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コラム

2022/04/12  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【皐月賞(GI)攻略データコラム】ローテ、種牡馬、体重…注目すべきデータ多数!

皐月賞(GI) 3歳牡・牝 定量 中山芝2000m
※2012年以降、過去10年分のレースデータを基に分析する。

■人気
・1番人気/【3.1.1.5】
 勝率30.0% 複勝率50.0%
・2番人気/【2.3.0.5】
 勝率20.0% 複勝率50.0%
・3番人気/【1.2.3.4】
 勝率10.0% 複勝率60.0%
・4番人気/【1.2.1.6】
 勝率10.0% 複勝率40.0%
・5番人気/【0.0.0.10】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・6番人気/【0.0.1.9】
 勝率0.0% 複勝率10.0%
・7-9番人気/【3.2.3.22】
 勝率10.0% 複勝率26.7%
・10番人気以下/【0.0.1.82】
 勝率0.0% 複勝率1.2%

1、2番人気がともに複勝率50.0%で、3番人気は複勝率60.0%、4番人気は複勝率40.0%。4番人気までの好走率は大差なく、ほどほどに来るといった感じ。ただしオッズがつくぶん、3、4番人気は複勝回収率がプラス収支になっており、期待値的な狙い目はここになる。

5番人気は3着内ゼロ、6番人気は連対ゼロで3着1回のみと、さっぱりな成績でほぼ“死に目”と化している。

一方、7-9番人気は各人気で勝ち馬を出し、合算の複勝率も26.7%と人気を考慮すればすこぶる優秀。それゆえ回収率も単勝は226%、複勝は145%と、素晴らしい数字になっている。穴馬はこのゾーンから選びたい。

10番人気以下は5年前の3着1回だけ。さらに10年遡るとフタ桁人気馬は【2.3.1.84】で10年中6回も走っていたことから、大穴馬が馬券に絡まないのは近年になっての傾向といえる。このトレンドを踏まえても、足切りラインはここになるだろう。

■厩舎・騎手・乗り替わり
◎厩舎
・美浦/【5.2.4.52】
 勝率7.9% 複勝率17.5%
・栗東/【5.8.6.91】
 勝率4.5% 複勝率17.3%

まず厩舎の東西比較は、関東5勝、関西5勝で勝ち鞍はイーブン。関東馬のほうが出走数が少ないので勝率は上なものの、複勝率はほぼ同じ。厩舎については東西拮抗と考えていい。

◎騎手
・美浦/【5.1.5.68】
 勝率6.3% 複勝率13.9%
・栗東/【5.8.4.69】
 勝率5.8% 複勝率19.8%
・外国/【0.1.1.6】
 勝率0.0% 複勝率25.0%

騎手の東西比較も、関東5勝、関西5勝と互角。複勝率は関東のほうが低くなっているが、これは中山開催のため、人気のない(≒能力の低い)関西馬に地元の関東騎手が跨って数字を下げているだけなので、気にする必要はない。

◎乗り替わり
・継続騎乗/【7.6.7.80】
 勝率7.0% 複勝率20.0%
 単勝回収率86% 複勝回収率62%
・乗り替り/【3.4.3.63】
 勝率4.1% 複勝率13.7%
 単勝回収率13% 複勝回収率46%

乗り替わりより継続騎乗のほうが好走率が高いのは一般的な傾向なのだが、乗り替わりのほうが高く出やすい回収率も、継続騎乗のほうが上。やはり若い3歳馬だけに、背中を知っている前走騎手が乗るほうが好走に導きやすいのだろう。

◎好走が複数ある騎手
・M.デムーロ/【2.1.0.6】
 勝率22.2% 複勝率33.3%
・福永/【1.3.0.6】
 勝率10.0% 複勝率40.0%
・C.ルメール/【1.0.1.5】
 勝率14.3% 複勝率28.6%
・戸崎/【1.0.1.6】
 勝率12.5% 複勝率25.0%
・川田/【0.3.0.3】
 勝率50.0% 複勝率50.0%
・田辺/【0.1.1.7】
 勝率0.0% 複勝率22.2%

上掲は近10年で複数好走歴があるジョッキー。2勝2着1回とトップに立つM.デムーロ騎手は、中山が得意なジョッキーで皐月賞も4勝を挙げている。最終週に行なわれる皐月賞は馬場も荒れてくるため、マクリや差し・追い込みを好む乗り方がフィットするのだろう。

福永騎手は1勝2着3回と確かに成績は優秀なものの、中身を見るとすべて人気通りの結果。素質のある2、3歳馬が集まるジョッキーなので、鞍上の手腕というよりは馬質の高さに由来する成績といえる。なので人気薄での好走は一度もない。2着3回の川田騎手にもほぼ同様の傾向を指摘できる。

ルメール騎手にいたっては2度の馬券内はいずれも1番人気馬で、1番人気の成績は【1.0.1.1】(※着外は6着)とむしろ裏切る傾向にある。7回騎乗して人気を上回ったことは一度もない。M.デムーロ騎手とは対照的で、腕っぷしで勝負するタイプでもないので、荒れ馬場の中山はあまり向かないのだ。

穴で注目したいのは戸崎騎手と田辺騎手。戸崎騎手は2018年に7番人気のエポカドーロで1着。田辺騎手の馬券がらみ2度はいずれも8番人気の人気薄で、昨年もタイトルホルダーをテン乗りで2着に導いた。いずれも関東のベテランで、中山を得意としているジョッキーである。

特に田辺騎手は、2019年は15番人気タガノディアマンテで6着、2020年は17番人気ウインカーネリアンで4着と、馬券にこそ届かなかったものの大穴馬で善戦を重ねている。同騎手の騎乗馬には最大限の注意を払いたい。

☆M.デムーロ騎手騎乗予定⇒ジャスティンパレス
☆戸崎騎手騎乗予定⇒ジャスティンロック
☆田辺騎手騎乗予定⇒アスクビクターモア

■馬体重
・439キロ以下/【0.0.0.2】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・440-459キロ/【0.1.1.18】
 勝率0.0% 複勝率10.0%
・460-479キロ/【3.2.2.48】
 勝率5.5% 複勝率12.7%
・480-499キロ/【5.4.3.42】
 勝率9.3% 複勝率22.2%
・500-519キロ/【2.2.4.23】
 勝率6.5% 複勝率25.8%
・520キロ以上/【0.1.0.10】
 勝率0.0% 複勝率9.1%

馬体が大きくなるほど好走率も高くなり、特に480キロを超すと成績が大きく向上する。先述したように最終週で力の要る馬場状態になりやすいし、小回りコースの多頭数なので、肉弾戦にも強い大型タイプにアドバンテージがあるのだろう。

混戦模様の今年は、有力候補の中にこのラインに届かない馬もチラホラ見受けられる。接戦になったとき、最後は体の大きさが結果を左右する可能性はある。

■枠別
・1枠/【2.0.0.17】
 勝率10.5% 複勝率10.5%
・2枠/【1.1.2.16】
 勝率5.0% 複勝率20.0%
・3枠/【0.1.1.18】
 勝率0.0% 複勝率10.0%
・4枠/【3.3.1.13】
 勝率15.0% 複勝率35.0%
・5枠/【0.1.2.17】
 勝率0.0% 複勝率15.0%
・6枠/【2.0.2.16】
 勝率10.0% 複勝率20.0%
・7枠/【1.3.0.23】
 勝率3.7% 複勝率14.8%
・8枠/【1.1.2.23】
 勝率3.7% 複勝率14.8%

・1-4枠/【6.5.4.64】
 勝率7.6% 複勝率19.0%
 単勝回収率43% 複勝回収率41%
・5-8枠/【4.5.6.79】
 勝率4.3% 複勝率16.0%
 単勝回収率66% 複勝回収率67%

枠の内外で大きな差は見られない。中山芝2000m自体、実は枠の有利不利は少なく、その傾向がそのまま反映された格好だ。強いていえば4枠の成績が高く出ており、これも全体のコース傾向と合致している。6枠も好走率が高いほうなので、中枠が若干有利なのかもしれない。

■キャリア
・2戦以下/【0.0.0.6】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・3戦/【3.3.3.16】
 勝率12.0% 複勝率36.0%
・4戦/【3.4.4.37】
 勝率6.3% 複勝率22.9%
・5戦/【3.3.2.34】
 勝率7.1% 複勝率19.0%
・6-7戦/【1.0.1.40】
 勝率2.4% 複勝率4.8%
・8戦以上/【0.0.0.10】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

キャリア別データでは見逃せない傾向が判明した。好走馬の大半はキャリア3-5戦の範囲に収まっており、このゾーンを外れると一気に成績が悪化する。特に、サンプル数は少ないものの、キャリア2戦以下の馬はまったく馬券になっていない。

最終週の荒れた小回りの馬場で多頭数で行なわれるだけに、キャリアの浅い馬にはツラいレースになるからだと推測される。今年上位人気が予想される2戦2勝のイクイノックスとダノンベルーガにとっては不吉なデータになりそうだ。

■脚質・上がり順位
◎脚質
・逃げ/【0.1.1.12】
 勝率0.0% 複勝率14.3%
・先行/【3.5.4.20】
 勝率9.4% 複勝率37.5%
・差し/【7.2.5.62】
 勝率9.2% 複勝率18.4%
・追込/【0.2.0.49】
 勝率0.0% 複勝率3.9%

◎上がり順位
・1位/【4.1.0.7】
 勝率33.3% 複勝率41.7%
・2位/【2.4.1.6】
 勝率15.4% 複勝率53.8%
・3位/【2.1.2.2】
 勝率28.6% 複勝率71.4%
・4-5位/【2.2.2.16】
 勝率9.1% 複勝率27.3%
・6位以下/【0.2.5.112】
 勝率0.0% 複勝率5.9%

逃げや追い込みといった極端な脚質は大苦戦。先行馬と差し馬が馬券の中心になっている。複勝率は先行馬が上なのだが、実数を見れば差し馬のほうが勝ち星が7もあり、やや差し優勢といったところか。

脚質傾向は上がり順位別の成績を見ると、より明解になってくる。一般的な芝レースでは好走率トップになる上がり1位は複勝率では3位止まり。過去10年で上がり1位の馬が馬券になったのは5回。ウラを返せば、近10年中5回、2年に1回は最速上がりを記録した馬が馬券に絡めていないのだ。ちなみに前走上がり1位の成績も【4.5.3.44】と冴えない成績になっている。

その分、上がり2位と3位の好走率が高く出ている。4-5位はほどほど。そして6位以下となると勝ち馬は出せていない。

脚質は先行から差し、上がりは2-3位あたりがいいということは、つまり「立ち回りが巧い馬」が有利ということ。「スピード自慢」だったり「決め手勝負」といった一芸に秀でた不器用タイプではなく、バランスのいい器用な馬が上位に来るレースなのだ。

中枠がいいというデータもここにつながってくるわけで、やはり中山の小回りコースというのは、器用に立ち回れる馬にアドバンテージが働くのだろう。

■前走レース
・共同通信杯/【5.0.2.8】
 勝率33.3% 複勝率46.7%
・スプリングS/【2.1.3.33】
 勝率5.1% 複勝率15.4%
・ホープフルS(※GI)/【2.0.0.0】
 勝率100.0% 複勝率100.0%
・弥生賞/【0.5.2.32】
 勝率0.0% 複勝率17.9%
・若葉S/【0.2.1.21】
 勝率0.0% 複勝率12.5%
・京成杯/【0.0.1.3】
 勝率0.0% 複勝率25.0%
・きさらぎ賞/【0.0.1.6】
 勝率0.0% 複勝率14.3%
・東京スポーツ杯2歳S/【0.0.0.1】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

ステップを見ると、正式なトライアル3レースを差し置いて、共同通信杯がダントツの成績を残している。過去10年で5勝、複勝率46.7%。単勝回収率は342%という凄まじい数字だ。昨年も共同通信杯1着のエフフォーリアが優勝し、同5着のステラヴェローチェが3着に走った。

近年好まれている間隔の空いたローテーションと、東京芝1800mから1ハロンの距離延長が、皐月賞の好走要件にピタリとマッチするからだろう。

次に注目するのも“非トライアル”。サンプル数はわずかとはいえ、GI昇格後のホープフルSから直行で臨んだ馬は2戦2勝のパーフェクト。桜花賞も同様の傾向にあるが、前年の2歳GIを制した馬がぶっつけで挑んできたときは軽視することができない。

スプリングS組は好走率は平均値以下であるものの、その取捨は簡単。馬券になった6頭はすべてスプリングS連対馬で、その成績は【2.1.3.12】勝率11.1%、複勝率33.3%と上々の結果となる。

かつて最有力ステップであった弥生賞組は、近10年一頭も勝ち馬を出せていない。5頭の2着馬、2頭の3着馬は出しているので軽視することはできないのだが、スプリングSのような明確な好走条件は見当たらない。強いていえば、好走馬7頭中5頭は関西馬であったこと。あとは、2016年2着のマカヒキ以外は先行策で馬券になっていた。

若葉S組は3頭の好走馬を輩出。この3頭はすべて前走1番人気に推されており、若葉Sで2番人気だったデシエルトは残念ながら好走条件に該当しない。

ローテーションで今年最大の注目は、昨年11月・東京スポーツ杯2歳Sからの長休明けで挑むイクイノックスだろう。同様のローテは2000年以降に広げてみても1頭のみで結果は15着大敗。ただし18番人気と最低評価の馬だったので参考にはならないだろう。

なにか参考になる事例がないかと探してみたところ、「皐月賞から間隔の空いたGIではない1800m重賞で強い勝ち方をした馬」という共通点で、2016年のサトノダイヤモンドが浮かび上がった。同馬はきさらぎ賞を3馬身半差で圧勝し、本番では1番人気に支持されたものの、結果は3着。

同馬はその後ダービーで2着に入り、菊花賞を優勝。さらには有馬記念も優勝したほど能力がずば抜けていた馬。そこまでの馬が2カ月半ぶりでも皐月賞には勝てなかったわけだ。イクイノックスは果たして、こんな不利な条件を覆すことができるのだろうか。

☆前走共同通信杯⇒ダノンベルーガ、ジオグリフ
☆前走ホープフルS⇒キラーアビリティ、ジャスティンパレス
☆前走スプリングSで連対⇒ビーアストニッシド
☆前走弥生賞の関西馬⇒ジャスティンロック、ドウデュース、マテンロウレオ

■種牡馬系統
・サンデーサイレンス系/【6.5.6.84】
 勝率5.9% 複勝率16.8%
・キングマンボ系/【2.3.2.18】
 勝率8.0% 複勝率28.0%
・ロベルト系/【1.1.1.10】
 勝率7.7% 複勝率23.1%
・ノーザンダンサー系/【1.1.0.15】
(ストームキャット系除く)
 勝率5.9% 複勝率11.8%
・ストームキャット系/【0.0.0.2】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

・ディープインパクト/【3.3.3.27】
 勝率8.3% 複勝率25.0%
・ハーツクライ/【0.1.0.13】
 勝率0.0% 複勝率7.1%

単純な好走数はサンデー系が最多とはいえ、それは出走数も多いからであり、率的にはほぼ平均値。サンデー系の中ではやはりディープインパクト産駒の成績がよく、ここも警戒しなければならないだろう。

一方、これは有名なデータになるが、ハーツクライは皐月賞と相性最悪。これまで15頭の産駒が挑戦して、馬券になったのは2020年2着のサリオスただ一頭しかいない。ハーツ自身も14着と大敗しており、適性が合わないのは明らか。今年はハーツ産駒の2歳王者ドウデュースとダノンベルーガが上位人気必至なのだが、この負のデータを打破することができるか。

注目はキングマンボ系で、複勝率28.0%はディープ産駒の成績も上回る。2017年には同系のルーラーシップ産駒・ダンビュライトが12番人気で3着に激走。昨年もドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが8番人気2着と、人気薄での好走も目立っている。

ロベルト系は悪くはない…といった程度の成績。ノーザンダンサー系およびストームキャット系は低調な数字になっている。

☆ディープインパクト産駒⇒アスクビクターモア、キラーアビリティ、ジャスティンパレス
☆キングマンボ系⇒オニャンコポン、グランドライン、ジャスティンロック、ダンテスヴュー、メイショウラナキラ

(Text:sakura kyosuke)

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