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コラム

2022/12/29  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【中山金杯(GIII)攻略データコラム】菊花賞組は大苦戦 3勝クラス組に妙味?

中山金杯(GIII) 4歳以上 ハンデ 芝2000m
※データについては過去10年分を対象に分析した。

■人気別成績
1番人気【3.1.4.2】
2番人気【2.1.0.7】
3番人気【2.0.0.8】
4番人気【2.1.1.6】
5番人気【1.2.1.6】
6-9番人気【0.5.1.34】
10番人気以下【0.0.3.66】

「ハンデ戦」「GIII」「正月競馬」と聞くとどうやっても荒れそうな気がするが、意外にも1番人気の信頼度は高く、勝率30.0%、複勝率80.0%とかなりの好成績。イメージとは裏腹に堅軸となっている。

また勝ち馬はいずれも5番人気以内。6番人気以下が勝ったのは2006年のヴィータローザ(7番人気)まで遡る。アタマが超人気薄というのはなかなか考えにくい重賞と言える。

その一方で、複勝圏には6番人気以下でもガンガン絡んでくる。アタマは人気馬から、ヒモは人気薄でもというのが基本的な戦略になりそうだ。

■枠番別成績
1枠【1.1.3.13】
勝率5.6%、連対率11.1%、複勝率27.8%
2枠【1.4.1.12】
勝率5.6%、連対率27.8%、複勝率33.3%
3枠【3.0.1.15】
勝率15.8%、連対率15.8%、複勝率21.1%
4枠【3.1.1.15】
勝率15.0%、連対率20.0%、複勝率25.0%
5枠【1.1.1.17】
勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%
6枠【1.1.2.15】
勝率5.3%、連対率10.5%、複勝率21.1%
7枠【0.0.0.20】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
8枠【0.2.1.22】
勝率0.0%、連対率8.0%、複勝率12.0%

皐月賞などでも言われるように中山芝2000mは外枠不利が定説。中山金杯も例に漏れず外枠が結果を残せていない。過去10年で1-4枠が8勝に対し、5枠より外は2勝のみ。さらに7-8枠は0勝と大不振だ。

特に7枠はサッパリでこの10年馬券絡みはゼロ。人気馬が少なかったという点で情状酌量の余地はあるが、2015年ラブイズブーシェ(3番人気14着)、2017年ストロングタイタン(2番人気8着)など人気サイドの馬も結果を残せなかった点は気にかけておきたい。

■年齢別成績
4歳【2.3.2.19】
勝率7.7%、連対率19.2%、複勝率26.9%
5歳【3.3.2.18】
勝率11.5%、連対率23.1%、複勝率30.8%
6歳【3.4.3.33】
勝率7.0%、連対率16.3%、複勝率23.3%
7歳【2.0.3.34】
勝率5.1%、連対率5.1%、複勝率12.8%
8歳以上【0.0.0.25】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

主力となるのは明け5歳馬。勝率、連対率、複勝率いずれの指標でもトップとなっている。とはいえ、4歳、6歳と大きな差があるわけではない、2頭の勝ち馬を出した7歳馬ともにある程度フラットな目線で考えて問題はないだろう。

その一方で、8歳以上はまったく結果を残せていない。さすがに超高齢馬は厳しい戦いを強いられるようだ。

■ハンデ別成績
51キロ以下【0.0.0.3】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
51.5-53キロ【0.1.1.18】
勝率0.0%、連対率5.0%、複勝率10.0%
53.5-55キロ【2.4.3.46】
勝率3.6%、連対率10.9%、複勝率16.4%
55.5-57キロ【5.3.5.57】
勝率7.1%、連対率11.4%、複勝率18.6%
57.5キロ以上【3.2.1.5】
勝率27.3%、連対率45.5%、複勝率54.5%

ハンデ戦だとついつい軽斤量の馬から買いたくなるものだが、この中山金杯ではハンデの重い馬が強い。

過去10年の勝ち馬のうち、8頭が55キロ以上を背負っていたうえ、57.5キロ以上の斤量を背負っていた馬の複勝率は50%超。そのうえ単勝回収率は201%、複勝回収率も129%なので見かけたらベタ買いでOKの数字となっている。

反対に53キロ以下の馬で連対したのは2021年のココロノトウダイ(53キロ)のみ。3着も2019年タニノフランケル(53キロ)だけとなっている。

ちなみに52.5キロ以下のハンデで馬券に絡んだ事例は2001年2着トーアメイウン(50キロ)、同年3着カンファーベスト(52キロ)まで遡る必要がある。ここまでくるとさすがに少々狙いにくい。

■前走クラス別成績
3勝クラス【1.1.2.10】
勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率28.6%
OP特別 【2.2.2.37】
勝率4.7%、連対率9.3%、複勝率14.0%
GIII 【2.5.5.46】
勝率3.4%、連対率12.1%、複勝率20.7%
GII 【4.1.0.17】
勝率18.2%、連対率22.7%、複勝率22.7%
GI 【1.1.1.19】
勝率4.5%、連対率9.1%、複勝率13.6%

パッと見て前走GII組の成績がよく見えるが、このうち【2.1.0.6】は12月開催だった金鯱賞を経由した組。ご存じの通り金鯱賞は施行時期が移動になったので、それを除くと前走GII組は【2.0.0.11】とあまり目立つ数字ではない。

それよりも狙って面白そうなのが前走3勝クラス組。2021年は該当馬のヒシイグアスとココロノトウダイでワンツー決着となったように、近年ますます存在感を増している。今年の登録馬ではカレンルシェルブル、ラーグルフ、レッドランメルトが該当。配当妙味もありそうで、狙う価値はありそうだ。

前走GI組で狙えるのは【1.1.0.0】のマイルCS組だが、今年は該当馬なし。2024年以降で該当馬がいればと言ったところ。

前走菊花賞組は【0.0.0.8】で全く結果を残せていない。不利があったとはいえ、2021年のディープボンドですらまったく良いところがなく敗れた。フェーングロッテンにとっては相当気になるデータだろう。

エリザベス女王杯組も【0.0.0.3】でこちらも苦戦傾向。もっとも人気になる馬がいなかったという部分で、こちらの組の方がまだ見込みはありそうだが果たして。

■種牡馬系統別成績
サンデーサイレンス系【6.5.3.70】
勝率7.1%、連対率13.1%、複勝率16.7%

(サンデーサイレンス系内訳)
ステイゴールド【3.2.0.11】
勝率18.8%、連対率31.3%、複勝率31.3%

ハーツクライ【1.1.1.7】
勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%

ディープインパクト【0.0.1.12】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率7.7%

キングマンボ系【3.1.2.13】
勝率15.8%、連対率21.1%、複勝率31.6%

サドラーズウェルズ系【0.2.3.6】
勝率0.0%、連対率18.2%、複勝率45.5%

ロベルト系【0.0.0.11】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

最も勝ち馬が多いのは当然ながらサンデーサイレンス系。特にステイゴールドとハーツクライは相性が良い。その一方でディープインパクト産駒は苦戦しており、連対した馬もいない。

その他相性が良いのはキングマンボ系とサドラーズウェルズ系。今年はサドラーズウェルズ系の登録馬はいないものの、キングマンボ系にはアラタ、サイモンサーマル、フォワードアゲン、レインカルナティオ、ワンダフルタウンの5頭が該当する。

意外だったのはロベルト系の相性が良くないこと。人気馬がいなかったのもあるが数字の上ではまったく結果を残せていない。モーリス産駒のラーグルフはジンクスを打ち破れるか。

データからのピックアップ
・カレンルシェルブル
3頭いた前走3勝クラス組からはこの馬をピックアップ。決め手になったのは血統面と前走の上がり3F順位。

ラーグルフはこのレースと相性の悪いロベルト系(父モーリス)ということで評価下げ。レッドランメルトは前走の上がり3F順位が8位だったのだが、近10年の中山金杯で馬券に絡んだ前走3勝クラス組はいずれも前走で5位以内の上がり順位を記録していた。

カレンルシェルブルはハービンジャー産駒。ハービンジャー産駒が中山金杯に出走した事例はそれほど多くないため傾向云々は何とも言えないが、デインヒル系というくくりであれば、2016年のフルーキー(父リダウツチョイス)が3着に好走している。

前走の魚沼Sでは上がり最速で差し切ったように末がしっかりしているうえ、中山コースもGIIセントライト記念で4着の実績あり。このレースと相性の良い明け5歳馬でもあり、人気の盲点になるようなら面白い1頭だ。

・フォワードアゲン
血統傾向で相性が良いとしたキングマンボ系からはこの馬をピックアップ。決め手はその母父。

父だと相性の悪いロベルト系だが、母父に入ると決して悪くなく、特に父キングマンボ系×母父ロベルト系はこの10年で【2.0.0.0】。2016年の勝ち馬ヤマカツエース、2022年の勝ち馬レッドガランを送り出している。

フォワードアゲンは父ローズキングダム×母父グラスワンダー(ロベルト系)。ヤマカツエースと似た輪郭の配合で小回り適性は十分。

そもそも新潟記念で4着、福島記念で5着と掲示板を確保した力量の持ち主。前走の14着が煙幕になるようなら配当妙味が見込めそうだ。現状では抽選対象だが出走が叶えばぜひ狙いたい。

(Text:inoue)

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