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コラム

2022/11/01  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【アルゼンチン共和国杯(GII)攻略データコラム】3歳馬キラーアビリティのデータ取捨は?

アルゼンチン共和国杯(GII) 3歳上 ハンデ 東京芝2500m
※過去10年のレースデータを元に分析する。

■全体傾向
人気
・1人気【3.1.1.5】
勝30.0% 複50.0%
・2人気【4.0.0.6】
勝40.0% 複40.0%
・3人気【2.1.6.1】
勝20.0% 複90.0%
・4人気【0.5.0.5】
勝0.0% 複50.0%
・5人気【0.1.0.9】
勝0.0% 複10.0%
・6-9人気【1.2.2.35】
勝2.5% 複12.5%
・10人気以下【0.0.1.67】
勝0.0% 複1.5%

馬券になった30頭中23頭が1-4番人気で、勝ち馬はほぼ1-3番人気から出ており堅く収まりやすい傾向。2020年は1-2番人気が崩れて三連複4万馬券を叩き出したが、過去10年の平均配当は9088円。馬連も平均配当が2416円で9-10倍台が6回。点数を抑えて買いたいレースだ。

年齢
・3歳【2.0.2.0】
勝50.0% 複100.0%
・4歳【5.4.4.24】
勝13.5% 複35.1%
・5歳【1.5.4.40】
勝2.0% 複20.0%
・6歳【2.1.0.31】
勝5.9% 複8.8%
・7歳以上【0.0.0.33】
勝0.0% 複0.0%

7歳以上の高齢馬が壊滅的。3歳馬は複勝率100%で、馬券になった4頭中3頭が前走重賞の連対馬だった。今年はダービー6着から秋初戦となるキラーアビリティが出走予定だが、2015年にはダービー9着だったレーヴミストラルが3着に好走しているので、着順が悪くても巻き返しは可能。

注目したいのは連対が9頭と最多の4歳馬。2017年は出走がなく、2013年は3頭が凡走に終わっているものの、その他の年では毎回好走している。昨年は3歳時にも勝利して連覇を果たしたオーソリティ、3勝クラスを勝ち上がったばかりだったフライライクバードが3着だった。今年の出走予定の4歳馬はテーオーロイヤルとブレークアップ。人気傾向からも上位人気に推されそなテーオーロイヤルが中心か。

前走クラス
・2勝【0.0.1.1】
勝0.0% 複50.0%
・3勝【1.3.4.15】
勝4.3% 複34.8%
・OP特別【1.2.1.36】
勝2.5% 複10.0%
・リステッド【0.0.0.1】
勝0.0% 複0.0%
・GIII【0.0.1.14】
勝0.0% 複6.7%
・GII【4.4.2.53】
勝6.3% 複15.9%
・GI【4.1.1.8】
勝28.6% 複42.9%

前走GI組の内訳は、宝塚記念【2.0.0.4】、天皇賞・春【1.1.0.4】、ダービー【1.0.1.0】。馬券外が8頭いるものの、他の組と比べればやはり勝率、複勝率ともに堅実。今年のGI組はキラーアビリティとシルヴァーソニックだが、シルヴァーソニックは走り切ったとは言え、放馬して競走を中止したため、実質キラーアビリティのみとなる。

前走GII組の内訳は、主要レースがオールカマー【2.2.1.17】、京都大賞典【0.1.0.25】。また同組は関東馬【3.1.2.17】に対して関西馬【1.3.0.36】なので、関東馬のGII組が狙いとなりそう。

条件戦から挑む馬は9頭馬券に絡んでおり意外にも好走している。こちらはヒモでカバーしておくべきだろう。

斤量
・50キロ以下【0.0.0.4】
勝0.0% 複0.0%
・51-53キロ【0.1.2.24】
勝0.0% 複11.1%
・54キロ【1.0.1.26】
勝3.6% 複7.1%
・55キロ【0.4.6.26】
勝0.0% 複27.8%
・56キロ【6.3.0.20】
勝20.7% 複31.0%
・56.5キロ【0.0.0.1】
勝0.0% 複0.0%
・57キロ【1.1.0.15】
勝5.9% 複11.8%
・57.5キロ【1.1.1.1】
勝25.0%複75.0%
・58キロ以上【1.0.0.11】
勝8.3% 複8.3%

56キロが6勝と最多勝利、最多連対。また56キロ以上が9勝を挙げていることから、実力馬が勝ち切っていることがわかる。ただし、55キロ以下は勝ち切れなくても2、3着なら十分ありえる。

■キラーアビリティは復活する?
ホープフルSに勝利した後、クラシックでは見せ場なく終わってしまったキラーアビリティだが、上述したように過去10年で3歳馬は複勝率100%、そして前走GI組は堅実。どちらにも該当し期待をしたくなるが、信頼できるか探ってみる。

まず一昨年勝ち馬のオーソリティの過程を見てみると、7月の新馬戦を勝利→芙蓉Sも勝利して2連勝→暮れのホープフルSでは5着敗退→弥生賞3着も皐月賞は出走せずダービー目標に→青葉賞勝利後に骨折が判明して休養→じっくり休み復帰初戦の当レースで54キロを背負って勝利。

2017年に勝ったスワーヴリチャードは、9月の新馬戦を2着して次走勝利→東スポ杯2歳Sで2着→3歳初戦の共同通信杯を勝利してクラシックへ→皐月賞6着→ダービー2着好走→秋初戦の当レースで56キロを背負って勝利。

同年3着したセダブリランテスは、デビューが冬でクラシックは不出走→5月の早苗賞に勝利→ラジオNIKKEI賞で重賞制覇→54キロの斤量で当レース3着。

2015年に3着したレーヴミストラルは、デビューが冬で勝ち上がりにやや時間を要したが、青葉賞を勝利してダービー出走の権利獲得→本番は9着敗退→秋初戦の当レースで55キロを背負って3着。

キラーアビリティに話を戻すと、6月にデビューして5着→次走勝利→萩Sではダノンスコーピオンにクビ差の2着→ホープフルSを勝利→ダービーを大目標に皐月賞に出走するも状態が整わず13着→大目標だったダービーも調子が戻らず6着まで。

怪我をしたわけではないのに状態面が上がってこなかった点に不安を抱く。オーソリティこそ骨折を発症したが、その間は休養を挟みながら無理せずじっくりと使われていた。

また当レースまでのキャリアはそれぞれだが、過去に好走した4頭は春に重賞連対を果たしている。状態面で順調さを欠きながらも、春に少々無理して使われ結果が出ていなかったのはキラーアビリティのみ。

ただ、昨年ホープフルS2着のジャスティンパレスも同じように春に順調さを欠いたが、神戸新聞杯勝ち→菊花賞3着と、この秋に巻き返しを果たした。それを鑑みれば、キラーアビリティがハンデGIIで通用する素質は十分ある。

他に気になるのは、当レースでディープインパクト産駒が【0.1.0.19】と相性が悪い点だ。2017年には1番人気だったモンドインテロが4着に敗れている。

また2012年以降の過去10年なら3歳馬は複勝率100%だが、2000年から2011年は【0.3.2.10】と、そこまで信頼できる成績は残していなかった。

以上より、複勝率100%の3歳馬でもキラーアビリティは近年好走した3歳馬とはやや過程が異なる点、ディープインパクト産駒との相性が悪いレースという点、2000年以降で見れば凡走に終わる3歳馬もいる点を含めて、危険な3歳馬とする。

■前走オールカマー組で好走した馬の特徴
GI組のキラーアビリティに信頼を置けないとなると、前走ステップからは【2.2.1.17】のオールカマー組が主要となりそう。同組から好走した馬の共通点をチェックしてみる。

(共通点1)着順
オールカマーで9着以内【2.2.1.11】
フタ桁着順からの巻き返しは厳しい。

(共通点2)年齢
4歳馬【2.0.1.1】
5歳馬【0.1.0.6】、6歳馬【0.1.0.5】で、4歳馬の好走が目立つ。

(共通点3)当日斤量
55-57キロ【2.2.1.7】
54.5キロ以下、57.5キロ以上はそれぞれ【0.0.0.5】と結果が出ていなかった。

共通点1、2に該当するのはテーオーロイヤルのみ。これで斤量が55-57キロとなれば好走に期待できそうだ。

先に関東馬のGII組が狙いと記載したが同馬は関西馬。しかし京都大賞典【0.1.0.25】なので、データ的にはオールカマーを使ってよかったと捉えられる。休み明けに2200mという距離を使ったことでピリッとしてきたはず。

■前走OP特別、リステッドレースからの好走した馬の条件
前走OP特別、リステッドレースから重賞挑戦となる【1.2.1.37】から好走条件を探ってみる。

(共通点1)前走人気
1-3人気【1.2.1.8】
4人気以下【0.0.0.29】
重賞以外のオープンクラスで上位人気の推される実績が必要である。

(共通点2)前走着順
1-2着【0.0.0.6】
3-5着【1.1.1.8】
6着以下【0.1.0.23】
人気に応えて勝利した馬より善戦した馬が好走傾向にある。

(共通点3)距離
今回延長【1.1.1.9】
今回短縮【0.1.0.28】
距離短縮組は結果が出ていない。

前走人気に応えて、2500m以上の長距離レースで結果を出した馬は意外にもここでは好走しない傾向にあった。おそらく、2500m以上のレースということで、その多くが北海道の洋芝でのレースだったのが要因だろう。単純なスタミナとパワーではなく、府中ならスピードもある程度求められることがわかる。そのため善戦止まりだった馬が舞台を替えて好走していると思われる。

今年のメンバーを見ると、ハーツイストワールとボスジラしか前走で上位人気に推されていない。ボスジラは洋芝での好走が目立つだけに確かに今回はマッチしなさそう。ハーツイストワールは札幌日経オープンを人気に応えて勝利していて好走条件に当てはまらないが、東京実績がある。スピードは対応できるので、あとは重賞でも足りるかがカギ。今回は骨っぽい馬が少ないので付け入る隙はありそうだ。

■前走2勝または3勝クラスから好走した馬の条件
今年は高齢馬も目立ち、条件戦から挑む4-6歳馬にも大いにチャンスがありそう。前走2-3勝クラス【1.3.5.16】から好走条件を探ってみる。

(1)前走3着以内
【1.3.5.13】勝4.5% 連18.2% 複40.9%

(2)さらに前走場所が東京
【1.3.3.5】勝8.3% 連33.3% 複58.3%

条件戦組は前走が同じ東京舞台で結果を出していることがポイントとなっているようだ。

☆今年の該当馬☆
ブレークアップ

同馬は母父クロフネだが父ノヴェリストの影響が大きいのか、これまでの実績から距離に関しては問題ない。また当レースで好走率の高い4歳馬であり、頭は狙いにくいが複勝率5割強で複勝回収率173%なら、馬連の相手や三連系の馬券には必須だろう。

よって、アルゼンチン共和国杯のデータ注目馬は

・テーオーロイヤル
・ハーツイストワール
・ブレークアップ


(Text:funaki)

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