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競馬サロン

【血統診断】ディープインパクトとキングカメハメハはニックスの間柄

2018/10/12 17:30

今週デビューする若駒の血統を評価。
元調教師・白井寿昭が各馬の配合などを解説!

【東京デビュー】

※日曜東京3R 芝1600m※
グリグリ 牝2
馬主:増田和啓
厩舎:(美)奥村武
父:オルフェーヴル
母:フラニーフロイド(母父:Freud)


【馬名の意味・由来】
回し動かすさま。二重丸

【コメント】
ストームキャット系にディープインパクトの配合はベストともいえる形で、ゆえに同パターンの配合が増えているのだろうが、この馬はディープインパクトを相手に迎えた上の3頭で結果を出せていない。これが微妙。母フラニーフロイドはプライオレスSというGIを勝っているようだが、繁殖牝馬としての能力はどうだろうか? ディープインパクトよりもスタミナ色の強いオルフェーヴルにはスピードを持った繁殖牝馬を用意することが絶対条件だが、気性の激しいストームキャット系の馬は能力以外の面でも心配材料ができてしまう。これもネガティブに考えてしまうポイントだ。


※日曜東京4R 芝1800m※
ラストヌードル 牡2
馬主:増田和啓
厩舎:(美)手塚貴久
父:オルフェーヴル
母:リュヌドール(母父:Green Tune)


【馬名の意味・由来】
最後+ラーメン。母名より連想

【コメント】
母のリュヌドールはリディアテシオ賞というGIを勝っている馬で、ディープインパクト産駒で来週の菊花賞に出走するフィエールマンは同馬の半兄。その上のルヴォワールも3勝をマークしており、現役時代の成績だけでなく、繁殖牝馬としても優秀と言えるだろう。しかし、その血統に目を向ければ、セールスポイントはスピードよりもスタミナ。凱旋門賞馬のラインゴールドの名が現代競馬に即していないように私には感じる。配合相手がディープインパクトやハーツクライのような馬であれば軽さも出るが、今回のオルフェーヴルは少し微妙。スピードが足りない危険性も考えておいたほうがいい。


【京都デビュー】

※土曜京都5R 芝1600m※
キュールエサクラ 牝2
馬主:岡本良三
厩舎:(栗)中内田充正
父:マンハッタンカフェ
母:インコグニート(母父:Gone West)


【馬名の意味・由来】
心(仏)+桜

【コメント】
母インコグニートの半弟は京都記念を勝ち、皐月賞が2着でダービー3着のシックスセンス。シックスセンスの父がサンデーサイレンスだったのに対し、この馬はミスタープロスペクター系のゴーンウエストなので、サンデーサイレンス系との配合も可能になっている。ゴーンウエスト×デインヒルの母系は明らかなスピードタイプで、ここにサンデーサイレンス系の切れを加えることができれば、チャンスはある血統だとは思うが、惜しむらくは血統の活力がすでに峠を過ぎている可能性が高いこと。本馬が10頭目の産駒になる母に、そこまでの力は残っていないかもしれない。


ヴィーゲンリート 牝2
馬主:(株)ノースヒルズ
厩舎:(栗)武幸四郎
父:Tiznow
母:Dream Supreme(母父:Seeking the Gold)


【馬名の意味・由来】
子守歌(独)

【コメント】
半兄にマジェスティックウォリアーがいる血統馬。マジェスティックウォリアーの持っているスピードは母父のシーキングザゴールドから来ているもので、それがこの馬にも共通するものだろう。エーピーインディが父だった兄に対し、この馬の父は融通性のあるティズナウ。どちらかと言えばダートだろうが、3代前にはディキシーランドバンドの名もあり、距離だけでなく、芝をこなす可能性もゼロではないと思う。ただし、サンデーサイレンスの血をまるで持たないアメリカ血統の馬は競走生活よりもさらに先──。繁殖に上がってからのことも牧場サイドでは頭に入れている。そこをどのように考えるか、も重要なポイントと言えそうだ。


スパンキーワールド 牡2
馬主:大塚亮一
厩舎:(栗)友道康夫
父:ケープブランコ
母:スプンキーウーマン(母父:アルカセット)


【馬名の意味・由来】
エネルギッシュな+世界。真新しい世界

【コメント】
【同馬の父であるケープブランコは今年の2歳が初年度】。欧州のトップサイアーであるガリレオの後継種牡馬として導入された馬で、その産駒は馬体のいい馬が多い。種牡馬としてのポテンシャルを感じさせる部分もあるのだが、これまでは結果が出ていない。もしかしたら、付けている繁殖牝馬のレベルに問題があるのかもしれない。同馬の母系はダイナカールに祖を持つ優秀なもので、サンデーサイレンスの名までも血統表の中にあるくらいなのだが、残念なことに母父のアルカセットが少しパンチ不足。同じキングマンボ産駒でも、キングカメハメハあたりが母父に入っているようなら、可能性を感じさせる配合になったと思う。


※日曜京都5R 芝2000m※
カントル 牡2
馬主:金子真人ホールディングス(株)
厩舎:(栗)藤原英昭
父:ディープインパクト
母:ミスアンコール(母父:キングカメハメハ)


【馬名の意味・由来】
歌手(ラテン語)

【コメント】
今年のダービー馬ワグネリアンの全弟。この血統を支えているのは芝でもダートでも鋭い末脚を発揮していた祖母ブロードアピールだろう。ディープインパクトの配合相手に必要なものはスピードで、母父ストームキャットはその典型例とも言うべきものだが、スプリンターとして活躍したブロードアピールはそのスピードを持っている馬だ。しかも、この配合が融通性の高いキングカメハメハを母父の位置に配置している。兄のワグネリアンは菊花賞ではなく、天皇賞(秋)へと向かうことになったが、この血統構成なら距離はそれなりにこなせると私は考えている。ディープインパクトとキングカメハメハがニックスの関係にあることは言うまでもない。


サトノウィザード 牡2
馬主:(株)サトミホースカンパニー
厩舎:(栗)松田国英
父:ロードカナロア
母:ブロードストリート(母父:アグネスタキオン)


【馬名の意味・由来】
冠名+魔術師

【コメント】
ヒシアケボノ、アグネスワールドといった歴史に残るスプリンターを輩出している母系のセールスポイントは非凡なスピード。母父アグネスタキオンもロイヤルスキーの影響を受けた栗毛馬で、サンデーサイレンスの後継種牡馬の中でもスピードに秀でた馬だった。スピードにスピードを重ねていく配合構成は下手にスタミナを入れた血統よりも成功例が高く、この馬のようにスピードを何代にも渡って重ねていく馬は信頼度がさらに上がる。ちなみにロードカナロアの父キングカメハメハとアグネスタキオンの父であるサンデーサイレンスはニックスの間柄。相性が悪いはずがない。

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白井寿昭
元JRA調教師
白井寿昭

1945年1月13日、広島県出身。立命館大学経営学部(マンドリンクラブ所属)という畑違いの分野から競馬の世界に飛び込み、厩務員、調教助手を経て1978年に調教師免許を取得した。
1998年のダービー馬スペシャルウィークを筆頭に、芝ダート国内外を問わずGI6勝を挙げたアグネスデジタル、菊花賞に挑戦したオークス馬ダンスパートナーなどの個性派GI馬を多数管理。
若い頃から培ってきた相馬眼で当歳時のアグネスデジタルを見出したり、芝重賞馬メイショウボーラーをダートに転向させてGI馬にしたりと個性的なエピソードは事欠かず、一部は『白井最強伝説』として広く親しまれている。
2015年2月28日、定年により現役引退。
通算795勝(中央775勝、地方・海外20勝、重賞42勝)

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