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コラム

2021/11/09  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【デイリー杯2歳S(GII)攻略データコラム】阪神でも末脚の切れが求められる

デイリー杯2歳S(GII) 2歳 馬齢 阪神芝1600m
※データについては過去10年分を対象として分析した。

2歳マイルGIIとして年々存在感を増しつつある重賞。2018年の勝ち馬アドマイヤマーズは続く朝日杯FSでもグランアレグリアを下し優勝。昨年の優勝馬レッドベルオーブも朝日杯FSで3着と好走した。

2014年に朝日杯FSが中山から阪神に移った影響で、外回りマイルで施行されるデイリー杯2歳Sと朝日杯FSがリンクしやすくなったということだろう。暮れの2歳GIを占ううえで重要になるこのレース。さっそく深掘りしてみよう。

■人気別成績
1番人気 【2.3.2.3】
2番人気 【3.2.1.4】
3番人気 【1.1.2.6】
4番人気 【1.1.3.5】
5番人気 【2.0.1.7】
6-9番人気【1.3.1.34】
10番人気以下【0.0.0.17】

ご覧の通り上位人気が圧倒的に強い。近10年の連対馬10頭のうち1-2番人気が半数を占める。反対に10番人気以下は1頭も馬券に絡んでいない。6-9番人気で馬券に絡んだのは6番人気【1.1.0.8】、7番人気【0.1.1.8】、8番人気【0.1.0.9】で9番人気は0頭だった。

頭数が少ない今年も、予想にあたっては上位人気馬を信頼するところからスタートするのが良さそうだ。

■前走クラス別成績

前走新馬戦【4.2.2.18】
勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率30.8%

前走未勝利戦【3.4.2.20】
勝率10.3%、連対率24.1%、複勝率31.0%

前走1勝クラス【0.0.0.8】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

前走OP特別【2.2.3.18】
勝率8.0%、連対率16.0%、複勝率28.0%

前走GIII【1.2.3.9】
前走6.7%、連対率20.0%、複勝率40.0%

前走GII【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

勝率が高いのは新馬組と未勝利組。複勝率も30%を超えるのでこの組は主力と言える。

前走GIII組も複勝率40%超と良好な数字。前走レース別に分けると以下の通りに。

小倉2歳S  【1.2.1.3】
新潟2歳S  【0.0.2.3】
アルテミスS【0.0.0.2】
函館2歳S  【0.0.0.1】

意外なことに連対馬を出したのは小倉2歳S組だけ。同じマイル戦の新潟2歳S組は3着まで。2017年に新潟2歳Sを勝ってここに臨んだフロンティアは1番人気に支持されながら4着に敗れた。フロンティアと同じく中内田厩舎所属で新潟2歳Sを制したセリフォスにとっては少々気になるデータ。

また、サウジアラビアRCからの転戦は過去10年で事例がなかった。今年、このローテーションに挑むのはウナギノボリ、スタニングローズの2頭。

前走1勝クラス組は数が少ないこともあるが、過去10年で1頭も馬券になっていない。19年の2番人気サクセッションも結果は6着。プルパレイはサクセッションと同じ新馬戦→アスター賞のローテーション。果たして結果は?

■前走距離別成績

1000m【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

1200m【1.2.2.11】
勝率6.3%、連対率18.8%、複勝率31.3%

1300m【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

1400m【2.2.2.23】
勝率6.9%、連対率13.8%、複勝率20.7%

1500m【0.0.1.2】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率33.3%

1600m【5.4.3.20】
勝率15.6%、連対率28.1%、複勝率37.5%

1700m【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

1800m【2.2.2.13】
勝率10.5%、連対率21.1%、複勝率31.6%

2000m【0.0.0.4】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

好成績なのは前走1600m組と前走1800m組。

前走で1600m以上の新馬戦を使っていた組は【3.2.1.8】、同じく1600m以上の未勝利戦を使っていた馬は【3.2.1.12】なので、新馬・未勝利組を狙うなら前走マイル以上の距離を使っていた馬をターゲットにしたい。

一方で、1200mからの転戦となる馬はほぼ全てが小倉2歳S組。5頭中4頭がこの組で、残る1頭は札幌のOP特別すずらん賞から参戦した2018年3着のハッピーアワー。新馬・未勝利の1200mから参戦した馬は結果が出ていない。

前走1400mからの参戦はその中間の傾向を示し、前走クラスと着順の相関は見られなかった。

ただ、この組で馬券になった6頭はいずれも前走で勝利していたことには注意を払いたい。前走1400mで負けてデイリー杯2歳Sに挑んだ馬は【0.0.0.9】で1頭も馬券になっていない。

■前走開催場別成績

前走札幌【0.0.3.5】
前走函館【0.0.0.5】
前走福島【0.1.0.0】
前走新潟【0.0.2.6】
前走東京【0.0.0.10】
前走中山【0.0.0.1】
前走中京【2.1.0.6】
前走京都【2.4.2.18】
前走阪神【5.2.2.19】
前走小倉【1.2.1.4】
前走地方【0.0.0.2】

前走関東圏で走った馬の成績がふるわない。前走東京組に至っては10頭が出走して3着以内はゼロ。ただ、上位人気に支持された馬もいなかったので(※最高で5番人気)、今年は巻き返しの余地があるかもしれない。逆に今年ダメなら暫く狙わないという方針も。

中心となるのは前走で関西圏のレースを使った馬。しかしながら、今年の登録馬でこれに該当する馬が少なく、該当するのは阪神1400mのもみじSから臨むカワキタレブリーと阪神芝1200mの未勝利戦を勝ってここに臨むデュガの2頭。

しかしながら、カワキタレブリーはもみじSで5着に敗れているし、デュガは1200mの未勝利戦から臨むローテーション。上述の前走距離別データからはいずれも少々買いづらい。

■前走上がり3F順位別成績

前走上がり3F1位  【6.6.4.28】
前走上がり3F2位  【3.3.3.15】
前走上がり3F3位  【1.0.0.4】
前走上がり3F4位以下【0.1.3.25】

2011年-2019年は京都コース、2020年は阪神コースでの開催となったが上がりについての傾向は変わらず。とにかく末脚に自信がある馬しか馬券にならない。

昨年もメンバー中最速の上がり3Fを記録したレッドベルオーブが1着、上がり3F2位タイのホウオウアマゾンとスーパーホープが2着、3着だった。

馬券を検討するうえで、末脚の性能、そしてその指標となる前走の上がり3F順位には是非注目してほしい。

■前走馬体重別成績
419キロ未満【0.0.0.2】
420-439キロ【0.1.0.7】
440-459キロ【3.2.3.16】
460-479キロ【3.4.4.29】
480-499キロ【4.3.2.15】
500キロ以上【0.0.1.6】

前走439キロ以下だった馬は【0.1.0.9】で複勝率10.0%。一方で、前走500キロ以上の馬も複勝率は14.3%。

小さすぎても体力面で不安が残り、大きすぎると今度はこのレースで必要とされる切れ味が削がれてしまうということだろう。

裏を返せば、前走時点で440-499キロのレンジに収まる馬であれば自信をもって狙っていける。

<データからのピックアップ>

・ソネットフレーズ
前走は新潟マイルの新馬戦を2番手から上がり最速の脚を使って勝利。勝ちタイムの1分34秒3も同日行われた3勝クラス・長岡Sの勝ちタイムと0秒4しか違わない優秀なものだった。

新潟からの転戦組は過去10年で3着までという結果に終わっているが、その多くを占めていたのが前走新潟2歳S組。一方で、新馬勝ちからの転戦は2018年4着のダノンジャスティスのみ。サンプル数が少ないことを鑑み、前走新潟組ながら1着候補としてこの馬をピックした。前走時馬体重も466キロと適度なサイズ感。2連勝の可能性は十分だ。

・セリフォス
前走新潟2歳Sでは内から鋭く脚を伸ばし重賞初勝利。新潟で川田騎手&中内田厩舎の鉄板タッグが炸裂した。

前走上がり1位、前走馬体重486キロ、デイリー杯2歳Sで【1.3.1.3】と相性のいいダイワメジャー産駒とケチのつけようがないプロフィールだが、唯一気になるのは新潟2歳Sからの転戦だということ。

過去10年で3着が最高という新潟2歳Sの成績を鑑みると、敢えて3着付けで狙ってみるのもひとつの方法だ。

・スタニングローズ
前走はサウジアラビアRCに参戦し5着。上がり3Fはメンバー中最速だったが、スローの流れで前には届かずという結果だった。

前走関東圏のレースを走った馬の成績は確かにふるわないが、サウジアラビアRCからの参戦はこの馬(とウナギノボリ)が初。

今後、新たなトレンドとなる可能性もあり。先物買いでマークしておきたい。

前走上がり3F最速、前走馬体重480キロ、前走1600m戦とその他のファクターには買いの要素が揃っている。

(Text:inoue)

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