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競馬サロン

白井寿昭

2019/06/12 17:00

アカデミック連載『ブライアンズタイム』(part1)

【第1章・ブライアンズタイムの魅力】

・早田牧場が導入した馬

サンデーサイレンス、トニービンと同時期に活躍し、結果も残したブライアンズタイムの能力も相当なものがあったと考えていいだろう。

ブライアンズタイムは早田牧場が中心となって、シンジケートが組まれた種牡馬だ。
2002年に早田牧場は破産。
あの牧場が無くなって、すでに15年近い年月が経ったが、早田社長の競馬に対する情熱は現在も記憶に鮮明だ。
とにかく行動力が凄い。
11月のセールなどで海外に行くと、そこには早田社長の姿があった。
何度も声をかけてもらった。そんな思い出がある。

ブライアンズタイムのシンジケート結成に際し、私はマルブツの社長である大沢オーナーに「このシンジケートに入ったら」と薦めている。
大成功して良かった。
心の底からそう思っているが、サンデーサイレンスに感じたような“ひらめき”をブライアンズタイムにも感じたのかと聞かれれば、その質問には「ノー」と答えるほかない。

ブライアンズタイムはいわゆる“立ち繋ぎ”の馬だった。
柔らかい繋ぎが武器だったサンデーサイレンスとは対照的。
しかも、腹がボテッとしていて、軽さが感じられなかった。

母の父にブライアンズタイムを持つ皐月賞馬のディーマジェスティは、ディープインパクト産駒でもコロンとした体型をしているが、あの馬はブライアンズタイムの影響を強く受けている。
良く言えば重厚、悪く言えばモッサリ。
それがブライアンズタイムという馬だった。

・ブライアンズタイムの魅力

では、私はブライアンズタイムの何に魅力を感じ、大沢オーナーにシンジケート入りを薦めたのか?
その理由は血統だ。

リアルシャダイの成功で注目を集めていたロベルトの産駒。
グラスワンダーを輩出したシルヴァーホークも、ロベルトを父に持つ種牡馬だった。

もっと広範囲で考えれば、ブライアンズタイムはサンデーサイレンスと同じヘイルトゥリーズンの系統でもあった。
この系統は日本に合うという感触を当時の私は持っていたのだ。

母系に目を転じれば、ブライアンズタイムの母父はクロースターク。名馬リボーの直子だ。
ヘイルトゥリーズンにグロースターク、リボーの掛け合わせ。
この血統背景なら、走っておかしくない──。

ブライアンズタイム自身もフロリダダービーを勝つなど、それなりの競走成績を残している馬だったことも決め手になった。

私自身がブライアンズタイムの産駒に夢中になることはなかったが、それはサンデーサイレンスという傑出した存在がいたことに加え、ブライアンズタイムの子供が高値で取り引きされていたことが理由。
トニービンと違い、毛嫌いしていたわけではなかったのだ。

【第2章・ブライアンズタイム産駒に思う】

・三冠馬の血統を考える


ブライアンズタイムの最高傑作──。
三冠馬のナリタブライアンこそが、その馬であることに異論はないだろう。
だが、ナリタブライアンはコンパクトでスラッとした馬体の持ち主。
腹回りがボテッとし、それが特徴されるブライアンズタイム産駒とは、一線を画した馬だった。

ブライアンズタイムの代表産駒はナリタブライアンだが、彼自身は母系の影響が強い馬だったと、私は考えている。

祖母パシフィックプリンセスの父はダマスカス。
日本で有名なのはオジジアンを父に持つエイシンワシントン。
快速で鳴らした同馬もダマスカス系で、ミスタープロスペクターが出てくるまで、アメリカ競馬の代表的な種牡馬として知られたダマスカスの子は、とにかく高値で取引された。

ダンスパートナーの姉にダマスカスを父に持つ馬がいるが、それもかなり高い。
40万ドルで取引されるような馬が、ダマスカスが掛かるだけで240万ドルにもなる。

それほどの肌にノーサンダンサーを掛けたのが、ナリタブライアンの母であるパシフィカスだ。
この血統の凄さは母系にこそある。
少なくとも私にとってのナリタブライアンは「ダマスカスの血が騒いだ馬」だった。

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