海外競馬

香港国際競走
- 2017年12月10日(日) 沙田(シャティン)競馬場(香港)
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レース名 出走条件 コース 出走日本馬 香港カップ(GI) 3歳以上 芝2,000m ステファノス
スマートレイアー
ネオリアリズム香港マイル(GI) 3歳以上 芝1,600m サトノアラジン 香港スプリント(GI) 3歳以上 芝1,200m レッツゴードンキ
ワンスインナムーン香港ヴァーズ(GI) 3歳以上 芝2,400m キセキ
トーセンバジル - ※リンクが付いたレース名をクリックすると、出馬表や結果、関係者のコメントを見ることができます。
- 【歴史・概要】
- 毎年12月に香港のシャティン競馬場を舞台に争われる「香港国際競走(Hong Kong International Races)」。4つの国際GIレース(香港カップ・香港マイル・香港スプリント・香港ヴァーズ)の総称であり、香港ジョッキークラブが主催するアジア屈指の競馬イベントである。
香港国際競走の前身は1988年に始まった香港招待C(現香港カップ)。その後、1991年に香港招待ボウル(現香港マイル)、1994年に香港国際ヴァーズ(現香港ヴァーズ)、1999年に香港スプリントが加わって現在と同じレース構成となったが、当時はまだ全レースが国際GIの格付けを得ていたわけではなく、2002年に香港スプリントが国際GIへ格上げされたことによって全レースがGIになった。
日本調教馬による参戦は、1993年4月に行われた香港国際ボウル(当時香GI)に挑んだホクセイシプレーが初めて。同年の香港国際競走は、馬インフルエンザが発生した影響を受けて前年分の開催が4月に延期されており、12月に行われた従来の開催と合わせて1年に2回レースが行われるという珍しい年であった。その後、1995年にフジヤマケンザンが当時国際GIIだった香港国際カップを制し、日本調教馬としてハクチカラ以来36年ぶりとなる海外重賞制覇を達成。以降は、現地で日本脳炎が発生した2000年を除いて、毎年多くの日本調教馬が遠征を行うようになり、昨年はサトノクラウンが香港ヴァーズを、モーリスが香港カップをそれぞれ勝利して日本調教馬のレベルの高さを世界にアピールしている。
なお、今年の香港国際競走では昨年に続き国内での勝馬投票券発売が決まっている。日本調教馬はもちろん、世界からも多くの一流馬が集うだけに、ぜひ注目していただきたい。
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ステファノス(牡6歳)

- 栗東・藤原英昭
- 父:ディープインパクト
- 母:ココシュニック
- 母父:クロフネ
通算25戦4勝(うち重賞1勝)
- 【主な勝鞍】
-
- [2014年]
- 富士S
スマートレイアー(牝7歳)

- 栗東・大久保龍志
- 父:ディープインパクト
- 母:スノースタイル
- 母父:ホワイトマズル
通算28戦9勝(うち重賞4勝)
- 【主な勝鞍】
-
- [2014年]
- 阪神牝馬S
- [2016年]
- 阪神牝馬S,東京新聞杯
- [2017年]
- 京都大賞典
ネオリアリズム(牡6歳)

- 美浦・堀宣行
- 父:ネオユニヴァース
- 母:トキオリアリティー
- 母父:Meadowlake
通算19戦8勝(うち重賞3勝)
- 【主な勝鞍】
-
- [2016年]
- 札幌記念
- [2017年]
- QE2世C,中山記念
サトノアラジン(牡6歳)

- 栗東・池江泰寿
- 父:ディープインパクト
- 母:マジックストーム
- 母父:Storm Cat
通算28戦8勝(うち重賞3勝)
- 【主な勝鞍】
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- [2016年]
- スワンS,京王杯SC
- [2017年]
- 安田記念
レッツゴードンキ(牝5歳)

- 栗東・梅田智之
- 父:キングカメハメハ
- 母:マルトク
- 母父:マーベラスサンデー
通算23戦3勝(うち重賞2勝)
- 【主な勝鞍】
-
- [2015年]
- 桜花賞
- [2017年]
- 京都牝馬S
ワンスインナムーン(牝4歳)

- 美浦・斎藤誠
- 父:アドマイヤムーン
- 母:ツーデイズノーチス
- 母父:ヘクタープロテクター
通算16戦6勝(重賞未勝利)
キセキ(牡3歳)

- 栗東・角居勝彦
- 父:ルーラーシップ
- 母:ブリッツフィナーレ
- 母父:ディープインパクト
通算8戦4勝(うち重賞1勝)
- 【主な勝鞍】
-
- [2017年]
- 菊花賞
トーセンバジル(牡5歳)

- 栗東・藤原英昭
- 父:ハービンジャー
- 母:ケアレスウィスパー
- 母父:フジキセキ
通算17戦5勝(重賞未勝利)

