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コラム

2022/01/11  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【愛知杯(GIII)攻略データコラム】タフなレースで距離短縮組が優勢

愛知杯(GIII) 4歳以上牝馬 ハンデ 中京芝2000m
※データについては本文中に特に記載のない限り、過去10回分を対象として分析している。

■人気別成績
1番人気【2.1.1.6】
2番人気【2.1.1.6】
3番人気【0.0.1.9】
4番人気【0.0.2.8】
5番人気【0.2.0.8】
6-9番人気【5.2.2.31】
10番人気以下【1.4.3.71】

1番人気、2番人気は互角の成績で勝率20%、連対率30%、複勝率40%。ハンデ戦ということを考えればある意味妥当な数字だろうか。一方で、3-5番人気は振るわない成績。勝ち馬はおらず連対馬も2頭だけ。その分好成績を残しているのが6-9番人気の馬。特に7-9番人気は【4.1.1.24】で勝率13.3%と十分に狙える成績を残している。この結果、馬連平均配当は1万3706円と高配当に。思い切った穴狙いが功を奏しそう。

■年齢別成績
※1月開催となった16年以降を対象として分析している。

4歳【1.1.2.15】
勝率5.3%、連対率10.5%、複勝率21.1%
5歳【3.3.1.29】
勝率8.3%、連対率16.7%、複勝率19.4%
6歳【1.2.2.28】
勝率3.0%、連対率9.1%、複勝率15.2%
7歳【1.0.1.7】
勝率11.1%、連対率11.1、複勝率22.2%
8歳以上【0.0.0.2】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

4-6歳馬を比較すると、5歳馬が一歩リードしている印象。6歳馬と出走数はほぼ互角なのに対し、勝ち馬数や3着以内数で上回る成績を残している。4歳馬は勝ち馬こそ昨年のマジックキャッスル1頭のみだが複勝率は5-6歳より高い。また、4歳馬で馬券になったのはいずれも4番人気以内の馬だった。4歳世代で大穴狙いというのはデータからは難しそう。

さすがに8歳以上は苦しいが7歳馬の好走例があるように高齢でも狙いは立つレース。年齢だけで無理に嫌う必要はないだろう。

■前走クラス別成績
2勝クラス【2.2.0.11】
勝率13.3%、連対率26.7%、複勝率26.7%
3勝クラス【1.2.4.35】
勝率2.4%、連対率7.1%、複勝率16.7%
OP特別【0.1.3.20】(※リステッド競走含む)
勝率0.0%、連対率4.2%、複勝率16.7%
GIII【3.1.1.24】
勝率10.3%、連対率13.8%、複勝率17.2%
GII【0.0.0.6】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
GI【4.4.2.42】
勝率7.7%、連対率15.4%、複勝率19.2%

前走GI組は最多4頭の勝ち馬を輩出しており流石の実力を見せている。中でも前走エリザベス女王杯組は【3.4.2.28】で勝率8.1%、複勝率24.3%と好相性。近3年いずれの年でもこの組の馬は馬券に絡んでいる。前走大敗していた馬が平気で馬券に絡んでくるのでエリザベス女王杯の着順は気にしなくてよい。昨年もエリザベス女王杯で13着に敗れていたウラヌスチャームが8番人気で3着と好走した。

前走秋華賞組は一昨年まで【0.0.0.12】とサッパリ結果を残せていなかったが、昨年マジックキャッスルが勝利を挙げた。潮目が変わった可能性もあり注意をしておきたい。

前走GI組とほぼ互角の成績を残しているのが前走GIII組。特にGIIIとなってからのターコイズS組との相性が良く【2.1.0.3】で出走があった年は必ず連対馬を輩出している。その他のGIII組はやや苦しく、優勝は2016年にマーメイドSからの直行というレアなローテーションだったバウンスシャッセのみ。中日新聞杯【0.0.1.7】、福島記念【0.0.0.8】、チャレンジC【0.0.0.3】と牡馬混合戦を使ってきた馬は苦戦傾向にある。

前走条件組にも要注目。さすがに大敗していた馬は苦しく、「前走3着以内」を条件戦組が愛知杯で好走するための要件として考えたい。条件戦で4着以下に敗れておきながら愛知杯で馬券になったのは2012年2着のサンシャインのみ。この馬は3歳OP特別のエルフィンSを勝った実績があったので例外扱いもできそうだ。

また、前走条件戦で負けておきながら愛知杯で馬券になった馬には共通項があり、それは「前走勝ち馬から0秒2差以内で負けていた」こと。該当馬は【1.2.0.2】で連対率6割を記録している。上述のサンシャインや2013年14番人気2着キャトルフィーユのように高配当を提供してくれることもあるので是非チェックしておきたい。

■所属別成績
美浦所属馬【3.2.5.48】
勝率5.2%、連対率8.6%、複勝率17.2%、単勝回収率103%、複勝回収率86%
栗東所属馬【7.8.5.91】
勝率6.3%、連対率13.5%、複勝率18.0%、単勝回収率100%、複勝回収率86%

連対率だけ栗東所属馬がやや優勢だがその他の指標は美浦・栗東の間でほぼ差がない状況。所属を気にする必要はなさそうだ。

少し話は逸れるが、トータルの単勝回収率が100%以上、複勝回収率も85%超というところでもこのレースが荒れ模様だということがお分かりいただけるだろう。

■脚質別成績
※近10回のうち、中京競馬場で開催された8回分を対象として分析した。

逃げ【1.0.1.7】
勝率11.1%、連対率11.1%、複勝率22.2%
先行【2.2.2.21】
勝率7.4%、連対率14.8%、複勝率22.2%
中団【2.6.3.56】
勝率3.0%、連対率11.9%、複勝率16.4%
後方【3.0.2.29】
勝率8.8%、連対率8.8%、複勝率14.7%

競馬に限らず「競走」は前を走る者の方が有利であることが多いのだが、愛知杯では後方待機がハマることがままある。「後方」組には追走で手一杯の馬が含まれるため複勝率こそ低くなってしまうが、3頭の勝ち馬を輩出している点は評価したい。また、中団待機勢も2勝6連対となかなかの成績。

直線の急坂途中からスタートするコース設定のため、坂を「1.5回」越える必要がある中京芝2000mは牝馬にとってはかなりタフな条件なのだろう。ラストの坂で先行各馬がバテたところを道中は力を溜めていた後方待機勢がズバッと差し切るパターンは想定しておきたい。

■前走距離別成績
※近10回のうち、中京競馬場で開催された8回分を対象として分析した。

今回延長【2.4.3.48】
勝率3.5%、連対率10.5%、複勝率15.8%
今回短縮【3.3.2.26】
勝率8.8%、連対率17.6%、複勝率23.5%
同距離 【3.1.3.39】
勝率6.5%、連対率8.7%、複勝率15.2%

上述のようにスタミナを要求されるレースになりがちなので、前走で2000mより長い距離を使われていた馬の成績が良い。今回延長組の成績も一見悪くなさそうだが、好走した馬の多くはターコイズS経由か条件戦を勝ってここに挑んだ馬だった。その他の条件を使われてきた距離延長組はやや苦しいか。

<データからのピックアップ>
・ルビーカサブランカ
栗東・須貝厩舎所属の5歳馬。前走は阪神芝2200mの3勝クラス・オリオンSで4角8番手から差し切り勝ち。「5歳馬」、「前走条件戦」、「差し馬」、「今回短縮」と取り上げた好走条件にピッタリ当てはまる。恐らく人気もほどほどで落ち着きそう。前走条件戦の馬は何頭かいるがこの馬を狙いの筆頭にしたい。

・ソフトフルート
栗東・斉藤崇厩舎所属の5歳馬。前走は2200mのGI・エリザベス女王杯で4着。愛知杯と相性の良いエリザベス女王杯経由という点で評価を上げたい一頭だ。脚質的にも中団から後方待機が想定される。展開が向けばタフな末脚を武器に最後突っ込んでくるシーンも。

・デゼル
栗東・友道厩舎所属の5歳馬。こちらもソフトフルートと同じくエリザベス女王杯経由。前走は距離が長かったような印象もあり1Fだけでも短縮になるのは好材料だろう。阪神牝馬Sではこのレースで人気に支持されそうなマジックキャッスルを下して優勝した。見限るにはまだ早い。ここ数戦の大敗で人気を落とすようなら逆に狙ってみたい。

(Text:inoue)

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