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コラム

2022/05/17  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【オークス(GI)攻略データコラム】1番人気馬と上がり最速馬の信頼度高い



オークス(GI) 3歳牝馬 定量 東京芝2400m
※過去10年分のレースデータを基に分析する。

■人気
・1番人気/【5.2.1.2】
 勝率50.0% 複勝率80.0%
・2番人気/【1.3.3.3】
 勝率10.0% 複勝率70.0%
・3番人気/【3.0.1.6】
 勝率30.0% 複勝率40.0%
・4-6番人気/【0.3.2.25】
 勝率0.0% 複勝率16.7%
・7-9番人気/【1.1.1.27】
 勝率3.3% 複勝率10.0%
・10番人気以下/【0.1.2.85】
 勝率0.0% 複勝率3.4%

とにかく1番人気が強いレース。過去10年で5勝をマークし、複勝率は80%。回収率も単勝が117%、複勝が110%と、馬券的にも信頼できる数字だ。昨年は単勝1.9倍の1番人気だったソダシが距離の壁に泣いて8着に敗れたが、2013年から2020年までは連対を外したことがなく、16年以降は1番人気が5連勝しているように信頼度はかなり高い。

2番人気も複勝率70%と安定感があり、3番人気は好走率はイマイチなものの、昨年もユーバーレーベンが勝利しているように過去10年で3勝をマーク。総じて悪い成績ではない。1-3番人気が3着内に2頭以上入った年が過去10年で8回あり、基本的に堅く決まるレースではある。

ただし、過去10年でフタ桁人気馬は3頭しか来ていないのだが、その3頭が近3年連続で3、2、3着に走っている。ヒモ荒れの可能性はしっかりと見ておきたい。

■馬体重
・400-419キロ/【0.0.1.14】
 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率6.7%
・420-439キロ/【2.1.2.32】
 勝率5.4% 連対率8.1% 複勝率13.5%
・440-459キロ/【2.3.2.49】
 勝率3.6% 連対率8.9% 複勝率12.5%
・460-479キロ/【6.5.3.30】
 勝率13.6% 連対率25.0% 複勝率31.8%
・480-499キロ/【0.1.1.15】
 勝率0.0% 連対率5.9% 複勝率11.8%
・500-519キロ/【0.0.1.8】
 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率11.1%

過去のオークス馬を見てみると、2016年のシンハライト(422キロ)や2015年のミッキークイーン(430キロ)、2014年のヌーヴォレコルト(444キロ)といった馬体重が450キロにも満たない「小柄な牝馬」が活躍していたが、近年の上位馬を見てみると以前ほど体重の軽い馬は活躍できていない。

近年では、のちにGI4勝を挙げる活躍をみせるクロノジェネシスが本レースに出走したが、この時の馬体重は432キロとデビュー以降もっとも体重を減らしてレースに挑み、直線で伸びきれず3着に敗れてしまっている。牝馬にとって過酷な東京2400mという条件が、いかに小柄な牝馬を苦しめているかがわかる。

一方で、出走数自体少ないものの、大型馬の成績もよくない。480キロ以上の馬からは過去10年で勝ち馬は出ておらず、複勝率も回収率も振るわない。過去30年さかのぼっても480キロ以上で優勝したのは2006年のカワカミプリンセスただ1頭。しかも当日の体重は484キロで、大型馬と呼ぶにはギリギリのラインであった。

というわけで、スイートスポットは460-479キロ。関西馬の遠征も多いため、当日の馬体重とパドックの気配には注目しておきたいところだ。

■前走着順
・前走1着/【5.5.3.43】
 勝率8.9% 複勝率23.2%
・前走2着/【1.2.3.17】
 勝率4.3% 複勝率26.1%
・前走3着/【3.1.1.14】
 勝率15.8% 複勝率26.3%
・前走4-9着/【0.2.1.48】
 勝率0.0% 複勝率5.9%
・前走10着/【1.0.2.26】
 勝率3.4% 複勝率10.3%

前走の着順を調べると、1着馬が5勝2着5回と圧倒的に走っており、回収率も複勝126%とプラス収支を計上している。また前走2着、3着馬も優秀な成績で、好走率(複勝率)に関しては1着馬を上回っている。

これが前走4着以下になると、途端に成績が急下降し、4-9着馬から勝ち馬は出ていない。また、前走で10着以下だった馬の巻き返しは13年のメイショウマンボ1例のみ。基本的には前走で馬券圏内に好走した馬から狙っていきたい。

☆前走1着馬⇒アートハウス、エリカヴィータ、スタニングローズ、スターズオンアース、ラブパイロー
☆前走2、3着馬⇒ウォーターナビレラ、コントディヴェール、シンシアウィッシュ、ニシノラブウインク、パーソナルハイ、ルージュリナージュ

■脚質・上がり順位
◎オークス脚質
・逃げ/【0.0.0.10】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・先行/【1.4.1.31】
 勝率2.7% 複勝率16.2%
・差し/【6.4.9.63】
 勝率7.3% 複勝率23.2%
・追込/【3.2.0.44】
 勝率6.1% 複勝率10.2%

オークスは差し馬に有利なレースで、過去10年のレース結果を眺めてみれば、差し・追い込みが3着内の大半を占めている。昨年も4角8番手から末脚を伸ばしたユーバーレーベンが勝利し、3着には後方を追走していた16番人気ハギノピリナが入線し、波乱を巻き起こしたのは記憶に新しい。

また、最速の上がりタイムを出した馬の成績は【7.3.1.2】で、勝率は53.8%と2回に1回は先頭でゴールインしている計算。複勝率は実に92.3%で、過去10年で馬券にならなかったのは2017年のディアドラと昨年のタガノパッションの2頭。両馬とも4着に走っているうえ、2017年はもう1頭の上がり最速馬・アドマイヤミヤビが3着に入っている。 

逃げ馬は【0.0.0.10】。4角3番手以内の馬ですら【1.1.0.32】で、先行馬には酷なレースとなっている。3着以内30頭中10頭は4角10番手以下で、後方から運ぶ馬でも届く傾向にある。

◎前走脚質
・逃げ/【0.0.0.10】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・先行/【0.2.4.45】
 勝率0.0% 複勝率11.8%
・差し/【8.6.3.59】
 勝率10.5% 複勝率22.4%
・追込/【1.2.3.33】
 勝率2.6% 複勝率15.4%
・マクリ/【1.0.0.1】
 勝率50.0% 複勝率50.0%

◎前走上がり3ハロンタイムの順位
・1-3位/【8.5.6.47】
 勝率12.1% 複勝率28.8%
・4位以下/【2.5.4.102】
 勝率1.8% 複勝率9.8%

前走の脚質を見ても、差し・追い込み馬が3着以内を独占しており、かつ上がり3ハロンが上位だった馬が好調。

一方、前走で逃げた馬が馬券に絡んだことは過去10年でゼロ。一般的に逃げはもっとも有利な戦法であり、これは滅多にないことだ。また先行していた馬からも勝ち馬は出ておらず、3着内率も振るわない。

さらに前走の番手を見てみると、4角3番手以内の馬が【0.1.3.39】で、前走の時点で先行している馬は減点が必要。特にフローラS組で前走4角3番手以内だと【0.0.1.10】と苦戦傾向にあるだけに、フローラSで先行して馬券圏内に好走したシンシアウィッシュとエリカヴィータの位置取りには注目しておきたいところだ。

☆前走で上がり3位以内⇒アートハウス、コントディヴェール、サークルオブライフ、ルージュエヴァイユ

■前走レース別傾向
・桜花賞/【7.5.4.63】
 勝率8.9% 複勝率20.3%
・忘れな草賞/【2.0.1.8】
 勝率18.2% 複勝率27.3%
・フローラS/【1.4.3.37】
 勝率2.2% 複勝率17.8%
・スイートピーS/【0.1.0.15】
 勝率0.0% 複勝率6.3%
・1勝クラス/【0.0.1.15】
 勝率0.0% 複勝率6.3%


まず馬券の中心に考えたいのは桜花賞組だろう。出走頭数も多い分、取捨選択が重要になってくるわけだが、やはり重要視しなければならないのは「馬券圏内」に好走した馬。桜花賞で3着以内だった馬の成績は【6.3.3.13】で勝率24.0%、複勝率は48.0%。今年は3着ナムラクレアが来月の函館スプリントSへ向かう予定となっているため、1着スターズオンアースと2着ウォーターナビレラのどちらかが馬券になる計算だ。

逆に桜花賞4着以下の成績は【1.2.1.50】で勝率1.9%、複勝率7.4%とサッパリの数字。今年は桜花賞4、6、10着馬が売れそうだが、このデータを見ると馬券妙味のなさも含めて、まったく食指が動かない。

桜花賞以外で注目すべきは、2頭の勝ち馬を輩出している忘れな草賞だろう。好走率に関しては勝率も複勝率も桜花賞を上回っている。昨年13番人気で3着に激走したウインマイティーも忘れな草賞勝ち馬だった。

忘れな草賞の成績がいいのは、長距離輸送のない阪神で行なわれること(注・忘れな草賞組はすべて関西馬)と、桜花賞と同日開催でゆったりとしたローテを組めるうえに、GI・桜花賞ほどにはレースで消耗しないからだと思われる。

忘れな草賞から好走した計3頭の共通点は、「2着馬にコンマ1秒以上の差をつけていること」と「上がり3位以内の脚を使っていたこと」。今年の忘れな草賞を勝ったアートハウスはいずれの条件もクリアしている。

フローラS組は昨年こそユーバーレーベンが勝利したが、それまでは勝ち馬を輩出していなかった。しかし2020年にはウインマリリンが7番人気の評価ながら2着に好走し、2017年には12番人気でフローラSを勝利したモズカッチャンがオークスでも2着まで来ているように、人気の有無関係無しにフローラSの勝ち馬には注目しておきたいところだ。

スイートピーS組は2019年にカレンブーケドールが12番人気で2着に激走したのが記憶に新しいが、それ以外は悲惨な成績。同馬はその後も古馬混合GIで幾度も好走を重ねている底力を持った牝馬であり、例外と考えたほうがよさそうだ。

前走1勝クラスを使ってきた馬が馬券圏内に入ったことは、過去20年さかのぼっても一度もなかったが、昨年はハギノピリナが16番人気ながら3着に激走し波乱を巻き起こした。しかし、後方一気の展開に恵まれた感もあるだけに、基本的には軽視の考えを持っていいだろう。

☆桜花賞3着以内⇒スターズオンアース、ウォーターナビレラ
☆忘れな草賞で「2着馬にコンマ1秒差以上」「上がり3位以内」⇒アートハウス
☆フローラS勝ち馬⇒エリカヴィータ
☆スイートピーS⇒コントディヴェール
☆前走1勝クラス⇒ラブパイロー、ルージュリナージュ

(Text:nishidate)

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