2022/05/24 UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」
【目黒記念(GII)攻略データコラム】近年優秀な「大阪-ハンブルクC組」を狙え!
目黒記念(GII) 4歳以上 ハンデ 東京芝2500m
※データについては過去10年分を対象として分析している。
■人気
・1番人気/【2.2.2.4】
勝率20.0% 複勝率60.0%
・2番人気/【0.2.0.8】
勝率0.0% 複勝率20.0%
・3番人気/【2.0.1.7】
勝率20.0% 複勝率30.0%
・4-9番人気/【5.4.5.46】
勝率8.3% 複勝率23.3%
・10番人気以下/【1.2.2.74】
勝率1.3% 複勝率6.3%
ハンデ重賞なので1番人気が苦戦しているのかと思いきや、勝率20.0%、連対率40.0%、複勝率60.0%とまずまずの数字。一方、2番人気は2着が2回あるだけと苦戦している。
3番人気は勝率では1番人気に引けを取らないが、複勝率ベースだと30.0%。4-9番人気は複勝率23.3%なので、こちらもそこそこ優秀。またハンデ戦ではあるが、10番人気以下は勝率1.3%、複勝率6.3%とそれほど数字は良くはない。極端な人気薄を買うよりは中穴人気の馬の評価を上げる方が傾向からは良さそう。
■年齢別成績
・4歳/【4.2.2.25】
・5歳/【2.7.2.39】
・6歳/【2.1.2.31】
・7歳/【2.0.3.24】
・8歳/【0.0.1.11】
どの年齢もまんべんなく勝ち星を挙げており、極端な偏りは見受けられない。5歳馬の2着数が抜けて多いのが唯一と言っていいくらいの偏りか。6歳馬の成績が若干見劣りするようにも見えるが、平均9.7番人気に対して、平均着順は9.1着なので人気通りとも言える。特段年齢で評価を上げたり、逆に嫌ったりする必要はなさそうだ。
■前走クラス別成績
・前走2勝クラス/【0.0.0.2】
・前走3勝クラス/【2.1.0.21】
・前走OP特別/【3.6.4.53】
・前走GIII/【3.0.1.13】
・前走GII/【1.2.2.30】
・前走GI/【1.1.3.18】
優秀なのは前走GIII組。勝率と連対率は17.6%、複勝率23.5%というのは他の組と比較して頭一つ抜けた成績だ。近年勢いを増しているのは前走3勝クラス組。18年1着ウインテンダネス、19年2着アイスバブル、20年1着キングオブコージと3年連続で連対馬を輩出している。今年の特別登録馬では前走の御堂筋Sを勝ってここに臨むダンディズムと前走サンシャインSを勝利したパラダイスリーフ、松籟Sを制したベスビアナイト、府中Sを制したバジオウ、三方ヶ原Sを制したプリマヴィスタが該当する。
■脚質・上がり順位
◎目黒記念脚質
・逃げ/【0.0.0.10】
勝率0.0% 複勝率0.0%
・先行/【2.2.3.29】
勝率5.6% 複勝率19.4%
・差し/【6.7.6.55】
勝率8.1% 複勝率25.7%
・追込/【2.1.1.44】
勝率4.2% 複勝率8.3%
目黒記念は差し馬に有利なレースで、過去10年のレース結果を眺めてみれば、差し・追い込みが3着内の大半を占めている。昨年も4角13番手から末脚を伸ばしたキングオブコージが勝利し、2着には中団から末脚を伸ばした6番人気アイスバブルが入線していた。
また、最速の上がりタイムを出した馬の成績は【5.1.0.6】で、勝率は41.7%なので勝ち負けか馬券外になる傾向が強い。
逃げ馬は【0.0.0.10】。4角3番手以内の馬ですら【2.2.3.32】で、先行馬には酷なレースとなっている。3着以内30頭中9頭は4角10番手以下で、後方から運ぶ馬でも届く傾向にある。
(Text:nishidate)
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