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コラム

2021/11/09  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【エリザベス女王杯(GI)攻略データコラム】ディープインパクト産駒を中心視するのがベター

エリザベス女王杯(GI) 3歳以上 牝馬 定量 阪神芝2200m
※例年京都芝2200mで行われるが、京都競馬場改修工事のため、昨年に引き続き阪神芝2200mで行われる。コース適性が問われない項目または阪神競馬場の傾向をピックアップし過去10年のデータをもとに分析する。

■全体傾向
・人気
---------------------
1人気【2.3.2.3】勝20.0% 連50.0% 複70.0%
2人気【1.1.1.7】勝10.0% 連20.0% 複30.0%
3人気【4.0.2.4】勝40.0% 連40.0% 複60.0%
4人気【0.0.2.8】勝0.0% 連0.0% 複20.0%
5人気【1.1.2.6】勝10.0% 連20.0% 複40.0%
6-9人気【2.4.1.33】勝5.0% 連15.0% 複17.5%
10人気以下【0.1.0.83】勝0.0% 連1.2% 複1.2%
---------------------
1番人気は馬券圏内率7割と軸候補にできる。一方2番人気は3番人気よりも劣る成績。過去10年中4回は1番人気と3番人気の組み合わせで馬券になっており、三連複はそれでも30倍から80倍。単純に人気どころから少し広げたとしてもプラスに持ってこれる数字となる。三連単平均は5万5461円で、10万馬券が2016年と2017年の2回と近年は波乱傾向だ。

・年齢
---------------------
3歳【2.4.2.32】勝5.0% 連15.0% 複20.0%
4歳【6.3.7.45】勝9.8% 連14.8% 複26.2%
5歳【2.2.1.49】勝3.7% 連7.4% 複9.3%
6歳【0.1.0.13】勝0.0% 連7.1% 複7.1%
7歳【0.0.0.4】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
8歳【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
---------------------
出走数、勝利数ともに最多が4歳馬で好走率も最も高い。3歳馬で馬券になった8頭中7頭は秋華賞組だが、その年の秋華賞のレベルと馬自身のパフォーマンスを鑑みるべきだろう。
秋になって充実期を迎えている4歳馬を中心視するのが得策だ。

・前走レース
---------------------
秋華賞【2.3.1.23】勝6.9% 連17.2% 複20.7%
府中牝馬【4.5.4.47】勝6.7% 連15.0% 複21.7%
オールカマ【2.1.0.4】勝28.6% 連42.9% 複42.9%
札幌記念【1.0.1.1】勝33.3% 連33.3% 複66.7%
チャレンジ【1.0.0.0】勝100.0% 連100.0% 複100.0%
鳴滝特別【0.1.0.0】勝0.0% 連100.0% 複100.0%
オークス【0.0.1.1】勝0.0% 連0.0% 複50.0%
宝塚記念【0.0.1.2】勝0.0% 連0.0% 複33.3%
VM【0.0.1.0】勝0.0% 連0.0% 複100.0%
1000万下【0.0.1.0】勝0.0% 連0.0% 複100.0%
その他【0.0.0.66】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
---------------------
主要ステップは秋華賞組の3歳、府中牝馬Sとオールカマー組。前走オールカマーを使った4歳馬は【2.1.0.0】と複勝率100%となっており、今年はウインキートス、ウインマリリン、レイパパレが該当している。

府中牝馬S組は今年はアカイイトとデゼルの2頭だが、府中牝馬S5着以内が条件で、該当しない。

■3歳馬から押さえるべき馬は
古馬GI初参戦となる3歳馬の馬券絡みは【2.4.2.32】。ここからピックアップしていきたい。

(1)秋華賞で5番人気以内
【2.3.1.15】勝9.5% 連23.8% 複28.6%
秋華賞組が主力。なかでも5番人気以内と上位に推されていた馬が堅実だ。

(2)さらに継続騎乗
【2.3.1.11】勝11.8% 連29.4% 複35.3%
まだ3歳で繊細な面もあるので、乗り替わりはあまり良くない傾向。

(3)さらに秋華賞で勝ちまたは0秒5以内の負け
【2.3.1.6】勝16.7% 連41.7% 複50.0%

大舞台で勝った馬はもちろん、大きく負けなかった馬は好走する傾向。
単複回収値は96/90と100を下回るので人気どころが妥当だ。
大きく負けたのは当日15番人気のブランネージュのみで、他は6着1回、4-5着4回という安定感ある成績。

☆今年の該当馬☆
アカイトリノムスメ
さらに前走馬体重460-499キロが【2.1.0.2】と馬格があれば勝ちまである。440-459キロは【0.2.1.3】で、アカイトリノムスメは前走馬体重448キロなので2着以下で狙いたい。

■4歳馬から狙うべき馬
馬券になった30頭中半数を占めるのが4歳馬で【6.3.7.45】。ここからピックアップしていきたい。

(1)前走GIかGII
【5.3.6.25】勝12.8% 連20.5% 複35.9%
馬券絡みのほとんどが、府中牝馬S組とオールカマー組。

(2)さらに前走9着以内
【5.3.5.18】勝16.1% 連25.8% 複41.9%
前走フタ桁着順だった馬はエリザベス女王杯での好走が難しい傾向。

(3)さらに社台系生産馬
【5.2.4.8】勝26.3% 連36.8% 複57.9%
5歳馬で馬券になったのは、ほとんどが社台系生産馬だった。
単複回収値は201/187と優秀な成績。

☆今年の該当馬☆
レイパパレ

■5歳馬から狙うべき馬
衰えが出始める5歳秋の牝馬。3,4歳と比較すると、【2.2.1.49】で好走率がガクンと下がる。ここからピックアップしていきたい。

(1)前走GIかGIIで0秒3以上の負け
【2.1.1.20】勝8.3% 連12.5% 複16.7%
前走GIかGII以外の馬券絡みはなし。

(2)さらに前走馬体重増減マイナス3からプラス9キロ
【2.1.1.10】勝14.3% 連21.4% 複28.6%
牝馬にとって節目となる5歳で、大きな馬体重の増減があると良い方向に働く可能性は少ないようだ。

(3)さらに当日9番人気以内
【2.1.1.4】勝25.0% 連37.5% 複50.0%
当日エリザベス女王杯で、世間から、フタ桁人気に下がるほどの低評価を食らわなければ好走の可能性がある。
単複回収値は328/167で中穴人気の馬が好走傾向。

☆今年の該当馬☆
ランブリングアレー(1週前想定7番人気)

■阪神芝2200mの傾向
阪神芝2200mのGI・宝塚記念(2011年以降)のデータを参照し、傾向を確認してみる。

・脚質
---------------------
逃げ【0.2.2.7】勝0.0% 連18.2% 複36.4%
先行【8.3.3.29】勝18.6% 連25.6% 複32.6%
中団【2.1.4.44】勝3.9% 連5.9% 複13.7%
後方【1.4.2.44】勝2.0% 連9.8% 複13.7%
マクリ【0.1.0.1】勝0.0% 連50.0% 複50.0%
---------------------
1位【7.5.0.0】勝58.3% 連100.0% 複100.0%
2位【2.1.3.7】勝15.4% 連23.1% 複46.2%
3位【1.2.1.5】勝11.1% 連33.3% 複44.4%
4-5位【1.2.6.17】勝3.8% 連11.5% 複34.6%
6位以下【0.1.1.96】勝0.0% 連1.0% 複2.0%
---------------------
宝塚記念では上がり1位の脚を使えた場合、連対率100%。阪神舞台とあって上がり3Fは、良馬場で34秒4から35秒前半くらいだが、昨年のエリザベス女王杯は上位3頭が上がり3位以内で33秒台の末脚を使っていた。宝塚記念は雨が降る季節で良馬場でも上がりがかかりやすい時期。雨が比較的降らない時期でロングラン開催の1/3が終わったあたりだと、まだそこまで上がりを要する馬場になっていなかったのかもしれない。

今年も同様のことは言えるので、そのあたりは注意して予想すべきだろう。

※近5走上がり3F平均
---------------------
34.0 テルツェット
34.0 デゼル
34.1 アカイイト
34.2 イズジョーノキセキ
34.3 クラヴェル
34.5 アカイトリノムスメ
34.8 ステラリア
34.9 ウインキートス
34.9 コトブキテティス
34.9 ムジカ
35.0 エアジーン
35.2 ソフトフルート
35.3 リュヌルージュ
35.4 レイパパレ
35.8 ランブリングアレー
35.9 ウインマリリン
36.2 シャムロックヒル
36.8 ロザムール
---------------------

主な脚質が先行・中団▽
アカイトリノムスメ、イズジョーノキセキ、ウインキートス、ウインマリリン、エアジーン、ステラリア、ソフトフルート、レイパパレ

近5走上がり3F平均が34秒前半▽
テルツェット、デゼル、アカイイト、イズジョーノキセキ、クラヴェル

・年齢
---------------------
3歳【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
4歳【3.1.7.35】勝6.5% 連8.7% 複23.9%
5歳【7.6.4.39】勝12.5% 連23.2% 複30.4%
6歳【1.3.0.25】勝3.4% 連13.8% 複13.8%
7歳【0.1.0.15】勝0.0% 連6.3% 複6.3%
8歳【0.0.0.9】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
---------------------
急坂を2回登るタフなコースということもあって、宝塚記念では5歳春を迎えた馬の好走率が高い。
成長途上の馬だと体力不足の可能性はあるかもしれない。昨年のエリザベス女王杯は3歳牝馬が5頭出走して、9番人気だったウインマリリンの4着が最高。アカイトリノムスメは秋華賞で勝利したものの、有力候補だったサトノレイナスは不在。中心にするなら、全体傾向と同様にやはり4歳馬だろう。

4歳馬▽
アカイイト、イズジョーノキセキ、ウインキートス、ウインマリリンなど計12頭

・枠番
---------------------
1枠【1.2.3.11】勝5.9% 連17.6% 複35.3%
2枠【1.1.3.12】勝5.9% 連11.8% 複29.4%
3枠【0.1.1.15】勝0.0% 連5.9% 複11.8%
4枠【0.3.0.15】勝0.0% 連16.7% 複16.7%
5枠【1.2.0.17】勝5.0% 連15.0% 複15.0%
6枠【1.0.1.20】勝4.5% 連4.5% 複9.1%
7枠【0.2.1.20】勝0.0% 連8.7% 複13.0%
8枠【7.0.2.15】勝29.2% 連29.2% 複37.5%
---------------------
宝塚記記念は8枠の勝利数が7勝と群を抜いているが、勝ち馬はクロノジェネシス、リスグラシュー、サトノクラウン、ゴールドシップといった人気馬も多かった。また馬券に絡んだ9頭はすべて先行から中団でレースをした馬なので、極端な脚質でなければ狙えそうだ。
次点が最内1枠で複勝率は8枠と大きな差がない。

■阪神芝2200mの種牡馬傾向
宝塚記念のデータだとサンプルがない種牡馬もいるので、1勝クラス以上から今回出走馬の種牡馬成績を確認してみる。
(2011.11.3-2021.11.3)
---------------------
・ディープインパクト(アカイトリノムスメ、ソフトフルート、テルツェット、デゼル、ランブリングアレー、レイパパレ)
【15.14.10.91】勝11.5% 連22.3% 複30.0%
・キズナ(アカイイト、シャムロックヒル、ステラリア)
【2.0.1.7】勝20.0% 連20.0% 複30.0%
・ゴールドシップ(ウインキートス)
【2.0.0.1】勝66.7% 連66.7% 複66.7%
・ハービンジャー(エアジーン、コトブキテティス)
【0.5.2.18】勝0.0% 連20.0% 複28.0%
・スクリーンヒーロー(ウインマリリン)
【0.1.1.3】勝0.0% 連20.0% 複40.0%
・モンテロッソ(リュヌルージュ)
【0.1.0.1】勝0.0% 連50.0% 複50.0%
・エピファネイア(イズジョーノキセキ、クラヴェル、ムジカ)
【0.1.0.5】勝0.0% 連16.7% 複16.7%
・ローズキングダム(ロザムール)
【0.0.0.3】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
---------------------
キズナ以下はサンプル数が少ないので参考程度。
ディープインパクト産駒は出走数が多い中、複勝率3割とやはり軽視はできない存在。昨年のエリザベス女王杯も勝ち馬こそオルフェーヴル産駒のラッキーライラックだったが、2,3,5,6,7着がディープインパクト産駒と上位半分のほとんどを占めていた。
エリザベス女王杯は京都開催だとステイゴールドやハービンジャーといった種牡馬が好成績だが、この時期の阪神舞台はディープインパクト系が信頼できる。

ディープインパクト産駒▽
アカイトリノムスメ、ソフトフルート、テルツェット、デゼル、ランブリングアレー、レイパパレ

阪神芝2200mの傾向より、
4歳馬かつ先行力があり昨年は同舞台のエリザベス女王杯4着だったウインマリリン
4歳馬かつディープインパクト産駒&速い上がりが使えるテルツェット
を押さえたい。


よって、データから導き出されたエリザベス女王杯は

■3歳馬から押さえるべき馬は、アカイトリノムスメ

■4歳馬から狙うべき馬は、レイパパレ

■5歳馬から狙うべき馬は、ランブリングアレー(※当日9番人気以内)

■阪神芝2200mの傾向から押さえたい馬は、ウインマリリン、テルツェット


となった。

19年・20年とラッキーライラックがエリザベス女王杯を2連覇し、今年は世代交代の年。クラシックでは惜しい競馬が続き、秋華賞で最後の一冠を手にしたアカイトリノムスメが、まさに充実期に入った古馬たちに挑戦状をたたきつける見応えあるレースとなりそうだ。

(Text:funaki)

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