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コラム

2022/11/08  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【エリザベス女王杯(GI)攻略データコラム】阪神のエリ女は上がり3位以内が鉄則

エリザベス女王杯(GI) 3歳上 牝馬 定量 阪神芝2200m
※例年京都芝2200mで行われるが、京都競馬場改修工事のため、2020年より引き続き阪神芝2200mで行われる。コース適性が問われない項目または阪神競馬場の傾向をピックアップし過去10年のデータをもとに分析する。

■全体傾向
人気
・1人気【1.3.2.4】
勝10.0% 複60.0%
・2人気【1.0.1.8】
勝10.0% 複20.0%
・3人気【4.0.2.4】
勝40.0% 複60.0%
・4-6人気【2.2.4.22】
勝6.7% 複26.7%
・7-9人気【1.4.1.24】
勝3.3% 複20.0%
・10人気以下【1.1.0.81】
勝1.2% 複2.4%

1、2番人気がそれぞれ1勝と心許なく、人気重視は危険。3番人気は勝率トップ、複勝率は1番人気と肩を並べており、上位人気の中ならこちらを取りたい。

フタ桁人気馬の好走は昨年の勝ち馬アカイイト(10番人気)と2016年2着のシングウィズジョイ(12番人気)。強いて共通点を挙げるなら4歳だった点と非根幹距離重賞が得意な産駒だった点か。傾向を見るに人気にあまり囚われなくて良さそうだ。

年齢
・3歳【2.4.2.27】
勝5.7% 複22.9%
・4歳【6.3.7.50】
勝9.1% 複24.2%
・5歳【2.2.1.48】
勝3.8% 複9.4%
・6歳【0.1.0.14】
勝0.0% 複6.7%
・7歳以上【0.0.0.4】
勝0.0% 複0.0%

4歳馬の勝利数が圧倒的で単複回収率はどちらも100%超え。次いで3歳馬となるが、こちらは単勝回収率33%、複勝回収率64%と人気の割には好走できていない印象だ。

5歳馬の取捨はリピーターであること。馬券になった6頭すべてが、4歳時にも出走し当時6着以内の馬だった。この条件に限るとその成績は【2.2.1.6】となる。今年ならアカイイト、イズジョーノキセキが該当。

前走クラス
・2勝【0.1.1.4】
勝0.0% 複33.3%
・3勝【0.0.0.21】
勝0.0% 複0.0%
・OP特別【0.0.0.17】
勝0.0% 複0.0%
・リステッド【0.0.0.2】
勝0.0% 複0.0%
・GIII【0.0.1.9】
勝0.0% 複10.0%
・GII【8.6.4.65】
勝9.6% 複21.7%
・GI【2.3.4.25】
勝5.9% 複26.5%

牝馬の頂上決戦とあって前走重賞組が馬券絡みのほとんどを占めており、格が求められることが窺える。GII組の8勝中5勝は府中牝馬S組で【5.5.3.42】単複回収率は189%・111%と優秀。GI組はほとんが秋華賞組で【2.3.1.22】単複回収率は41%・56%と微妙。妙味含めてGII組が狙いだろう。

今年は海外から愛オークス勝ち馬でノヴェリストの半妹マジカルラグーンが出走する。外国馬の参戦は2011年に連覇を果たしたスノーフェアリー以来で、過去を遡ると2003-2011年で8頭が参戦し【2.0.1.6】の成績。エリザベス女王杯2連覇を果たしたスノーフェアリーも愛オークス勝ち馬で、3歳時には愛オークス勝利後、ヨークシャーオークス2着→英セントレジャー4着の実績を引っ提げて日本にやってきた。

マジカルラグーンはヨークシャーオークスで凱旋門賞馬アルピ二スタの5着に完敗したが、英気を養い休み明け初戦となる。先行馬なのでタフな流れを粘り込めれば面白いかもしれない。

種牡馬系統
・サンデーサイレンス系【8.10.6.88】
勝7.1% 複21.4%
・ロベルト系【1.0.1.12】
勝7.1% 複14.3%
・他ノーザンダンサー系【1.0.1.11】
勝4.5% 複9.1%
・ネイティヴダンサー系【0.0.2.17】
勝0.0% 複10.5%
・ナスルーラ系【0.0.0.5】
勝0.0% 複0.0%
・サドラーズウェルズ系【0.0.0.5】
勝0.0% 複0.0%
・ヴァイスリージェント系【0.0.0.4】
勝0.0% 複0.0%
・他ロイヤルチャージャー系【0.0.0.1】
勝0.0% 複0.0%

京都8年、阪神2年を合わせたデータとなるが、断然の出走数を誇るサンデーサイレンス系が8勝。ネイティヴダンサー系が3着止まりで、こちらはキングカメハメハ産駒の2頭。人気に推されそうな秋華賞馬スタニングローズにとっては少々嫌なデータだ。

■阪神競馬開催の2年間データ
脚質
逃げ【0.0.0.2】
先行【1.0.0.7】
中団【1.2.2.11】
後方【0.0.0.8】
マクリ【0.0.0.1】
-------------------
※上がり3F順位
1位【1.1.0.0】
2位【0.0.1.1】
3位【1.1.1.1】
4位以下【0.0.0.27】

とにかく上がり3位以内の脚が使えるかがカギ。前過ぎてもタフなコースで潰れる可能性もあり、後ろすぎても内回りなので届かない可能性もある。狙いは中団馬群から豪快に脚を使える馬だ。

枠番
1枠【0.0.1.3】
2枠【0.0.0.4】
3枠【0.1.0.3】
4枠【0.0.0.4】
5枠【0.0.0.4】
6枠【0.0.1.3】
7枠【0.1.0.4】
8枠【2.0.0.4】

2020年は外めの枠に入った先行好位馬が位置を下げる形となって好走。2021年は内めの枠に入った追い込み勢が距離ロスを抑えつつも展開が向いて好走。だが2年とも8枠から勝利を挙げている。揉まれにくく、内の馬が垂れてくるリスクも避けられ結果的に身動きがとりやすい枠となるのかもしれない。

■3歳馬の取捨は?
3歳馬【2.4.2.27】のうち秋華賞組が【2.3.1.22】。今年はこの組から3頭が出走予定だ。秋華賞馬のスタニングローズもいるが、過去の好走馬をもとに好走条件を探ってみる。

(1)秋華賞で勝ちまたは0秒5以内の負け
【2.3.1.13】勝10.5% 複31.6%

(2)さらにオークス2着以内
【2.2.0.1】勝40.0% 複80.0%

ここで漏れた2頭は昨年2着のステラリア(オークス13着)と2015年3着のタッチングスピーチ(オークス未出走)。また馬券外に沈んだのは昨年のアカイトリノムスメ。

☆今年の該当馬☆
スタニングローズ

今年の秋華賞はオークス1-3着馬を入れ替えた結果。上位3頭が抜けていると考えていいだろう。当馬は曾祖母ロゼカラーが3歳時のエリザベス女王杯で大敗、祖母ローズバドが3歳時のエリザベス女王杯2着という牝系出身。キンカメ産駒で傾向にマッチせずやや疑問が残るので勝ち切るまでは難しいかもしれないが押さえは必要か。

■ベストポジションから運べる馬を選定!
阪神で行われた2年間で共通して言えるのは当日初角7番手以下で進み、上がり3F3位以内の末脚を使える馬が好走している点だ。

2020年は前走で先行好位から進んだラッキーライラック、サラキア、ラヴズオンリーユーが本番では位置を下げる競馬から切れる脚を発揮して好走。2021年は前走で後方、追い込み馬のアカイイト、ステラリア、クラヴェルがそのまま本番も中団後方から進み、上がりのかかる競馬となって好走。

2020年の3頭が本来の脚質と違っても位置を下げたことで好走した点を鑑みると、追い込みが決まって波乱決着となった2021年の結果は自然な流れだったのかもしれない。それぞれレースの質は異なるものの、後方勢に流れが向いている点は攻略のカギになりそう。

(1)初角7番手以下【2.2.2.17】
(2)上がり3位以内【2.2.2.2】

上記2点の条件をクリアできそうな馬を狙っていきたい。

各馬、近5走の初角通過順と上がり3F順位の平均を出してみる。

(1)初角通過順
2.0 ローザノワール
3.0 ウインマリリン
3.6 スタニングローズ
5.0 クリノプレミアム
5.2 ウインマイティー
5.4 アンドヴァラナウト
-------------------
6.2 ウインキートス
7.4 イズジョーノキセキ
7.8 デアリングタクト
8.0 ジェラルディーナ
9.4 ホウオウエミーズ
10.0 ナミュール
10.0 ピンハイ
10.5 テルツェット
-------------------
12.0 アカイイト
12.6 ルビーカサブランカ
14.2 ライラック

点線で区切った部分が7番手から、想定する中団後ろ寄りの馬群とした。後方勢は全体傾向、阪神傾向ともに結果が出ていないため候補から外した。

(2)上がり3F順位
-------------------
1.2 ジェラルディーナ
1.8 ピンハイ
2.6 ナミュール
3.0 ルビーカサブランカ
3.6 イズジョーノキセキ
3.6 テルツェット
3.8 スタニングローズ
-------------------
4.0 デアリングタクト
4.8 ライラック
5.8 ホウオウエミーズ
6.2 ウインマイティー
7.2 アカイイト
7.4 アンドヴァラナウト
7.6 クリノプレミアム
8.2 ウインキートス
9.8 ウインマリリン
12.8 ローザノワール

こちらは上がり3位台の馬までを点線で区切った。

(1)(2)どちらにも該当しているのはイズジョーノキセキ、ジェラルディーナ、テルツェット、ナミュール、ピンハイの5頭。

実績から昨年5着のイズジョーノキセキが1番手。距離実績がある分ジェラルディーナも上位だろう。テルツェットは昨年のエリザベス女王杯で初角12番手から進めたものの11着に大敗と距離に限界がありそう。

3歳馬のピンハイは桜花賞、オークスで善戦を続けるも秋華賞は賞金が足りず出走できなかった。オークスでナミュールと差のない競馬だったことを思えば脚質的にも秋華賞で善戦していた可能性は高いが、古馬GIの舞台だけあって相応の格と実績はほしかったところ。

よって、エリザベス女王杯のデータ注目馬は

・イズジョーノキセキ
・ジェラルディーナ
・ナミュール
・スタニングローズ

(Text:funaki)

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