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コラム

2023/04/04  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【阪神牝馬S(GII)攻略データコラム】サンデーサイレンス系が7連勝中

阪神牝馬S(GII) 4歳以上 別定 阪神芝1600m
※阪神芝1600mで行われた2016年以降のデータをもとに分析する。

■人気
・1人気【2.2.1.2】
勝28.6% 複71.4%
・2人気【2.1.1.3】
勝28.6% 複57.1%
・3人気【0.1.0.6】
勝0.0% 複14.3%
・4人気【2.0.1.4】
勝28.6% 複42.9%
・5人気【0.0.1.6】
勝0.0% 複14.3%
・6-9人気【1.1.2.24】
勝3.6% 複14.3%
・10人気以下【0.2.1.29】
勝0.0% 複9.4%

1番人気で馬券外に沈んだ2頭はダノンファンタジーとラッキーライラック。重賞実績のある一流馬だが、ダノンファンタジーは半年以上の休み明け、ラッキーライラックはスローで流れて位置取りが後ろすぎたことが影響した。

勝利数は2番人気、4番人気と並ぶものの複勝率はダントツで軸向きなのは間違いない。1、2番人気が揃って馬券外に沈んだのは2019年のみで、直近2年では揃って好走している。

6番人気以下は2018年以降、少なくとも1頭が好走しており、押さえは必須だ。

■前走クラス
・3勝【1.2.1.11】
勝6.7% 複26.7%
・OP特別【1.0.0.8】
勝11.1% 複11.1%
・リステッド【0.0.0.6】
勝0.0% 複0.0%
・GIII【4.3.6.34】
勝8.5% 複27.7%
・GII【0.0.0.5】
勝0.0% 複0.0%
・GI【1.2.0.7】
勝10.0% 複30.0%
・地方【0.0.0.1】
勝0.0% 複0.0%
・海外【0.0.0.2】
勝0.0% 複0.0%

出走数の多いGIII組は京都牝馬S、東京新聞杯や愛知杯などステップは多様。また前走の着順や人気による傾向は見受けられないものの、前走4角1/2頭以内(半分より前)に位置していた4歳馬か6歳馬なら【3.3.2.3】複勝率72.7%で複勝回収率は327%を記録していた。

GI組の内訳は有馬記念【1.1.0.0】、ジャパンC【0.1.0.1】で、結果が出ていないのはエリザベス女王杯含む牝馬限定レースだった。かなり久しぶりのマイル戦になるが、イズジョーノキセキには何らかの印は回すべきかもしれない。

複勝率でGIII組に並ぶのが3勝クラス組。このうち前走で0秒1以上の差をつけて勝った4歳馬は【1.1.1.1】と優秀な成績を収めていた。

☆前走GIIIで前走4角1/2頭以内の4歳馬か6歳馬☆
ピンハイ、ママコチャ

☆前走3勝クラスで0秒1以上の差をつけて勝った4歳馬☆
ルージュスティリア、コスタボニータ

■年齢
・4歳【3.5.2.30】
勝7.5% 複25.0%
・5歳【3.2.2.27】
勝8.8% 複20.6%
・6歳【1.0.3.11】
勝6.7% 複26.7%
・7歳以上【0.0.0.6】
勝0.0% 複0.0%

連対馬のほとんどが4、5歳馬。また過去7年で4回は1-3着がすべて4、5歳馬で決まっている。6歳以上はどうしても押さえたい馬がいれば押さえるくらいでよいだろう。

■馬体重
・439キロ以下【1.3.0.6】
勝10.0% 複40.0%
・440-459キロ【3.2.5.31】
勝7.3% 複24.4%
・460-479キロ【2.1.1.21】
勝8.0% 複16.0%
・480-499キロ【0.1.1.15】
勝0.0% 複11.8%
・500キロ以上【1.0.0.1】
勝50.0% 複50.0%

459キロ以下だと【4.5.5.37】勝率7.8%・複勝率27.5%で単複回収率は168%・119%。460キロ以上だと【3.2.2.37】勝率6.8%・複勝率15.9%で単複回収率は32%・94%。

よく見ると、1番人気で馬券外に沈んだダノンファンタジーとラッキーライラックは480キロ以上だった。どちらかと言うと、華奢な牝馬の評価を上げたい。

また当日の馬体重増減を見てみると、馬体重増がイマイチの成績だった。

・今回減【3.4.3.31】
勝7.3% 複24.4%
・同体重【3.1.1.9】
勝21.4% 複35.7%
・今回増【1.2.3.34】
勝2.5% 複15.0%

馬体重減の場合は-3キロ以内だと【1.0.0.10】。同体重か、なるべくマイナス馬体重で出てきた馬を狙いたい。当日の馬体重は要チェックだ。

☆前走時の馬体重459キロ以下☆
アンドヴァラナウト、コスタボニータ、ディヴィーナ、テンハッピーローズ、ピンハイ

■種牡馬系統
・ディープインパクト系【5.3.3.16】
勝18.5% 複40.7%
・サンデーサイレンス系【2.3.3.28】
勝5.6% 複22.2%
・ミスタープロスペクター系【0.1.1.16】
勝0.0% 複11.1%
・ロベルト系【0.0.0.3】
勝0.0% 複0.0%
・ノーザンダンサー系【0.0.0.7】
勝0.0% 複0.0%
・ナスルーラ系【0.0.0.4】
勝0.0% 複0.0%

勝利を挙げているのはサンデーサイレンス系(ディープインパクト系含む)のみで、サンプル数が少ないものも含まれるが、その他の系統が劣勢にある。

昨年はディープインパクト産駒のアカイトリノムスメが競走除外になりミスプロ系のキングカメハメハ産駒アンドヴァラナウトが1番人気に押し上げられたものの、ハーツクライ産駒のメイショウミモザが勝利し2着に敗れていた。

ディープインパクト産駒は【5.3.3.14】。残り少ない産駒だが、出走があれば毎年好走馬を輩出している。必ず押さえるべきだろう。今年はルージュスティリアが出走予定。

好走した同産駒は、前走で「4角2/3頭以内」かつ「前走上がり1-3位または6位以下」の馬だった。この条件を満たすと【5.3.3.6】勝率29.4%・複勝率64.7%になる。

☆前走で4角2/3頭以内かつ上がり1-3位または6位以下のディープ産駒☆
ルージュスティリア

☆父サンデー系(ディープ系含まない)☆
コスタボニータ

■枠
・1枠【1.0.1.7】
勝11.1% 複22.2%
・2枠【0.1.0.8】
勝0.0% 複11.1%
・3枠【1.0.2.7】
勝10.0% 複30.0%
・4枠【1.1.1.9】
勝8.3% 複25.0%
・5枠【2.1.1.9】
勝15.4% 複30.8%
・6枠【0.0.1.13】
勝0.0% 複7.1%
・7枠【2.1.1.10】
勝14.3% 複28.6%
・8枠【0.3.0.11】
勝0.0% 複21.4%

1-3枠が【3.1.4.36】複勝率18.2%で複勝回収率45%に対して、4-8枠が【7.9.6.76】複勝率22.4%で複勝回収率112%。内枠に入った馬は人気サイドであれば好走しており、外めの枠ならフタ桁人気馬でも好走していた。

差し馬の好走が目立つレースな点に加えて牝馬なので揉まれるよりはスムーズに運びやすい外枠の方がレースがしやすいためだろう。しかし、先週の阪神芝は内前有利で速い時計も求められた。当日の馬場状態には注意したい。

(Text:funaki)

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