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コラム

2023/04/18  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【マイラーズC(GII)攻略データコラム】明確に強い前走GII組を狙う

マイラーズC(GII) 4歳以上 別定 京都芝1600m
※データについては本文中に特に記載のない限り、過去10回分を対象として分析している。

■人気
1人気【2.3.2.3】
勝率20.0%、連対率50.0%、複勝率70.0%
2人気【2.1.2.5】
勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率50.0%
3人気【2.1.1.6】
勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率40.0%
4人気【1.0.2.7】
勝率10.0%、連対率10.0%、複勝率30.0%
5人気【1.3.0.6】
勝率10.0%、連対率40.0%、複勝率40.0%
6-9人気【2.2.2.34】
勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%
10人気以下【0.0.1.52】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率1.9%

1番人気は勝率こそ2割だが、複勝率は70%を記録。複軸としての安定感はまずまずありそう。2番人気から5番人気までは成績に大差はなく、どこからでも狙っていける感がある。

その一方で、10番人気以下で馬券に絡んだのは16年3着のクラレント(11番人気)が最後の事例。極端な人気薄は少々狙いづらく、ひと桁人気までが買える範囲といったところ。

■年齢
4歳【4.5.2.32】
勝率9.3%、連対率20.9%、複勝率25.6%
5歳【5.1.6.18】
勝率16.7%、連対率20.0%、複勝率40.0%
6歳【1.1.1.27】
勝率3.3%、連対率6.7%、複勝率10.0%
7歳以上【0.3.1.36】
勝率0.0%、連対率7.5%、複勝率10.0%

中心となるのは4歳馬、5歳馬といった比較的若い世代。特に5歳馬は勝率16.7%、複勝率40.0%と他世代に比べて明らかに高い数字を示している。

その一方で、6歳以上は苦戦傾向。特に7歳以上の馬はこの10年で勝ち星ゼロ。取捨選択に悩むときはより若い馬を選ぶ手はあるだろう。

■所属
美浦【1.0.1.19】
勝率4.8%、連対率4.8%、複勝率9.5%
栗東【9.10.9.92】
勝率7.5%、連対率15.8%、複勝率23.3%
地方【0.0.0.2】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率0.0%

関西圏の重賞ということもあって、栗東所属馬が圧倒的な優勢を誇る。関東馬で馬券に絡んだのは17年1着のイスラボニータと同年3着のヤングマンパワーだけ。イスラボニータは言わずと知れた皐月賞馬、ヤングマンパワーもマイル重賞3勝の実績とそれまでに地力を証明する履歴があった。

裏を返せば実績のない関東馬は少々狙いにくい重賞と言えるだろう。

■前走クラス
条件戦【1.0.0.7】
勝率12.5%、連対率12.5%、複勝率12.5%
OP特別【2.5.1.34】
勝率4.8%、連対率16.7%、複勝率19.0%
GIII【1.4.7.47】
勝率1.7%、連対率8.5%、複勝率20.3%
GII【5.1.0.12】
勝率27.8%、連対率33.3%、複勝率33.3%
国内GI【0.0.1.9】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率10.0%
海外GI【1.0.1.2】
勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率50.0%

まず押さえておきたいのが前走GII組。この10年で5頭の勝ち馬を送り出している。特に中山記念と阪神C組はいずれも【2.0.0.2】で勝率50.0%を記録しており要注目の存在。今年の特別登録馬ではシュネルマイスター(前走:中山記念)が該当する。

一方で、前走で国内GIを走っていた馬の期待値は少々低い結果に。どうしても名前で人気しがちなだけに、妙味という点ではあまり期待できない。

それならば過去10回のうち7回で1頭は馬券に絡んでいる前走OP特別組を狙う方が面白そう。特に「前走のOP特別で掲示板に載っていた馬」は【2.4.1.13】で勝率10.0%、複勝率35.0%を記録。そのうえ単勝回収率144%、複勝回収率105%なので、ベタ買いで十分に黒字を確保できる計算だ。

今年の特別登録馬ではキングエルメス、グラティアス、サヴァ、ザイツィンガー、ジャスティンスカイがこの条件に該当。高配当の使者になる可能性も十分と見た。

■4角位置取り
※京都芝1600m(外回り)で開催された13-20年の8回分を対象とした。

4角先頭【0.2.0.6】
勝率0.0%、連対率25.0%、複勝率25.0%
2-3番手【3.2.3.16】
勝率12.5%、連対率12.5%、複勝率33.3%
4-5番手【2.1.1.9】
勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率30.8%
6-9番手【2.2.2.24】
勝率6.7%、連対率13.3%、複勝率20.0%
10番手以下【1.1.2.34】
勝率2.6%、連対率5.3%、複勝率10.5%

外回りで直線の長いマイラーズCながら、開催されるのが開催初週とあって基本は先行馬有利の傾向。先行してある程度上がりをまとめられるような馬に向いた条件設定と言える。

阪神開催だったここ2年は差し馬が優勝しているが、これは連続開催の真っただ中だった阪神との馬場コンディションの違いによるもの。近2年の結果は京都のマイラーズCではアテにならないと考える方が良さそうだ。

■データからのピックアップ
・シュネルマイスター(牡5、美浦・手塚)
「5歳馬」「前走中山記念」と好相性の条件にマッチ。結果の出ていない関東馬ではあるが、GI実績を考慮すれば相殺も可能と見た。マイルのGIIならそう簡単には負けられない。

・キングエルメス(牡4、栗東・矢作)
期待値の高い「前走OP特別1-5着馬」からは先行脚質のこの馬をピックアップ。思い返せば京王杯2歳S勝ちなど重賞での実績も豊富な1頭。人気もほどほどになるようなら狙ってみたい存在だ。

(Text:inoue)

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