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コラム

2021/11/23  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【ジャパンC(GI)攻略データコラム】とにかく内枠と牝馬が強い

ジャパンC(GI) 3歳以上 別定 東京芝2400m
※データについては、本文中に特に記載のない限り過去10年分を対象として分析している。

■人気別成績
1番人気【4.1.2.3】
2番人気【1.2.3.4】
3番人気【2.1.1.6】
4番人気【2.1.0.7】
5番人気【1.2.0.7】
6-9番人気【0.3.2.35】
10番人気以下【0.0.2.72】

1番人気は勝率40%、複勝率70%と信頼度は高め。2番人気も複勝率は60%と高水準。勝ち馬は1-5番人気からしか出ていないように大穴のアタマというのは少々考えにくいレース。近5年は1-6番人気の馬が上位3頭を独占している。10番人気以下の複勝率も2.7%と手を出すには難しい水準。大荒れ狙いではなく絞って狙いたいレースだ。

■年齢別成績
3歳【2.4.1.15】
勝率9.1%、連対率27.3%、複勝率31.8%
4歳【4.2.3.41】
勝率8.0%、連対率12.0%、複勝率18.0%
5歳【4.4.4.34】
勝率8.7%、連対率17.4%、複勝率26.1%
6歳【0.0.0.25】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
7歳以上【0.0.2.19】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率9.5%

勝ち馬を輩出しているのは3-5歳馬。中でも勝率、連対率、複勝率いずれの値も3歳馬が最も高く、斤量差が成績に表れていると言える。次いで5歳馬、4歳馬という順。この3世代については自信をもって狙っていける。

一方で、6歳以上の成績は芳しくなく特に6歳世代は壊滅的。過去10年で馬券に絡んだ馬は1頭もいない。

今年のジャパンCにはダービー馬ワグネリアンを筆頭に5頭が登録しているが、データからは手が出せない。

■枠番別成績
1枠【4.3.2.8】
勝率23.5%、連対率41.2%、複勝率52.9%
2枠【2.0.2.15】
勝率10.5%、連対率10.5%、複勝率21.1%
3枠【1.1.2.16】
勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率20.0%
4枠【1.1.0.18】
勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率10.0%
5枠【0.2.0.18】
勝率0.0%、連対率10.0%、複勝率10.0%
6枠【0.1.0.19】
勝率0.0%、連対率5.0%、複勝率5.0%
7枠【1.0.3.18】
勝率4.5%、連対率4.5%、複勝率18.2%
8枠【1.2.1.22】
勝率3.8%、連対率11.5%、複勝率15.4%

1枠の成績が頭一つどころか二つ、三つ分抜きん出ている。

「どうせ人気馬ばかりでしょ?」と思うことなかれ。2017年には5番人気のシュヴァルグランが優勝、2019年は5番人気のカレンブーケドールが2着、2011年3着のジャガーメイルはなんと14番人気での好走だった。複勝率50%超は驚愕の数字。無条件でマークしていいくらいだ。

次いで勝率が高いのは2枠。2014年エピファネイア、2020年アーモンドアイで2勝を挙げている。最終週は荒れた馬場で外有利という認識が一般的だが、ジャパンCはそうならない。とにかく内枠有利だと覚えておきたい。

7枠から優勝したのは2015年のショウナンパンドラ、8枠から優勝したのは2012年のジェンティルドンナといずれも牝馬。また、7枠、8枠から馬券になった馬はいずれもその年の芝GIで3着以内の実績があり、2016年3着のシュヴァルグラン以外は当該レースまでにGI勝ちの実績があった。シュヴァルグランも1枠からのスタートとなった翌年のジャパンCを制してGI馬の仲間入りを果たしている。余程の実力馬でない限り、外枠のデメリットは克服できない。

■牡牝別成績
牡馬・セン馬【4.8.9.119】
勝率2.9%、連対率8.6%、複勝率15.0%
牝馬【6.2.1.15】
勝率25.0%、連対率33.3%、複勝率37.5%

天皇賞・秋も牝馬優勢だったが、ジャパンCはそれに輪をかけて牝馬が強いレース。出走頭数は牡馬・セン馬の約6分の1にもかかわらず、勝ち馬は牡馬・セン馬を上回る。1-3番人気に支持された牝馬の成績は【5.0.1.4】で勝率50.0%。強い牝馬には逆らわない方が良さそうだ。

■前走別成績
前走3勝クラス【0.0.0.4】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
前走OP特別【0.0.0.3】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
前走GIII【0.0.0.6】(※海外GIII、JpnIII含む)
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
前走GII【2.2.1.41】
勝率4.1%、連対率8.7%、複勝率10.9%
前走GI【8.8.9.80】(※海外GI含む)
勝率7.6%、連対率15.2%、複勝率23.8%

古馬クラシックディスタンスチャンピオンを決める戦いだけあって前走GI組の成績が優秀。前走国内GI組は【8.6.9.49】で、勝率11.1%、連対率19.4%、複勝率31.9%とさらに良好に。

天皇賞・秋から参戦した馬の成績は【6.3.8.38】で、勝率10.9%、連対率16.4%、複勝率30.9%。そのうち、天皇賞・秋で連対していた馬は【2.1.3.5】で複勝率54.5%。天皇賞・秋2着のコントレイルを無理に嫌う必要はないだろう。

また、最近のトレンドは「3歳世代限定から参戦する3歳馬」。近5年では【1.2.1.3】で複勝率57.1%と安定して成績を残している。今年の該当馬は秋華賞から参戦するユーバーレーベン1頭だけ。大敗後で狙いづらい感もあるが高配当を期待するならこの馬か。オークスを制しているように距離への不安がないのは好材料。

前走GII組を詳しく分析すると以下の通り。

京都大賞典【2.1.0.15】
勝率11.1%、連対率16.7%、複勝率16.7%
神戸新聞杯【0.1.0.0】
勝率0.0%、連対率100%、複勝率100%
アルゼンチン共和国杯【0.0.1.18】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率5.3%
その他のGII【0.0.0.8】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

勝ち星を挙げたのはジャパンCと同じ芝2400mの京都大賞典からの直行組。陣営が天皇賞・秋をスキップしてジャパンCを選択するということは、長い距離への適性が高いことの裏返し。狙ったローテーションが功を奏しているのだろう。ちなみに連対した3頭はいずれも3000m以上のGIでの連対実績があった。

神戸新聞杯から直行したのは2017年のダービー馬レイデオロ。今年のダービー馬シャフリヤールはこのローテーションを選択した。レイデオロとの違いを挙げるとすれば、今年の神戸新聞杯は中京芝2200mでの開催だったということ。この1Fの違いがどのように影響するか。

その他のGIIから参戦した馬の成績は芳しくない。静観が妥当。同様にGIII以下のレースを走っていた馬は好走できていない。

■騎手別成績
(※M.デムーロ騎手、C.ルメール騎手、柴山雄一騎手は「栗東所属騎手」としてカウントした)

美浦所属騎手【0.1.1.45】
勝率0.0%、連対率2.1%、複勝率4.3%
栗東所属騎手【6.7.7.45】
勝率9.4%、連対率20.0%、複勝率30.8%
外国所属騎手【4.2.2.43】
勝率7.8%、連対率11.8%、複勝率15.7%

乗り替わり【4.4.4.63】
勝率5.3%、連対率10.7%、複勝率16.0%
継続騎乗 【6.6.6.71】
勝率6.7%、連対率13.5%、複勝率20.2%

「西高東低」が叫ばれて久しい競走馬の世界だが、ジャパンCにおける騎手の成績にもそれが如実に表れている。美浦所属騎手は過去10年勝利しておらず、2着、3着がそれぞれ1回あるのみ。複勝率4.2%ではとても手を出せない。

一方で栗東所属騎手の複勝率は30.8%。騎手をヒントにするならば栗東所属騎手を選びたい。乗り替わりと継続騎乗の間に大きな差は存在しない。ここはそれほど気にしなくて良さそうだ。

■種牡馬別成績

ディープインパクト【3.4.2.20】
勝率10.3%、連対率24.1%、複勝率31.0%
ハーツクライ【2.1.2.11】
勝率12.5%、連対率18.8%、複勝率31.3%
ジャングルポケット【0.1.2.8】
勝率0.0%、連対率9.1%、複勝率27.3%
キングカメハメハ【0.1.2.12】
勝率0.0%、連対率6.7%、複勝率20.0%
ルーラーシップ【0.1.0.3】
勝率0.0%、連対率25.0%、複勝率25.0%
ロベルト系【1.0.1.3】
勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率40.0%
サドラーズウェルズ系【0.0.0.13】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
ダンチヒ系【0.0.0.10】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
(オルフェーヴル、スピルバーグ、ディープブリランテ、ゴールドシップ、ジャスタウェイの産駒は出走なし)

ディープインパクト、ハーツクライというクラシック御用達種牡馬の複勝率が30%超。ジャパンCと同じ東京芝2400mで行われるダービー、オークスを得意とする血統でもあり、相関関係がうかがえる。

現在の欧州競馬を席巻するサドラーズウェルズ系は大苦戦。ジャパンCでは全く成績を残せていない。ダンチヒ系も同様に苦戦している。今年のジャパンCに参戦する海外馬はサドラーズウェルズ系(ジャパン、ブルーム)とダンチヒ系(グランドグローリー)。血統面からは強く推せない。

ロベルト系で馬券に絡んだのはエピファネイアとその産駒デアリングタクト。今後のジャパンCの特注血統になりうる種牡馬なので注意を払いたい。今年はアリストテレスが参戦する。

<データからのピックアップ>
・コントレイル
昨年無敗の牡馬クラシック三冠を達成したこの馬は今回が引退レース。今年に入ってからあと一歩の成績が続いているものの、データ的には「ディープインパクト産駒」、「栗東所属騎手騎乗」、「天皇賞・秋連対馬」と条件は揃っている。前走は結果的に最内枠がアダになったが、ジャパンCのデータからはもう一度白帽が欲しいところ。

後はこのレースで異様なほどの強さを誇る牝馬の台頭に注意したい。昨年2着のリベンジとともに有終の美を飾れるか。

・ユーバーレーベン
「3歳馬」、「牝馬」、「栗東所属騎手騎乗」、「前走3歳世代限定GI」と近年のトレンドをすべて満たすこの馬。その年をオークスを制した馬がジャパンCに出走した際の成績は【2.0.1.2】で勝率40.0%、複勝率60.0%と好相性。エリザベス女王杯を見送りここを選んだ陣営の判断の結果やいかに。

・シャフリヤール
「3歳馬」、「栗東所属騎手騎乗」、「ディープインパクト産駒」という条件を満たした今年の日本ダービー馬。過去10年において、ダービー馬がその年のジャパンCに挑んだ際の成績は【0.2.0.1】で複勝率66.7%。データを見る限り、乗り替わりはそれほど気にしなくて良さそうだ。レイデオロ以来の神戸新聞杯からという珍しいローテーションがどう出るか。

(Text:inoue)

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