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コラム

2023/04/25  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【青葉賞(GII)攻略データコラム】実績より距離適性と確かな末脚

青葉賞(GII) 3歳 馬齢 東京芝2400m
※過去10年分のデータを対象とする。

■人気
1番人気/【2.3.3.2】
  勝率20.0% 連対率50.0% 複勝率80.0%
2番人気/【0.1.1.8】
  勝率0.0% 連対率10.0% 複勝率20.0%
3番人気/【2.0.1.7】
  勝率20.0% 連対率20.0% 複勝率30.0%
4番人気/【2.3.1.4】
  勝率20.0% 連対率50.0% 複勝率60.0%
5-9番人気【3.3.4.40】
  勝率6.0% 連対率12.0% 複勝率20.0%
10番人気以下【1.0.0.71】
  勝率1.4% 連対率1.4% 複勝率1.4%

1番人気は複勝率80.0%と安定しており馬券の軸に考えてよさそう。

その一方で、2番人気は少々苦戦気味。馬券になった2頭はいずれも前走で2200mのレースを勝っており、馬体重も480キロ以上と3歳にとっては過酷な2400mの重賞を走り切るだけのタフさと馬格を内包している必要があると考えられる。いずれにしても当日人気は注意して確認する必要があるだろう。

ただし4番人気に限ると、1番人気並みの数字が出ており、こちらは注意が必要。5-9番人気もそれなりで中波乱は期待できそうだ。

しかし、フタ桁人気となると馬券内に好走したのは、14年に勝利したショウナンラグーンのみ。そのショウナンラグーンも前走2200mからの参戦。

単勝オッズでいうと55.0倍以上で【0.0.0.61】と、大波乱は起きにくそう。

■枠番
1枠/【2.1.1.13】
 勝率11.8% 連対率17.6% 複勝率23.5%
2枠/【1.3.0.13】
 勝率5.9% 連対率23.5% 複勝率23.5%
3枠/【2.0.2.14】
 勝率11.1% 連対率11.1% 複勝率22.2%
4枠/【1.2.2.13】
 勝率5.6% 連対率16.7% 複勝率27.8%
5枠/【2.2.2.14】
 勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率30.0%
6枠/【1.0.0.19】
 勝率5.0% 連対率5.0% 複勝率5.0%
7枠/【1.2.2.21】
 勝率3.8% 連対率11.5% 複勝率19.2%
8枠/【0.0.1.25】
 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率3.8%

本番の日本ダービーは内枠有利の傾向で知られているが、勝ち馬については大きな偏りはない。内枠が若干有利なことは変わらないが、数字の低い8枠以外は参考程度か。

■前走クラス
未勝利/【1.0.0.19】
  勝率5.0% 連対率5.0% 複勝率5.0%
1勝/【6.7.8.68】
  勝率6.7% 連対率14.6% 複勝率23.6%
OP特別/【0.0.1.7】
  勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率12.5%
リステッド/【0.0.0.6】
  勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
GIII/【1.2.1.16】
  勝率5.0% 連対率15.0% 複勝率20.0%
GII/【2.1.0.16】
  勝率10.5% 連対率15.8% 複勝率15.8%

前走1勝クラス組と重賞組が主力。1勝クラスは馬券内30頭のうち21頭を占める。特にアザレア賞からの参戦は【3.0.1.6】と好成績なので注目したい。

未勝利戦組は昨年プラダリアが勝利したものの、やはり未勝利を勝ち上がったばかりの馬には重賞はまだ荷が重いようだ。
そのプラダリアも前走で2着に1.1秒の着差をつけて圧勝しており、未勝利馬との力の差を示していた。

重賞組では、GIII組がトレンド。昨年は該当馬はいなかったが、19年以降【1.2.1.4】の好調子。

ただ、前走OP以上(重賞含む)で、当日7番人気以下は【0.0.0.29】で、前走でOP以上を走っていても当日人気するほどの実力馬でなければ、馬券には絡みづらい。

■前走距離
1400m/【0.0.0.1】
 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
1600m/【0.0.1.2】
 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率33.3%
1800m/【1.1.1.42】
 勝率2.2% 連対率4.4% 複勝率6.7%
2000m/【2.2.1.31】
 勝率5.6% 連対率11.1% 複勝率13.9%
2200m/【3.5.4.34】
 勝率6.5% 連対率17.4% 複勝率26.1%
2300m/【0.0.0.1】
 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
2400m/【4.2.3.21】
 勝率13.3% 連対率20.0% 複勝率30.0%

前走1800m以下のレースを使った馬は【1.1.2.45】と、割引が必要。3歳馬にとってタフな2400mとあって、タフさと距離適性を既に示している必要がある。

特に前走が1800mの馬のうち掲示板内に入った7頭全頭が前走重賞組。それ以外は全て着外【0.0.0.19】と、全滅状態。

一方で、2000m以上を使った馬が【9.9.8.87】で、馬券内の30頭中26頭を占める。更に、前走からの延長距離が短くなるほどに成績は伸びていく傾向にある。

昨年、このレースを勝利したプラダリアは同距離の2400mの未勝利戦から参戦しており、たとえ未勝利戦からの出走であっても同距離からの参戦は注意する必要があるだろう。

また、前走距離2000m以下で当日7番人気以下の馬は【0.0.0.59】で馬券圏内は皆無。基本的には2200m以上を使われた馬を中心に考えたい。

■脚質
逃げ/【1.1.0.8】
 勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率20.0%
先行/【1.4.0.28】
 勝率3.0% 連対率15.2% 複勝率15.2%
中団/【6.3.9.53】
 勝率8.5% 連対率12.7% 複勝率25.4%
後方/【1.2.1.43】
 勝率2.1% 連対率6.4% 複勝率8.5%
マクリ/【1.0.0.0】
 勝率100.0% 連対率100.0% 複勝率100.0%

直線の長い東京だけあって、逃げ先行馬には厳しい数字。馬券内のシェアは中団待機の馬が多くを占めている。

・上がり3F
  前走上がり3Fが1-2位の馬/【9.6.6.59】
  当日上がり3Fが1-2位の馬/【7.2.3.10】

直線の長いコースであるがゆえに、勝ちきるにはいかに最後の末脚を繰り出せるかが重要だ。

■体重
479キロ以下/【4.3.5.77】
  勝率5.2% 連対率9.1% 複勝率15.6%
480キロ以上/【6.7.5.67】
  勝率7.1% 連対率15.3% 複勝率21.2%

3歳馬にとって2400mのタフな重賞であることと、ここでの成長力を求められるからか、480キロ以上のある程度馬格がある馬が優勢。そこまで差があるわけではないが、出来れば480キロ以上で馬券は組み立てたい。

その一方で、479キロ以下の体重で出走した馬で馬券内に好走した馬12頭のうち11頭がこのレースまでに複数回上がり3Fタイム1位を記録している。最後の直線で末脚を使える馬であれば、体重は不問か。

・当日馬体重増減
  今回減/【3.6.7.79】
   勝率3.2% 連対率9.5% 複勝率16.8%
  同体重/【0.2.2.26】
   勝率0.0% 連対率6.7% 複勝率13.3%
  今回増/【7.2.1.27】
   勝率18.9% 連対率24.3% 複勝率27.0%

当日に体重を増やしてきた馬が多く勝ち切っている。日本ダービーの残り少ない切符を奪い合う一戦。ここでの成長力が求められる。

また、当日馬体重減かつ4角通過順位が11番手以下の馬は【0.0.0.33】で、追い込み馬の体重の増減は気にしておきたい。

■所属
美浦/【4.4.5.62】
 勝率5.3% 連対率10.7% 複勝率17.3%
栗東/【6.6.5.70】
 勝率6.9% 連対率13.8% 複勝率19.5%

関西馬が中心。17、22年は馬券圏内を全て関西馬が占めた。しかし、当日単勝オッズが30倍以上の関西馬は【0.0.0.43】で、馬券内は皆無。あくまでも人気サイドを狙うのがよさそうだ。

☆データからのオススメ馬
・サヴォーナ
成績のいいアザレア賞の勝ち馬。ここ3走で2400mのレースをすべて連対しており、距離への適性はありそう。過去7走で上がり3F最速を3度記録しており、4位以下は一度もない。3走前のゆりかもめ賞でスキルヴィングに敗れているが、3歳春のこの条件で逆転を狙いたい。

・メイテソーロ
前走1勝クラスからの参戦に加え、過去6走で4度の上がり3F最速を記録している。前々走に2200mの水仙賞を連対しており、距離への適性も期待できそう。前走馬体重が482キロでデータ上はギリギリなので、当日に体重を増やしてきてくれれば面白い存在だ。

(Text:Kanda)

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