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コラム

2021/11/16  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【マイルCS(GI)攻略データコラム】4歳馬と前走GI組を狙う

マイルCS(GI) 3歳以上 別定 阪神芝1600m
※データについては、本文中に特に記載のない限り過去10年分を対象として分析している。

■人気別成績
1番人気【1.2.2.5】
2番人気【1.3.0.6】
3番人気【2.4.0.4】
4番人気【3.0.2.5】
5番人気【2.0.2.6】
6-9番人気【1.0.4.35】
10番人気以下【0.1.0.86】

1番人気の勝率がわずか10%に留まり、複勝率でも50%どまり。複勝率ベースで見ると1-5番人気で大差はない。

その一方で、6-9番人気の複勝率は12.5%で、10番人気以下の複勝率も1.1%。極端な穴狙いに固執するとそれはそれで失敗しそう。

上位人気を軸にしながら、フォーメーション等で高めの配当を狙ってみるのが面白そうだ。12年は4番人気→1番人気→5番人気の入線で3連単の配当は6万円弱、2016年は3番人気→2番人気→7番人気で決まり、3連単の配当は約4万円。狙うとすればこのあたりのレンジか。

■年齢別成績

3歳【2.0.1.32】
勝率5.7%、連対率5.7%、複勝率8.6%
4歳【5.5.4.23】
勝率13.5%、連対率27.0%、複勝率37.8%
5歳【2.4.4.51】
勝率3.3%、連対率9.8%、複勝率16.4%
6歳【1.1.1.24】
勝率3.7%、連対率7.4%、複勝率11.1%
7歳以上【0.0.0.17】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

4歳世代が圧倒的な好成績。勝率、連対率、複勝率いずれの指標でも他世代を引き離している。

その他の世代はどんぐりの背比べで大差はない。3歳世代は数字の上ではやや苦戦しているように見えるが、近5年に限れば【2.0.1.13】で勝率12.5%、複勝率18.8%なので十分戦える数字だ。

■前走別成績
前走OP特別【0.0.0.3】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

前走GIII【3.3.1.48】
勝率5.5%、連対率10.9%、複勝率12.7%

前走GII【3.4.6.67】
勝率3.8%、連対率8.8%、複勝率16.3%

前走GI【4.3.3.29】
勝率10.3%、連対率17.9%、複勝率25.6%
(※海外も含む)

やはり前走GI組の成績が良好。この組を詳しく分析する。

前走スプリンターズS【2.1.0.6】
勝率22.2%、連対率33.3%、複勝率33.3%

前走天皇賞・秋【1.1.2.10】
勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率28.6%

前走安田記念【1.1.0.3】
勝率20.0%、連対率40.0%、複勝率40.0%

前走その他のGI【0.0.1.10】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率9.1%

前走スプリンターズS、天皇賞・秋、安田記念の3レースが主力。

頭数が多いのは前走天皇賞・秋組。2012年1着のサダムパテックをはじめ、2018年4番人気3着アルアイン、2019年1番人気2着ダノンプレミアムなど好走馬も多く輩出している。昨年も13番人気スカーレットカラーがあわやの4着まで追い込んだ。

今年の該当馬はグランアレグリア。ベストの距離に戻るということもありやはり軽視はできない存在。

ぶっつけとなる前走安田記念組も連対馬2頭を輩出。2015年モーリスが優勝、昨年インディチャンプが2着の成績を残している。

今年の登録馬で安田記念からの参戦となるのはインディチャンプとサリオスのシルクレーシング2騎。いずれもマイルGI勝ちの実績あり。当然侮れない。

2頭の勝ち馬を出したスプリンターズSからのローテーションに該当する馬は今年該当なし。来年以降で狙ってみたい。

この3レース以外のGI競走からの参戦で馬券になったのは2011年3着の外国馬サプレザ。英GIサンチャリオットS1着からの参戦だった。

前走GII組の詳細は以下の通り。

前走毎日王冠【2.0.2.19】
勝率8.7%、連対率8.7%、複勝率17.4%

前走京都大賞典【1.0.0.1】
勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

前走スワンS【0.4.2.34】
勝率0.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%

前走府中牝馬S【0.0.1.6】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率14.3%

前走その他のGII【0.0.2.13】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率13.3%

前走毎日王冠組で優勝したのは2018年のステルヴィオと2019年のインディチャンプ。いずれも毎日王冠で惜敗し、やはり適正距離がマイルだと確認したうえで満を持して挑んできた馬だった。

一方で、毎日王冠を勝ち切ってここに挑んだ昨年のサリオスは5着敗戦。過去10年で毎日王冠優勝→次走マイルCSというローテーションをとった馬は2018年アエロリット、2019年ダノンキングリー、2020年サリオスの3頭がいたが、いずれもマイルCSで4着以下に敗れている。シュネルマイスターはジンクスを跳ね返せるか。

前走スワンS組は出走頭数は多いが2着が精一杯。スワンSで4着以下の馬は【0.0.0.21】。買えるのはスワンSの上位3頭まで。

今年で言えば2着のサウンドキアラと3着のホウオウアマゾンをマークしておけば十分だろう。

ちなみに京都大賞典からマイルCSに挑んだのは“淀の申し子”トーセンラー。距離適性より競馬場適性が優先されたパターンで今後このパターンに該当する馬が現れる可能性は低そう。

前走GIII組のうち【3.3.1.39】という成績を残していたのは昨年からGIIに格上げとなった富士S組。その他のGIII組は【0.0.0.9】と手が出せない数字だ。

■枠番別成績
※2015年以降に阪神芝1600mで行われた世代混合戦かつオープンクラスの競走を対象として分析した。

1枠【7.0.4.39】
勝率14.0%、連対率14.0%、複勝率22.0%
2枠【4.4.4.39】
勝率7.8%、連対率15.7%、複勝率23.5%
3枠【2.4.3.45】
勝率3.7%、連対率11.1%、複勝率16.7%
4枠【5.5.4.45】
勝率8.5%、連対率16.9%、複勝率23.7%
5枠【3.6.3.49】
勝率4.9%、連対率14.8%、複勝率19.7%
6枠【4.6.4.49】
勝率6.3%、連対率15.9%、複勝率22.2%
7枠【8.5.5.51】
勝率11.6%、連対率18.8%、複勝率26.1%
8枠【2.5.8.60】
勝率2.7%、連対率9.3%、複勝率20.0%

複勝率ベースで見ると極端な高低は存在しないが、勝率ベースだと1枠と7枠が高い。

1枠から馬券に絡んだ馬は2019年ポートアイランドSのロードマイウェイや2021年六甲Sのクリスティのように逃げ先行勢が多かった。内枠を利して先行し好走につなげている様子がうかがえる。

7枠から馬券に絡んだ馬は2019年リゲルSのストロングタイタン、2020年中京記念のメイケイダイハード、2021年阪神牝馬Sのデゼルなど差し追い込み勢が多かった。こちらは外枠ということで腹を括って後方待機を選んだという様子が見える。

また、エリザベス女王杯週の阪神の芝コンディションを見ると外からの差しが目立っていた。

通常であればフラットな阪神芝マイルであっても当日の状況次第では当然内外の有利不利は出てくる。火曜日段階では外差し馬場が想定されるところだが、当日の馬場コンディションには注意を払いたい。

■種牡馬別成績
※2015年以降に阪神芝1600mで行われた世代混合戦かつオープンクラスの競走を対象として分析した。

ディープインパクト【10.12.7.55】
勝率11.9%、連対率26.2%、複勝率34.5%
ステイゴールド【4.3.2.16】
勝率16.0%、連対率28.0%、複勝率36.0%
ハーツクライ【2.0.3.13】
勝率11.1%、連対率11.1%、複勝率27.8%
ジャスタウェイ【1.0.0.2】
勝率33.3%、連対率33.3%、複勝率33.3%
ロードカナロア【1.0.4.14】
勝率5.3%、連対率5.3%、複勝率26.3%
キングカメハメハ【1.0.1.28】
勝率3.3%、連対率3.3%、複勝率6.7%
スクリーンヒーロー【0.2.2.3】
勝率0.0%、連対率28.6%、複勝率57.1%
ポイントオブエントリー【1.0.0.0】
勝率、連対率、複勝率いずれも100%
ジャングルポケット【0.0.0.6】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
オルフェーヴル【0.0.0.4】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
フランケル【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%
(※キングマン、ニューアプローチ、リオンディーズの産駒は出走履歴なし)

ディープインパクトはイメージ通りさすがの成績。昨年のマイルCSも産駒のグランアレグリアが制しているほか、阪神牝馬Sでは対象期間内に5勝をを挙げている。まさに「庭」といった感。

そのディープインパクトを指標で上回るのがステイゴールド。産駒数は少なくなったが、昨年のマイルCS2着のインディチャンプや2019年の六甲Sを6番人気で制したソーグリッタリングなど好走馬を輩出している。

ハーツクライ産駒も勝ち馬が2頭、複勝率ベースでは約30%とまずまずの数字。これが京都芝1600mになると【0.1.0.9】と一気に成績が悪化する。ハーツクライ産駒はマイルCS苦手という説もささやかれるところだが、阪神コースならチャンスはある。

意外だったのはキングカメハメハ産駒の不振。コース不問のマルチ種牡馬という印象だがこの条件では結果を残せていない。ホウオウアマゾンにとっては不安なデータだ。

パッと見て抜群の成績に見えるスクリーンヒーロー産駒だが、実際はグァンチャーレが1頭で稼いだ数字なので無条件で信頼とはいかないだろう。

<データからのピックアップ>
・サリオス
クラシック路線では三冠馬コントレイルを相手に皐月賞、日本ダービーで2着。毎日王冠を制し満を持して臨んだ昨年のマイルCSだったが、古馬の壁に阻まれ5着。そこからスランプに陥ってしまったが、今回はデータ上買い要素が揃った。好相性の4歳馬、安田記念以来のローテーション、阪神芝マイルなら買えるハーツクライ産駒。あとは自分との闘いか。4歳世代の代表として格好をつけたいところ。

・グランアレグリア
昨年の最優秀短距離馬が連覇を狙って参戦する。このコースと相性のいいディープインパクト産駒、天皇賞・秋経由であることは買い要素。1番人気がさほど強くない重賞ではあるが、過去10年で唯一の1番人気勝利は昨年のこの馬。天皇賞・秋で力走した疲れが残っていなければ好勝負は必至。

・インディチャンプ
2019年のマイル2冠馬も6歳となった。安田記念以来となるローテーション、阪神芝1600mで好相性のステイゴールド産駒というのは好材料。しかしながら、複勝率の低い6歳馬という点は少々気になる。ピークアウトさえしていなければといったところか。

(Text:inoue)

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