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コラム

2022/03/29  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【大阪杯(GI)攻略データコラム】ディープ産駒強し 上がりをまとめる能力が問われる

大阪杯(GI) 4歳以上 定量 阪神芝2000m
※データについては、本文中に特に記載のない限りGII時代を含む過去10年を対象として分析している。

■人気別成績
1番人気【3.2.3.2】
2番人気【3.2.2.3】
3番人気【0.0.0.10】
4番人気【2.1.3.4】
5番人気【0.1.1.8】
6-9番人気【2.4.1.32】
10番人気以下【0.0.0.39】

1番人気、2番人気の複勝率はそれぞれ80%、70%と高く、順当に上位人気馬が強いレース。

その一方で3番人気は近10年で1回も馬券に絡んでいないというのは面白い傾向。サトノクラウン、ブラストワンピース、ロゴタイプなどのGI馬も3番人気の呪縛の前に敗れ去っている。

馬券に絡んだ馬で最も人気が低かったのは2019年勝ち馬のアルアインで9番人気。10番人気以下は馬券に絡めておらず苦しいレースを強いられそうだ。

まずは1-2番人気の馬から組み立てたいレースと言える。

■年齢別成績
4歳【5.3.5.22】
勝率14.3%、連対率22.9%、複勝率37.1%
5歳【5.5.2.29】
勝率12.2%、連対率24.4%、複勝率29.3%
6歳【0.1.3.23】
勝率0.0%、連対率3.7%、複勝率14.8%
7歳【0.1.0.14】
勝率0.0%、連対率6.7%、複勝率6.7%
8歳以上【0.0.0.10】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

4歳馬と5歳馬が全くの互角で6歳がそれに遅れて続く形に。

勝ち馬は4-5歳馬からしか出ていない点には留意したい。6歳以上の馬を1着付けで買うのは傾向からは少々苦しい。

また7歳以上はほとんど結果を残せておらずバッサリ切ってしまう手もある。今年の登録馬で7歳以上なのはアフリカンゴールド(7歳)とマカヒキ(9歳)の2頭。ともにここ半年の間にGIIを勝っている実績はあるものの傾向からはやや疑問符が付く。

■枠番別成績
1枠【0.1.0.10】
勝率0.0%、連対率9.1%、複勝率9.1%
2枠【0.0.2.9】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率18.2%
3枠【2.4.1.8】
勝率13.3%、連対率40.0%、複勝率46.7%
4枠【2.1.2.11】
勝率12.2%、連対率18.8%、複勝率31.3%
5枠【1.2.2.13】
勝率5.6%、連対率16.7%、複勝率27.8%
6枠【1.1.1.16】
勝率5.3%、連対率10.5%、複勝率15.8%
7枠【2.0.1.16】
勝率10.5%、連対率10.5%、複勝率15.8%
8枠【2.1.1.15】
勝率10.5%、連対率15.8%、複勝率21.1%

目につくのは3枠の好成績と1-2枠の不振。

3枠からは最多となる6頭の連対馬が出ており、上述の2019年1着アルアインも3枠3番からの発走だった。

一方で1-2枠からは勝ち馬が出ていない。馬券になったのもそれぞれ1頭、2頭と寂しい状況だ。

例年、大阪杯は馬場コンディションの良好な状態で開催されることが多いため、出走各馬が内ラチ沿いを取ろうと殺到してくる。そのあおりを受けて内枠の馬は相対的に窮屈なレースを強いられるのかもしれない。

■前走別成績
※GI昇格後の2017年以降を対象として分析した。

前走OP特別【0.0.0.1】(※リステッド競走含む)
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
前走GIII【1.0.0.8】
勝率11.1%、連対率11.1%、複勝率11.1%
前走GII【3.4.4.36】
勝率6.4%、連対率14.9%、複勝率23.4%
前走GI【1.1.1.9】(※海外GI含む)
勝率8.3%、連対率16.7%、複勝率25.0%

サンプル数は少ないが前走GI組と前走GII組はほぼ互角の印象だ。

前走GI組を細かく見てみると、有馬記念組【1.1.0.3】、ジャパンC組【0.0.1.2】と古馬王道路線からの参戦馬が好成績。一方でマイルCS組は【0.0.0.2】と苦しいレースになっている。

有馬記念組、ジャパンC組で馬券になった3頭に共通していたのは前走で1-2番人気に支持されていたこと。

前走の段階で高い評価を受けるくらいの実績馬が強いレースと言える。有馬記念1番人気1着からの参戦となるエフフォーリアにとっては好材料だ。

馬券の主力という意味では前走GII組も外せない。近5年は必ず馬券に絡んでいるため必ず注意を払っておきたい組だ。

金鯱賞組【2.1.1.14】、中山記念組【1.1.1.5】、京都記念組【0.2.1.9】が前走GII組のメインストリーム。

一方で、AJCC組【0.0.0.4】、日経新春杯組【0.0.0.3】は苦戦傾向にある。AJCC1着から参戦するキングオブコージにとっては少々気になるデータだ。

前走GIII組は昨年のレイパパレが唯一の馬券圏内。GII時代を含めた過去10年でも前走GIII組の3着以内はレイパパレと2014年2着トウカイパラダイスだけ。GIIIと比べてメンバーのレベルが一気に上がるため苦戦を強いられるようだ。

今年の登録馬で前走GIIIから参戦するのはアリーヴォ、スカーフェイスの2頭。データからは推しづらい。

■位置取り別成績
4角先頭【2.1.2.5】
勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率50.0%
4角2番手【2.2.1.9】
勝率14.3%、連対率28.6%、複勝率35.7%
4角3番手【0.2.2.9】
勝率0.0%、連対率15.4%、複勝率30.8%
4角4-6番手【3.2.3.22】
勝率10.0%、連対率16.7%、複勝率26.7%
4角7-9番手【1.1.2.23】
勝率3.7%、連対率7.4%、複勝率14.8%
4角10番手以下【2.2.0.30】
勝率5.9%、連対率11.8%、複勝率11.8%

4角先頭の馬は勝率20%、複勝率50%と優秀な数字。また4角2番手、3番手の複勝率もそれぞれ30%以上を記録している。

内回りのレースとあって4角ではある程度のポジションまで押し上げておく必要がありそうだ。

4角10番手以下で馬券になったのは、2012年1着、2013年2着のショウナンマイティと2015年1着ラキシス、同年2着のキズナの3頭。

ラキシス、キズナはGI馬、ショウナンマイティもGIで複数回にわたって馬券に絡んだ実績馬だった。出走馬のなかでトップクラスの地力がないと後方一気は厳しい。

またGI昇格後の大阪杯では4角10番手以下の馬が馬券になったことがないことも留意しておきたい。勝負どころで良いポジションを確保する能力が問われるレースと言える。

■上がり3F別成績
1位【4.3.1.4】
勝率33.3%、連対率58.3%、複勝率66.7%
2位【3.1.3.3】
勝率30.0%、連対率40.0%、複勝率70.0%
3位【0.2.2.9】
勝率0.0%、連対率15.4%、複勝率30.8%
4位【1.0.2.8】
勝率9.1%、連対率9.1%、複勝率27.3%
5位【1.3.1.3】
勝率12.5%、連対率50.0%、複勝率62.5%
6位以下【1.1.1.71】
勝率1.4%、連対率2.7%、複勝率4.1%

上がり3Fをしっかりとまとめる能力が要求される傾向にあり、上がり3F1位、2位はともに勝率30%超。

反対に上がり3F6位以下の馬はこの10年で3頭しか馬券に絡めていない。大逃げで後続とのマージンを確保しておいて直線失速しながらもギリギリ残す、といった決着は考えにくい。

■種牡馬系統別成績
サンデーサイレンス系【10.6.5.54】
勝率13.3%、連対率21.3%、複勝率28.0%
キングマンボ系【0.1.2.20】
勝率0.0%、連対率4.3%、複勝率13.0%
ロベルト系【0.0.1.6】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率14.3%

サンデーサイレンス系のうち
ディープインパクト産駒【5.2.5.22】
勝率14.7%、連対率20.6%、複勝率35.3%
ハーツクライ産駒【1.0.0.4】
勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%
ステイゴールド産駒【1.0.0.7】
勝率12.5%、連対率12.5%、複勝率12.5%
オルフェーヴル産駒【1.0.0.1】
勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

過去10年のこのレースを制したのはいずれもサンデーサイレンス系種牡馬の産駒。なかでもディープインパクト産駒は圧倒的な好成績で複勝率は35%超。3頭に1頭以上の割合で馬券になっている。

今年の登録馬ではポタジェ、マカヒキ、レッドジェネシス、レイパパレの4頭が該当する。

反対にキングマンボ系は不振傾向。勝ち馬は1頭もおらず、2着が1回、3着が2回あるのみ。積極的には狙いづらい。

ロベルト系で馬券に絡んだのは2014年1番人気3着のエピファネイアのみ。その産駒エフフォーリアは父のリベンジを成し遂げたいところだ。

<データからのピックアップ>
・エフフォーリア
前走有馬記念では1番人気の支持に応え快勝。皐月賞が好例だが先行してしっかりとハイレベルの上がりを繰り出せるのがストロングポイントだ。4歳馬が強いというデータを含め嫌う理由はほぼない。唯一ケチをつけるならサンデーサイレンス系でない点くらいだが、それでも3着は外さないように思える。

・ジャックドール
こちらも4歳馬。「逃げて差す」と形容したくなるそのレースぶりは大阪杯のレース傾向にマッチしたもの。今回もレースを引っ張ることが予想される。逃げ切りの可能性も十分だ。

・レイパパレ
昨年のこのレースを制した5歳牝馬。2000mがベストの距離で、この距離なら先行して上がりをまとめることができる。当レースと相性の良いディープインパクト産駒でもあり十分に狙い目になりそうだ。

(Text:inoue)

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