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コラム

2022/04/05  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【桜花賞(GI)攻略データコラム】ローテーションで明暗が分かれる関東馬

桜花賞(GI) 3歳牝馬 定量 阪神芝1600m
※データについては過去10年を対象として分析している。

■人気別成績
1番人気【1.3.1.5】
2番人気【5.3.0.2】
3番人気【1.1.3.5】
4番人気【0.1.0.9】
5番人気【1.0.1.8】
6-9番人気【2.2.4.32】
10番人気以下【0.0.1.87】

1番人気は勝率10%、複勝率50%と人気の割に好走率はそれほど高くない。2015年ルージュバック、2016年メジャーエンブレムと2年連続で単勝1倍台の人気馬が馬券を外したこともある。近5年では4頭が馬券に絡んでいるとはいえ、全面信頼というもの少々気が引ける印象だ。

それより狙いたいのは近4年連続で勝ち馬となっている2番人気の馬。勝率50%、連対率80%という数字は他の追随を許さない数字だ。

昨年も締め切り直前で2番人気に後退したソダシが1番人気のサトノレイナスの追い込みをクビ差凌いで勝利。2番人気の方が好走する結果となった。

6番人気以下の馬が複数頭馬券に絡んだのは過去10年で2回だけ(2013年、2015年)。やたらめったらと穴を狙うのは少々厳しそう。

また10番人気以下の人気薄が馬券に絡んだのは過去10年で2013年14番人気3着のプリンセスジャックのみ。余程の強い買い要素がない限り静観するのが妥当だろう。

■所属別成績
関東馬【3.1.5.55】
勝率4.7%、連対率6.3%、複勝率14.1%、単勝回収率39%、複勝回収率41%
関西馬【7.9.5.93】
勝率6.1%、連対率14.0%、複勝率18.4%、単勝回収率61%、複勝回収率68%

いずれの指標でも関西馬優勢の結果を示している。また単勝回収率、複勝回収率いずれの数字も関西馬が上回っている。

苦戦気味の関東馬で狙いどころになりそうなのは中9週以上の間隔を取った馬。この組は【2.1.1.7】で複勝率36.4%と好成績を残している。昨年も2頭の関東馬、サトノレイナスとファインルージュが馬券に絡んだが、いずれも中9週以上の間隔を取っていた。

一方で、中3週未満のローテーションでここに臨む関東馬は【0.0.1.32】、複勝率はわずか3.0%。詰まった間隔でのレースはうら若き乙女にはやはり厳しい条件のようだ。

また前走チューリップ賞の関東馬も【1.0.3.6】で複勝率40.0%。数こそ少ないが複勝率はまずまずの数字だ。チューリップ賞からの参戦となる2歳女王サークルオブライフにとっては悪くないデータといえる。

上記2条件に当てはまらない関東馬は【0.0.1.42】で手を出すには躊躇ってしまう。関東馬はその臨戦過程によって取捨選択したい。

■枠順別成績
1枠【0.1.2.16】
勝率0.0%、連対率5.3%、複勝率15.8%
2枠【1.0.2.16】
勝率5.3%、連対率5.3%、複勝率15.8%
3枠【1.1.0.18】
勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率10.0%
4枠【2.1.0.17】
勝率10.0%、連対率15.0%、複勝率15.0%
5枠【3.0.4.13】
勝率15.0%、連対率15.0%、複勝率35.0%
6枠【0.2.1.17】
勝率0.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%
7枠【2.2.1.25】
勝率6.7%、連対率13.3%、複勝率16.7%
8枠【1.3.0.26】
勝率3.3%、連対率13.3%、複勝率13.3%

複勝率ベースで見ると、内枠、中枠、外枠まんべんなく走っている印象。枠順関係なしに各馬が力を発揮できる条件のようだ。

挙げるとすれば5枠の馬が好成績を残している点に注目したい。複勝率35.0%は一頭地を抜く成績で、単勝回収率249%、複勝回収率196%とケチの付けようがない。先々週の高松宮記念でも穴を提供したように、5枠の流れが来ている可能性も?

■馬体重別成績
420キロ未満【0.1.1.17】
勝率0.0%、連対率5.3%、複勝率10.5%
420-439キロ【0.4.3.33】
勝率0.0%、連対率10.0%、複勝率17.5%
440-459キロ【1.1.2.46】
勝率2.0%、連対率4.0%、複勝率8.0%
460-479キロ【7.1.2.37】
勝率14.9%、連対率17.0%、複勝率21.3%
480-499キロ【2.3.2.9】
勝率12.5%、連対率31.3%、複勝率43.8%
500キロ以上【0.0.0.6】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

460キロ以上の馬が9勝を挙げているように、ある程度馬体の大きさが求められるレースと言える。

460キロ未満で勝った2014年のジェンティルドンナも当日の馬体重は456キロだった。アタマを取り切るためには450キロ以上の馬体重が求められる傾向が出ており、前走時点の馬体重が430キロだったナミュールにとっては少々気になるデータだ。

馬体重別にみると480-499キロのレンジに収まる馬が複勝率43.8%と好成績を収めている。また、460-479キロのレンジに収まる馬が最多の7勝を挙げていることにも注目したい。

早熟性が求められる3歳春のGIとあって、筋肉量と相関する馬体重が目安のひとつになりそうだ。当日の馬体重には注目しておきたい。

■キャリア別成績
2戦【1.0.0.5】
勝率16.7%、連対率16.7%、複勝率16.7%
3戦【3.5.2.19】
勝率10.3%、連対率27.6%、複勝率34.5%
4戦【4.4.5.33】
勝率8.7%、連対率17.4%、複勝率28.3%
5戦【1.1.2.41】
勝率2.2%、連対率4.4%、複勝率8.9%
6戦【1.0.1.26】
勝率3.6%、連対率3.6%、複勝率7.1%
7戦以上【0.0.0.24】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

中心となるのはキャリア3-4戦の馬。早くから素質に注目され、大事にレースを使われてきた馬の活躍が目立つレースだ。

一方でキャリア7戦以上の馬はこの10年で1頭も馬券になっていない。使えるときにイケイケのローテーションで使われてきた馬は少々厳しい結果となっている。

■前走別成績
1勝クラス【0.0.0.2】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
OP特別【1.0.0.34】(※リステッド競走含む)
勝率2.9%、連対率2.9%、複勝率2.9%
GIII【6.5.6.48】
勝率9.2%、連対率16.9%、複勝率26.2%
GII【1.3.4.61】
勝率1.4%、連対率5.8%、複勝率11.6%
GI【2.2.0.3】
勝率28.6%、連対率57.1%、複勝率57.1%

前走GI組が超優秀。サンプル数は少ないながらも7頭が出走して2頭が勝利、2頭が2着というのは十分狙いになる数字だ。

この組で馬券になった4頭に共通していたのは「前走で3着以内に好走していた」点。要は暮れの2歳GIで馬券になるくらいの馬は多少間隔があいていても問題なく走ってくるということだ。

今年はこのローテーションでラブリイユアアイズが参戦予定。阪神JFでは8番人気ながら2着と好走した同馬。再度の激走があるかもしれない。

桜花賞の重要なトライアルであるチューリップ賞は2018年から施行条件はそのままにGIIへ昇格。グレードにかかわらず、前走でチューリップ賞を走った馬の成績を抽出すると【5.7.6.29】でこれも優秀な数字。

チューリップ賞1着馬が【1.2.1.6】、同2着馬が【1.1.1.6】なのに対し、同3着馬は【2.2.1.5】とこちらの方が勝率、連対率、複勝率のいずれも上回っている。

一方で、チューリップ賞を除いた前走GII組(=前走フィリーズR組)は【1.0.2.49】で複勝率5.8%、チューリップ賞を除いた前走GIII組は【1.1.2.31】で複勝率11.4%と少々厳しい数字となっている。

同様に不振なのが前走OP特別組。この10年で馬券に絡んだのはただ1頭、2020年のデアリングタクトのみ。後の三冠牝馬クラスでなければこのローテーションを克服するのは難しそうだ。

■4角位置取り別成績
4角先頭【2.0.1.7】
勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%
4角2番手【0.1.0.11】
勝率0.0%、連対率8.3%、複勝率8.3%
4角3番手【1.1.0.12】
勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率14.3%
4角4-6番手【1.1.4.29】
勝率2.9%、連対率5.7%、複勝率17.1%
4角7-9番手【0.2.1.28】
勝率0.0%、連対率6.5%、複勝率9.7%
4角10番手以下【6.5.4.61】
勝率7.9%、連対率14.5%、複勝率19.7%

競馬に限らず競走は前を走る馬が往々にして有利なものなのだが、桜花賞に関しては4角10番手以下が強いレース。

基本的には差し追い込み勢を狙いたいレースで、その傾向は上がり3F別の成績を見ても明らかだ。

■上がり3F別成績
上がり3F1位【5.3.0.3】
勝率45.5%、連対率72.7%、複勝率72.7%
上がり3F2位【0.2.1.9】
勝率0.0%、連対率16.7%、複勝率25.0%
上がり3F3位【1.1.3.3】
勝率12.5%、連対率25.0%、複勝率62.5%
上がり3F4-5位【4.1.4.18】
勝率14.8%、連対率18.5%、複勝率33.3%

上がり3F1-5位【10.7.8.33】
勝率17.2%、連対率29.3%、複勝率43.1%
上がり3F6位以下【0.3.2.115】
勝率0.0%、連対率2.5%、複勝率4.2%

上がり3F1位が複勝率72.7%を記録しているほか、上がり3F上位5頭を合算した複勝率も40%を超えている。反対に上がり3F6位以下の馬は過去10年遡っても5頭しか馬券に絡んでいない。

昨年のレースでは4角3番手からソダシが後続馬の猛追を凌ぎ切ったが、これは例外と考えた方が良さそう。まずは末脚が切れる馬を重視すべきレースだ。

■阪神JF組の取捨について
阪神JF勝ち馬が翌年の桜花賞に参戦した場合の成績は【1.3.1.4】で勝率11.1%、複勝率55.6%。勝ち切れないものの複軸としてはある程度信頼できそうな数字となっている。

強烈なのが阪神JF2着馬が翌年の桜花賞に参戦したパターン。近10年で【2.2.3.3】、複勝率70%とハイアベレージを記録している。

一方で阪神JFで4着以下に敗れた馬の翌年桜花賞成績は【1.0.2.40】で複勝率7.0%。最後に馬券になったのは2016年3着のアットザシーサイドで、近5年は馬券に絡んでいない。阪神JF4着のナミュールはこのデータを覆せるか。

<データからのピックアップ>
・サークルオブライフ
美浦の名伯楽・国枝師が送り出す2歳女王。前走のチューリップ賞では普段より1列前で競馬を進める“トライアル”仕様の内容。上位2頭に切れ負けする形にはなったが収穫はあったはずだ。

末脚の切れ味はアルテミスS、阪神JFを見れば明らか。前走段階で476キロの馬体も頼もしい。前半はジックリ脚を溜めておき、直線は大外に持ち出しての差し切りに期待したい。ナミュールが1番人気、こちらは2番人気が想定されるのも好材料だろう。

・ラブリイユアアイズ
好走率の高いキャリア4戦馬かつ阪神JF2着馬。その阪神JFでは8番人気と控えめな評価だったが、中団から渋太く脚を使う好内容。そこからの直行は昨年のソダシ、サトノレイナスと同じローテーションで近年のトレンドとマッチする。

関東馬ではあるが中16週と間隔をあけてここに臨むことを考えれば、その点については心配要らないだろう。

身体が小さい点がネックなので当日はなるべく馬体を増やして出てきてほしいところ。馬体重の観点からはアタマ狙いより複軸として考えるのがオススメ。

(Text:inoue)

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