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コラム

2022/12/06  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【阪神JF(GI)攻略データコラム】堅め決着も配当妙味は関東馬

阪神JF(GI) 2歳 馬齢 阪神芝1600m
過去10年のデータをもとに分析する。

■全体傾向
人気
・1人気【4.1.0.5】
勝40.0% 複50.0%
・2人気【1.4.0.5】
勝10.0% 複50.0%
・3人気【1.1.3.5】
勝10.0% 複50.0%
・4人気【1.0.4.5】
勝10.0% 複50.0%
・5人気【3.0.0.7】
勝30.0% 複30.0%
・6-10人気【0.3.3.44】
勝0.0% 複12.0%
・11人気以下【0.1.0.77】
勝0.0% 複1.3%

1-5番人気の馬券絡みがほとんどで6番人気以下はヒモでよさそう。1番人気がトップの勝利数を誇るものの5番人気が次いで3勝なので、上位人気に対してはあまり人気に左右される必要はないだろう。

また1番人気→2番人気の決着は2016年、2018年、2020年と近年は頻繁に起きているので上位人気馬の信頼度は上がっている。

前走クラス
・新馬【0.0.1.13】
勝0.0% 複7.1%
・未勝利【0.0.0.10】
勝0.0% 複0.0%
・1勝【1.4.2.42】
勝2.0% 複14.3%
・OP特別【1.1.0.15】
勝5.9% 複11.8%
・リステッド【0.0.0.1】
勝0.0% 複0.0%
・GIII【8.4.6.57】
勝10.7% 複24.0%
・GII【0.1.1.7】
勝0.0% 複22.2%
・地方【0.0.0.3】
勝0.0% 複0.0%

勝ち星はアルテミスSが4勝、ファンタジーS組が3勝、札幌2歳S組が1勝とGIII組が圧倒。また馬券になった30頭中18頭が前走重賞で3着以内の馬だった。重賞実績がある馬から入るのがベターだろう。

1勝クラスで複数馬券絡みがあるのがサフラン賞組で【0.2.1.2】の高打率。今年はサンティーテソーロが出走予定だ。

前走距離
・同距離【4.7.6.63】
勝5.0% 複21.3%
・今回延長【4.2.4.76】
勝4.7% 複11.6%
・今回短縮【2.1.0.9】
勝16.7% 複25.0%

距離短縮組はサンプル数が少ないが好走率が高く、好走した馬はクロノジェネシスやソウルスターリング、レッドリヴェールといった翌年クラシックでも活躍した馬だった。ここで好走できれば牝馬三冠競走でも期待できそうだ。

同距離、距離延長組は好走数に大きな偏りはないものの、同距離組にはアルテミスS組が含まれているので好走率が底上げされている恰好だ。

キャリア
・1戦【0.0.1.13】
勝0.0% 複7.1%
・2戦【5.4.4.32】
勝11.1% 複28.9%
・3戦【5.4.5.50】
勝7.8% 複21.9%
・4戦【0.2.0.30】
勝0.0% 複6.3%
・5戦以上【0.0.0.23】
勝0.0% 複0.0%

キャリア2、3戦馬が優秀。2歳馬かつ牝馬なので使い減りは大きなマイナス要素だ。使い減りせずに適切なローテーションで挑む馬を重視したい。

キャリア4戦の馬からは2頭馬券絡みが出ているが、いずれも中5週以上でひと息入った馬だった。少しでも間があいている方がいい。

■アルテミスS組の勝ち馬候補
GIII組はアルテミスS組とファンタジーS組がメインとなっているが、勝率、連対率、複勝率すべてにおいて前者が倍近くもしくはそれ以上の成績を誇る。アルテミスS組【4.3.3.16】から好走馬の共通点を探っていく。

(共通点1)前走着順
1、2着【4.2.2.5】
3着以下【0.1.1.11】
アルテミスSで連対していることが勝ち馬の必須条件。

(共通点2)アルテミスSでの枠番
1-4枠【0.1.1.9】
5-8枠【4.2.2.7】
内めの枠からうまく立ち回った馬よりも外から豪快に脚が使えた馬を評価すべき。

(共通点3)父または母父がディープインパクト系を除くサンデーサイレンス系
父か母父がサンデー系【3.3.3.5】
それ以外【1.0.0.11】

スピードが優るサンデー系の血が入っている馬が優勢。ただし、ディープ系は【0.0.0.6】とアルテミスS組に限っては不振だった。またそれ以外の系統で勝利したのは2020年のソダシのみ。これは規格外か。

☆今年の該当馬☆
ラヴェル

■OP特別組は数が少なくとも大物輩出
同組はクロノジェネシス、ソウルスターリングが歩んだステップ。今年もそんな大物が現れるのか、OP特別【1.1.0.15】から好走馬の共通点を探っていく。

(共通点1)前走着差
0秒3差以上の勝ち【1.1.0.0】
それ以外【0.0.0.15】
オープンクラスを楽勝した馬なら信頼度アップ。

(共通点2)前走距離
距離短縮【1.1.0.1】
それ以外【0.0.0.14】
距離短縮で挑む馬が優勢。

(共通点3)生産者
社台系【1.1.0.5】
それ以外【0.0.0.10】
クロノジェネシスはノーザンF、ソウルスターリングは社台F生産馬。

☆今年の該当馬☆
モリアーナ


■穴なら関東馬!
1-5番人気の好走が多い当レースだが、過去10年の6番人気以下【0.4.3.121】から好走条件を探り、押さえるべき穴馬をピックアップする。

(1)関東馬
【0.3.3.36】複勝率14.3%
関西馬は【0.1.0.85】とまったく。

(2)さらに前走が1勝クラスか重賞
【0.3.2.27】複勝率15.6%

(3)さらに中5-9週
【0.2.2.11】複勝率26.7%
複勝回収率は136%をマーク。

☆今年の該当馬☆
サンティーテソーロ、ミシシッピテソーロ

奇しくもこれには同オーナーの2頭が該当。
前者はサフラン賞を逃げ切り勝ち。過去にはサフラン賞を逃げて勝った馬にレッドアネモスがいるが、本番は9着に敗退。また(3)のうち前走中団以下で競馬をした馬に限ると【0.2.2.3】複勝率57.1%、複勝回収率291%へ跳ね上がる。どちらかと言えば後者を上位に取りたい。

よって、阪神JFのデータ注目馬は

・ラヴェル
・モリアーナ
・ミシシッピテソーロ

(Text:funaki)

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