売が実施され、人気は昨年の覇者エネイブルが単勝1.7倍の1番人気に。前哨戦のGII・フォワ賞を快勝したヴァルトガイストが6.2倍の2番人気で続き、6.3倍の3歳牝馬シーオブクラスが僅差の3番人気。クリンチャーは単勝8.6倍の4番人気に支持された。

レースは19頭が揃ってスタート。ハナを奪ったのは、5頭出しとなったエイダン・オブライエン厩舎のネルソン(Nelson)で、2番手グループには同じオブライエン厩舎のカプリ(Capri)やクリンチャー、エネイブルもこの集団につけた。人気馬ではシーオブクラスが隊列の最後方の内ラチ沿いを追走。ヴァルトガイストは中団やや後方、馬群の中ほどからレースを進めた。3コーナーの坂の頂上に差しかかる頃には、隊列から1頭離れる形で外を追走していたデフォー(Defoe)も先行集団に加わり、集団はひと固まりに。逃げるネルソンのリードは1馬身半ほどあったが、2番手以下の各馬の間隔は1馬身にも満たないところがほとんどで、先頭から最後方までは、およそ13馬身というところだった。その後、坂の下りに入り、フォルスストレートに差しかかると隊列はやや縦長になる。先頭には依然としてネルソンが立っていたが、カプリがその後ろまで迫っており、さらにその後方には楽な手応えのままでエネイブルがスパートのタイミングを伺っていた。

そして最後の直線、各馬が追い出しにかかり、2番手にいたカプリが先頭に並びかける。しかし、馬なりのまま直後まで迫っていたエネイブルがこれを捉えると、デットーリ騎手のゴーサインに応えて加速して、後続を引き離しに。ただ、追い込み勢も黙っておらず、馬群を縫うように伸びてきたシーオブクラスが外から急追。その内では昨年の2着馬クロスオブスターズ(Cloth Of Stars)やヴァルトガイストも前を追った。だが、先頭のエネイブルは最後まで先頭を譲らず。ゴール前の勢いは完全にシーオブクラスの方が勝っていたが、何とかこれを凌いで連覇達成となるゴールに先頭で飛び込んだ。

シーオブクラスは持ち味の末脚を遺憾なく発揮したものの、僅かに及ばず2着まで。そこから3/4馬身差の3着にはクロスオブスターズが入り、以下、上位勢は4着ヴァルトガイスト、5着カプリという結果になった。また、日本のクリンチャーは3、4番手で直線に入ったものの、そこから思うように伸びず、17着に敗れている。

勝ったエネイブルは、父Nathaniel、母Concentric(母の父Sadler’s Wells)という血統の4歳牝馬。昨年、初GI制覇となった英オークスからGI戦5連勝で凱旋門賞を制し、欧州年度代表馬にも選出されたが、今年は春先に膝の怪我が判明し、シーズン前半を休養に充てることになった。そのため、前走のGIII・セプテンバーSは約11カ月ぶりの実戦だったが、そこを難なく快勝し、ここに臨んでいた。通算成績は10戦9勝。

【展望】
現地時間10月7日、フランスのパリロンシャン競馬場では芝2400mのGI・凱旋門賞が行われる。出走条件は3歳以上。セン馬の出走は認められていない。

凱旋門賞が創設されたのは1920年。3歳馬の国際競走として1863年に始まったパリ大賞の成功に倣い、ロンシャン競馬場の芝2400mで争われる古馬の国際競走としてスタートする。しかし当時は、賞金がパリ大賞の半額ほどしかなかったことや、第1次世界大戦の影響などもあって海外の一流馬が集まることは少なく、対策を講じられた後も出走するのはイタリアやドイツの馬ばかりだった。その結果、「外国産馬(主にイギリス産馬)と対戦させることでフランス産馬の優秀さを証明する」という、凱旋門賞創設時にあった目的を果たすことができなくなったばかりか、その後の世界経済の低迷や第二次世界大戦の影響による賞金減、開催中止などによって、レースの価値は大きく下がってしまったのである。

だが、1949年になって賞金が前年の5倍に増額されると状況は大きく変化していくことになる。1950年代にはイタリアの名馬リボーが連覇を達成。以降もシーバードやミルリーフ、ダンシングブレーヴといった歴史的名馬が凱旋門賞を勝ち、欧州最高峰のレースとしての地位が確立されていった。また、近年では2008年にスポンサーとなったカタール競馬馬事クラブによって総賞金が500万ユーロ(約6億6000万円)まで増額されているが、これは芝のレースでは2017年にオーストラリアで新設されたジ・エベレストに次ぐ賞金額である。

日本調教馬に関しては、1969年のシリウスシンボリから昨年のサトノダイヤモンド、サトノノブレスまで延べ22頭が挑戦してきたが優勝はなく、1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、2012年と2013年のオルフェーヴルによる2着が最高着順となっている。

次に、舞台となるパリロンシャン競馬場についてだが、競馬場があるのはフランスの首都・パリの中心部から西に車で15分程度のところにあるブローニュの森の西側。セーヌ川沿いのところに建てられ、1856年に開場した。

コース自体は右回りの芝コースで、一周2750mの大周りコースを筆頭に中周りコース(2500m)、小周りコース(2150m)、新コース(1400m)があり、向こう正面には1000mの直線コースも設けられている。また、周回コースの3コーナー部分は上り坂になっており、大周りコースともなるとその高低差は10m以上になる。

なお、パリロンシャン競馬場は、2015年の凱旋門賞後から行われていた改修工事が今春終了し、名称をロンシャン競馬場からパリロンシャン競馬場に改めてリニューアルオープンしたが、コース自体は直線入口付近にオープンストレッチ(凱旋門賞では不使用)と呼ばれる仮柵が設置された以外は、旧ロンシャン競馬場時代から変わっていない。凱旋門賞もかつてと同じコースを使って争われるが、レース当日に直線の仮柵が外されることや多頭数になることを考えると、内枠が有利か。

さて、ここからは出走予定馬の中から注目馬を紹介したい。今年は有力候補の1頭だったクラックスマンが馬場状態を考慮して回避することになったため、フルゲート(20頭)には満たなかったが、19頭立てで争われる見込みだ。今年も多頭数でのレースになることは間違いないが、やはり最大の注目は連覇が懸かる女王エネイブル(Enable)ということになるだろう。

シャンティイ競馬場で行われた昨年の凱旋門賞を完勝し、5度目のGI制覇を果たしたエネイブル。ヨーロッパ競馬の年度表彰にあたるカルティエ賞では、年度代表馬と最優秀3歳牝馬に選出された。そして2018年、異なる競馬場での凱旋門賞連覇を目標に、陣営は春シーズンの競走から始動するプランを掲げていたが、復帰戦を前に膝の故障が判明。シーズン前半を棒に振ってしまい、ようやく戦線に戻ってきたのが前走のGIII・セプテンバーS(ケンプトン、AW12F)である。陣営が当初予定していた8月中の復帰も叶わなかったばかりか、メンバーの落ちるオールウェザーのGIII戦への出走となったため、少なからず不安もあった中でのレースだったが、終わってみれば3馬身半の差をつけて逃げ切り勝ち。しかも、今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(以下、キングジョージ)の2着馬クリスタルオーシャンが出走してきたことで、陣営の目論み以上に厳しいレースになるかと思われたが、これを相手にしなかったことで女王の健在ぶりが一層際立つ形となった。今回はそこから中3週での出走になるが、「80%から85%程度の出来」というセプテンバーS当時の陣営のコメントから考えると、さらなる上積みがあるものと思われる。もちろん、2走ボケや初めて経験するパリロンシャンのコースなど不安要素がないわけではないが、いずれも杞憂に終わる可能性が高い。6番枠という枠順も申し分ないだろう。

一方、そのエネイブルにとってライバルとなる馬たちは多士済々。中でも、昨年のエネイブルと同じく、GI・ヨークシャーオークス(エプソム、芝11F188yd)を勝ってここに臨んできたシーオブクラス(Sea Of Class)は現在4連勝中で、追加登録を行っての参戦になる。同馬は、今年4月のデビュー戦こそ2着に敗れたものの、その後は負け知らずで、GIを2勝。前述したヨークシャーオークスの前にも愛オークス(カラ、GI、芝12F)を制している。ちょうど1年前のエネイブルが、キングジョージで牡馬相手に勝利するなどGI戦を4勝していたことを考えると、スケールでは見劣りするが、斤量面で有利な3歳牝馬だけに侮れない。陣営が良馬場を希望しているように道悪に対する不安があるほか、後方一気の競馬を得意とする馬だけに多頭数の競馬がどうかなど、こちらにも不安な点はあるが、最後の末脚は間違いなく脅威である。

また、末脚という点では前哨戦のフォワ賞(パリロンシャン、GII、芝2400m)で圧巻の切れ味を披露したヴァルトガイスト(Waldgeist)にも警戒が必要だろう。2歳時にGI・クリテリウムドサンクルー(サンクルー、芝2000m)を勝つなど、早くから活躍していた同馬だが、古馬になった今年は一回り強くなった印象で、2戦目のGIII・エドゥヴィル賞(パリロンシャン、芝2400m)から重賞4連勝を飾っている。しかも、その4戦は全て芝2400mの競走。7月のサンクルー大賞(サンクルー、GI、芝2400m)では2度目のGI制覇を果たしており、それ以来だったフォワ賞ではノーステッキのまま先行各馬を悠々と差し切った。管理するアンドレ・ファーブル調教師は、2006年のレイルリンクを最後に勝ちから遠ざかっているが、歴代最多となる凱旋門賞7勝を誇る名伯楽であり、このレースの勝ち方を知っている人物。今回はベストの状態に仕上げてくると思われる。

そのほかで注目したいのは、フォワ賞で2、3着だったタリスマニック(Talismanic)とクロスオブスターズ(Cloth Of Stars)。いずれも前哨戦では同じファーブル厩舎のヴァルトガイストの決め手に屈したが、ペースが上がることが予想される本番では差が詰まりそう。多頭数の競馬ということで道中や直線でゴチャつくことを考えると、前に行けるという点もプラスに働きそうである。枠もほぼ真ん中ということでレースが組み立てやすい。

3歳勢に関しては、前述のシーオブクラスが1番手だが、ディープインパクト産駒の仏ダービー馬スタディオブマン(Study Of Man)や、同じパリロンシャン競馬場の2400mで行われたGI・パリ大賞を勝ったキューガーデンズ(Kew Gardens)にもチャンスがありそう。特に、スタディオブマンはこれが初めての2400m戦になるが、父譲りの末脚はこのメンバーに入っても上位。初の国外遠征になった前走のGI・愛チャンピオンSでは末脚不発に終わったが、地元に戻って良馬場でレースができれば本来の脚を見せてくれるだろう。問題は不利な大外枠に入った点か。

対するキューガーデンズは、前走の英セントレジャー(ドンカスター、GI、芝14F115yd)を制しているようにスタミナが持ち味。過去の凱旋門賞を振り返っても、英セントレジャーからの転戦組は不振続きだが、持久力勝負になれば浮上しても不思議ではない。

このほかにも、パリ大賞の2着馬でフォワ賞をひと叩きされたヌフボスク(Neufbosc)や約3カ月ぶりの出走だったバーデン大賞で僅差の2着だったデフォー(Defoe)など、伏兵候補馬も数多くいるが、どの馬も勝ち負けとなると厳しそうだ。

最後に日本から出走するクリンチャーについて。最下位に終わった前哨戦のフォワ賞の結果から考えると、さすが厳しいと言わざるを得ないが、叩き良化型の馬だけに上積みは少なくないはず。馬場が渋って時計がかかるようになれば、前走以上の走りを見せてくれるのではないだろうか。善戦を期待したい。

※記載している出走予定馬については10月5日正午時点でのものであり、今後、出走取消等により出走しない場合もありますので予めご了承ください。

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