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コラム

2021/12/14  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【ターコイズS(GIII)攻略データコラム】順当な決着か大波乱か、配当は両極端な傾向!

ターコイズS(GIII) 3歳上 ハンデ 中山芝1600m
※2011年-2020年の過去10年分のレースデータを基に分析する。なお、2014年以前はオープン特別として施行。

■人気
・1番人気/【3.0.1.6】
 勝率30.0% 複勝率40.0%
・2番人気/【1.1.1.7】
 勝率10.0% 複勝率30.0%
・3番人気/【1.4.1.4】
 勝率10.0% 複勝率60.0%
・4-6番人気/【2.2.2.24】
 勝率6.7% 複勝率20.0%
・7-9番人気/【1.0.3.26】
 勝率3.3% 複勝率13.3%
・10番人気以下/【2.3.2.56】
 勝率3.2% 複勝率11.1%

過去10年で1番人気は3勝、複勝率40%と、1番人気としては物足りない成績。ただしハンデ戦のため人気が割れるせいか、単勝回収率は126%とプラス収支を計上している点には注目すべし。

2番人気も頼りない成績で、過去10年で1勝、複勝率は30.0%。3番人気も1勝しかしていないが、複勝率は60.0%となかなかの高率を示している。複勝回収率も133%と儲かる数字なので、ここを馬券の軸にとるのはいいかもしれない。

4-6番人気、そして7-9人気の中穴ゾーンは人気なりの好走率で、可もなく不可もなくといったところ。ところが10番人気以下の大穴ゾーンになると、【2.3.2.56】と7頭もフタ桁人気馬が激走。最低人気馬(16番人気)も2頭が2着に入っている。そのため回収率は単勝は217%、複勝も137%と、破壊力のあるところを見せている。

1-3番人気のうち2頭以上が馬券圏内に入ったのは過去10年でちょうど半数の5回。一昨年の2019年などは「3人→2人→1人」と堅く収まった。一方、残りの半数は荒れ放題で、2015年に「11人→16人→15人」と入って3連単295万馬券が炸裂したのを筆頭に、2011年は3連単121万、2018年も3連単69万など、超高額配当が飛び出している。

このように配当面は両極端な傾向が出ているので、まずはメンバーを見て「今年は荒れるか否か」から検討するのが得策かもしれない。

■年齢
・3歳/【5.5.2.40】
 勝率9.6% 複勝率23.1%
・4歳/【3.5.3.27】
 勝率7.9% 複勝率28.9%
・5歳/【2.0.4.41】
 勝率4.3% 複勝率12.8%
・6歳/【0.0.1.14】
 勝率0.0% 複勝率6.7%
・7歳以上/【0.0.0.1】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

勝率のトップは3歳馬、複勝率は4歳馬と、若い馬に有利な傾向が出ている。特に3歳馬は過去10年で5勝とダントツのうえ、近2年連続で優勝している。勝ち馬予想はまず3歳馬から検討するのがいいだろう。

一方、5歳になると好走率は半減し、6歳以上では6歳馬1頭が3着に入ったのみ。その6歳馬も3番人気に推された馬(2016年3着カフェブリリアント)だったので、よほど買いたい馬でない限り、6歳以上の馬には手を出さないほうが賢明だ。

☆3歳馬⇒ウインアグライア、ホウオウラスカーズ
☆4歳馬⇒ギルデッドミラー、クリノプレミアム、サンクテュエール、スマイルカナ、スマートリアン、ファーストフォリオ、ホウオウピースフル、マルターズディオサ、ミスニューヨーク、レッドフラヴィア

■枠順
・1枠/【1.0.2.14】
 勝率5.9% 複勝率17.6%
・2枠/【1.0.2.15】
 勝率5.6% 複勝率16.7%
・3枠/【0.3.1.15】
 勝率0.0% 複勝率21.1%
・4枠/【4.3.2.10】
 勝率21.1% 複勝率47.4%
・5枠/【1.2.0.17】
 勝率5.0% 複勝率15.0%
・6枠/【0.0.1.19】
 勝率0.0% 複勝率5.0%
・7枠/【1.1.2.16】
 勝率5.0% 複勝率20.0%
・8枠/【2.1.0.17】
 勝率10.0% 複勝率15.0%

中山の芝マイルというと内枠有利のイメージがあるが、本レースでは内外での枠の差はあまり認められず、わずかとはいえ外枠のほうが走っているように映る。

また、これはたまたまかもしれないが4枠の成績が抜けて高く出ており、勝率21.1%、複勝率47.4%と出色の好走率を誇っている。さらに近4年連続で連対中で、2017年は1着・2着、2019年も2着・3着と、2頭とも馬券になっている。

両隣の3枠・5枠も3頭ずつ連対馬を出しており、中枠は狙い目といっても差し支えなさそう。揉まれやすい中枠は低率に出ることもあるのだが、少なくとも本レースではその心配は少ないのかもしれない。

■馬体重
・400-419キロ/【0.0.0.2】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・420-439キロ/【1.1.0.11】
 勝率7.7% 複勝率15.4%
・440-459キロ/【2.3.5.29】
 勝率5.1% 複勝率25.6%
・460-479キロ/【3.5.3.43】
 勝率5.6% 複勝率20.4%
・480-499キロ/【1.1.1.31】
 勝率2.9% 複勝率8.8%
・500-519キロ/【3.0.1.6】
 勝率30.0% 複勝率40.0%
・520-539キロ/【0.0.0.1】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

体重別の成績を見ると、牝馬限定戦といえど439キロ以下の小型馬は不振傾向。そして、実数としては440キロから479キロあたりの中型馬がよく馬券になっている。

ただし、率的に注目したいのは500-519キロの大型ゾーン。サンプル数が少なめとはいえ過去10年で3回優勝3着1回で、好走率はトップを示している。3勝のうち2勝は同一馬(ミスパンテール)によるものとはいえ、昨年も9番人気のフェアリーポルカ(当日506キロ)が3着に好走しているので、大型馬はチェックしておいたほうがいい。

なお斤量別成績については、50キロの軽ハンデから、56.5キロの重ハンデまで、満遍なく勝ち馬・好走馬が出ている。「出走全馬が横一列にゴールする」ように計算されているハンデがしっかりと機能しているようだ。

☆前走500-519キロ⇒レッドフラヴィア

■東西厩舎
・美浦/【7.4.4.77】
 勝率7.6% 複勝率16.3%
・栗東/【3.6.6.46】
 勝率4.9% 複勝率24.6%

厩舎の東西別成績は、過去10年で美浦7勝:栗東3勝で、勝率ベースで見ても美浦が栗東を上回る。また栗東3勝のうち2勝は先にも述べた同一馬(ミスパンテール)によるものなので、それを踏まえると、より美浦有利と考えてもいいかもしれない。

一方、複勝率ベースだと、美浦16.3%:栗東24.6%で、栗東のほうが優勢となっている。この近2年も勝ち馬は関東馬だったのに、2、3着馬は関西馬だった。

これをどうとらえるかは推測になるのだが、勝ち切るのは輸送の負担が少ない美浦所属馬で、馬質が上の栗東所属馬は底力で着に来ている…ということかもしれない。

■距離変更
・同距離/【5.6.2.43】
 勝率8.9% 複勝率23.2%
・距離延長/【2.0.2.28】
 勝率6.3% 複勝率12.5%
・距離短縮/【3.4.6.52】
 勝率4.6% 複勝率20.0%

前走からの距離変更を調べると、前走も同じ1600mを使った同距離組の好走率がもっとも高く、回収率も単勝が246%、複勝が149%と、すこぶる高い数字を弾き出していた。

マイル戦は同じ距離を続けて使ってきた馬に有利に出る傾向があり、本レースでもその傾向が表出していると考えられる。

距離延長と距離短縮を比べると、勝率は距離延長が若干上だが、全体的には実数も好走率も距離短縮のほうが上。どちらか迷ったときは、距離短縮組を上に見たほうがよさそうだ。

☆前走も1600m戦⇒クリノプレミアム、メジェールスー、レッドフラヴィア

■脚質
・逃げ/【2.0.1.7】
 勝率20.0% 複勝率30.0%
・先行/【4.3.2.27】
 勝率11.1% 複勝率25.0%
・差し/【3.5.5.49】
 勝率4.8% 複勝率21.0%
・追込/【1.2.2.40】
 勝率2.2% 複勝率11.1%

脚質別の成績を調べると、逃げの好走率(複勝率)がもっとも高く、そこから先行→差し→追込と、位置取りが下がるに連れて成績も落ちてくる。先行有利な中山コースだけに、率的には逃げ・先行が優れている。

ただし実数で見ると、差し・追込のほうが数は多い。特に2、3着が多いので、アタマは逃げ先行馬、ヒモは差し・追い込み馬という組み合わせは賢い買い方になるかもしれない。

脚質面ではもう一点、本レースで上がり最速を出した馬は【0.1.3.7】と1頭も優勝しておらず、複勝率も36.4%と芝のマイル戦としては低めに出ている。また、近10年の勝ち馬のうち、実に8頭までもが上がり順位が4位以下だった。これを見ると、決め手や末の切れ味よりも、先行力のある馬や道中器用に立ち回れる馬のほうが好走しやすいレースであることがわかる。

最後にもうひとつ、本レースは前走で出遅れたり道中で位置取りを悪くした馬が、今走で巻き返して好走を果たすケースが散見される。昨年2着のアンドラステ(3人気)も前走は道中で不利を食らい「6-9-13」という通過順位が馬柱に記されていた。こういった馬には注意を払いたい。

■種牡馬
・ダイワメジャー/【2.1.2.7】
 勝率16.7% 複勝率41.7%
・ディープインパクト/【2.0.0.18】
 勝率10.0% 複勝率10.0%
・キングカメハメハ/【1.2.1.9】
 勝率7.7% 複勝率30.8%
・マンハッタンカフェ/【1.0.0.5】
 勝率16.7% 複勝率16.7%
・オルフェーヴル/【0.2.0.0】
 勝率0.0% 複勝率50.0%
・ルーラーシップ/【0.0.1.0】
 勝率0.0% 複勝率100.0%
・ロードカナロア/【0.0.0.4】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

今年の出走予定馬の父を中心に種牡馬成績を調べてみた。好走数がもっとも多く、好走率も高かったのがダイワメジャー。2勝はいずれもミスパンテールによるものとはいえ、ほかに3頭の好走馬を輩出しており、本レースと相性がいいのは間違いなさそう。

天下のディープインパクトが過去10年で好走は1着2回のみと、他の芝重賞に比較すると、なんとも寂しい成績。ただし、その2勝は近2年のものなので、近年のトレンドという点では“買い”という見方もできる。重視するか否かは意見がわかれるところだが、勝った2騎はどちらも逃げ先行馬だったので、「決め手が売りのディープ産駒」は不振傾向にあるというのが実態に近いのかもしれない。

キングカメハメハは4頭の好走馬を出していて、2018年2着の同産駒・リバティハイツは10番人気での激走だった。ダイワメジャー同様に、注目の種牡馬といえよう。

そのキングカメハメハの後継種牡馬であるルーラーシップは昨年のフェアリーポルカ3着が唯一の競走機会。今年も同馬は出走の構えだ。一方、同じくキンカメ後継のロードカナロアは競走機会4回で掲示板にすら一度も乗れていない。サンプル数が少ないので参考資料だろうが、4番人気で2度走っていずれもフタ桁着順だったので、消極的にならざるを得ない。

オルフェーヴルもサンプルは4件しかないものの、そのうち2着が2回で好走率は50.0%。どちらも上位人気での好走だったとはいえ、軽く扱うことはできなさそうだ。

そのほかキズナ、キングズベスト、キンシャサノキセキは、いずれも1走着外1回のみだったので、判断は保留しておきたい。

☆ダイワメジャー産駒⇒レッドフラヴィア
☆キングカメハメハ産駒⇒ファーストフォリオ
☆オルフェーヴル産駒⇒アンドラステ、ギルデッドミラー、クリノプレミアム、ホウオウピースフル

(Text:sakura kyosuke)

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