UMAJIN.net

スマートフォンアプリ

UMAJIN.netのスマートフォンアプリが登場!

バナーをクリックして、リンク先よりお持ちのスマートフォンにダウンロードしてください。
タブレット端末にも対応しております。

iOS端末の方はこちら

app store

Android端末の方はこちら

google play
馬市ドットコム
相川牧場採用情報

コラム

2021/11/09  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【武蔵野S(GIII)攻略データコラム】差し馬から狙いたいダート重賞

武蔵野S(GIII) 3歳以上 別定 東京ダ1600m
※データについては過去10年分を対象として分析した。

先週のみやこSに引き続き、こちらもチャンピオンズCにつながるダート重賞。2017年は3連単178万馬券、2019年は3連単235万馬券が飛び出すなどビッグな配当に期待できる重賞だ。データ面から傾向を掴むべく、さっそく深掘りしてみよう。

■人気別成績

1番人気【3.2.1.4】
2番人気【1.1.1.7】
3番人気【1.1.1.7】
4番人気【1.1.0.8】
5番人気【0.1.0.9】
6-9番人気【4.3.4.29】
10番人気以下【0.1.3.64】

1番人気は勝率30.0%、複勝率60.0%と可もなく不可もなくといった数字に見える。しかし、この数字には注意が必要。2011-2015年が【2.2.1.0】に対し、2016-2020年は【1.0.0.4】。近5年は大苦戦という状況だ。これもあって、前述の高配当につながっているものと考えられる。軸にするのは少々気が引ける。また、2番人気、3番人気もそれぞれ複勝率でようやく30.0%という状況。上位人気の評価を敢えて下げてみるのも一考。

高配当の使者となるのは6-9番人気の馬。中でも8番人気は【1.2.1.6】という数字。近5年に限れば【1.2.1.1】で複勝率80.0%。要注目だ。

■年齢別成績

3歳【2.3.2.15】
勝率9.1%、連対率22.7%、複勝率31.8%

4歳【1.1.2.17】
勝率4.8%、連対率9.5%、複勝率19.0%

5歳【3.5.2.43】
勝率5.7%、連対率15.1%、複勝率18.9%

6歳【3.1.3.25】
勝率9.4%、連対率12.5%、複勝率21.9%

7歳以上【1.0.1.28】
勝率3.3%、連対率3.3%、複勝率6.7%

数字の上では3歳馬が一歩リード。一方で「3歳馬なら何でもいい」というわけではなく、このうち当日1番人気が【1.1.0.1】、当日2番人気【1.1.0.3】。当日に上位人気に支持されていた方がよい。

また、当日10番人気以下は【0.0.0.4】なので、3歳馬で馬券の対象になるのは、当日ひと桁人気であることが重要となる。

ちなみに、3歳で馬券に絡んだ7頭のうち、半数以上の4頭が後にGI(JpnI)競走で優勝している。武蔵野Sで馬券に絡んだ3歳馬はその後も注目して追いかけたいところ。

次いで成績がいいのは6歳馬。3勝を挙げ複勝率が20%を超えている。この3勝はいずれも2016年以降のものであり、近年の波乱傾向は6歳馬によるところが大きい。ベタ買いでも単勝回収率209%&複勝回収率157%。無条件でマークしておいてもいいだろう。

今年の登録馬には7歳以上の馬も目立つが、7歳以上は苦戦傾向。優勝したのは2017年のインカンテーションだが、この馬は同年ダートグレード競走2勝を挙げ、かしわ記念でも2着の実績があった。アタマを取り切るには7歳でも勢いが必要ということか。

■前走別成績

マイルCS南部杯【1.3.0.13】
勝率5.9%、連対率23.5%、複勝率23.5%

ジャパンダートダービー【1.1.1.1】
勝率25.0%、連対率50.0%、複勝率75.0%

OP特別        【5.4.4.60】
勝率6.8%、連対率12.2%、複勝率17.6%

前走3勝クラス【1.0.2.14】
勝率5.9%、連対率5.9%、複勝率17.6%

シリウスS【0.2.0.5】
勝率0.0%、連対率28.6%、複勝率28.6%

エルムS【0.0.1.6】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率14.3%

ラジオ日本賞【0.0.0.5】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

プロキオンS【0.0.0.5】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

上述の組が主力となる。好相性なのはジャパンダートダービー組。馬券になった3頭はいずれもジャパンダートダービーで掲示板に載っていた。今年は該当馬がいないが、来年以降のため覚えておきたい。

マイルCS南部杯組がこれに続く。4頭の連対馬の当日人気は1,3,5,3番人気。また、この4頭はいずれもマイルCS南部杯で掲示板に載っていた。2017年3番人気7着のベストウォーリアは同年のマイルCS南部杯で6着。今年のマイルCS南部杯で6着だったエアスピネルにとっては嫌なデータ。

OP特別組で注目したいのは前走グリーンチャンネルC組。16-19年の4年連続で武蔵野Sの3着以内馬を輩出していた。昨年で連続記録が途切れてしまったものの、昨年の武蔵野Sに出走した2頭はいずれもグリーンチャンネルCで掲示板を外した馬だった。グリーンチャンネルCの掲示板組は注目しておいて損はない。今年の該当馬はスリーグランド。

前走3勝クラス組のうち、馬券に絡んだ3頭はいずれも東京ダート1600mのレースからの転戦。この組は【1.0.2.5】で複勝率37.5%。今年の登録馬ではウインドジャマーが該当する。

■所属別成績

美浦所属【2.0.0.40】
勝率4.8%、連対率4.8%、複勝率4.8%

栗東所属【8.10.10.88】
勝率6.9%、連対率15.5%、複勝率24.1%

過去10年、延べ30頭の3着以内馬のうち、関東馬はわずか2頭。圧倒的に関西馬有利の状況となっている。馬券になったのは2012年1着のイジゲンと2015年1着のノンコノユメ。2頭の共通点は「3歳馬」、「上位人気」、「外国人騎手」。基本は関西馬から狙いたいレースだ。

■種牡馬別成績

ダンチヒ系     【1.1.0.2】
ロベルト系     【0.2.1.5】
ミスタープロスペクター系【2.1.1.8】
(※キングマンボ系、フォーティナイナー系を除く)
ストームキャット系 【1.1.1.7】
キングマンボ系   【1.1.3.19】
フォーティナイナー系【2.0.1.12】
ボールドルーラー系 【1.1.1.16】
サンデーサイレンス系【2.3.2.42】

ダンチヒ系は昨年2着のソリストサンダーと14年1着のワイドバッハ(父アジュディケーティング)によるもの。ソリストサンダーは11番人気、ワイドバッハは7番人気だったので、人気薄のダンチヒ系には要注意。

ロベルト系で馬券に絡んだ馬の父はいずれもシンボリクリスエス。今年の登録馬ではサンライズソア1頭だけ。

ストームキャット系は14年2着のエアハリファ、15年3着のモーニン、19年1着のワンダーリーデルによるもの。いずれもその前走は東京ダートでのレースだった。「前走で東京ダートを走ったストームキャット系」は【1.1.1.2】で複勝率60.0%。注目に値するデータ。

フォーティナイナー系は2頭の勝ち馬を輩出。ほかには3着が1回あるのみで、アタマか着外かという形。今年はアイルハヴアナザー産駒のオメガレインボーとサウスヴィグラス産駒のコパノマーキュリー、テイエムサウスダン、ヒロシゲゴールドが該当する。

サンデーサイレンス系の連対馬5頭のうち、3頭はゴールドアリュール産駒によるもの。サンデーサイレンス系のダート種牡馬筆頭格はここでもさすがの実績を誇る。登録馬のうちゴールドアリュール産駒はリアンヴェリテのみ。前走シリウスSで15着というのをどう評価するか。

■4角位置取り別成績
4角先頭 【1.0.0.9】
4角2番手【1.1.1.11】
4角3番手【0.3.3.9】
4角4番手【0.0.0.5】
4角5番手【2.0.0.9】
4角6-9番手【2.4.3.38】
4角10番手以下【4.2.3.47】

一般的なダート競走であれば4角先頭の数字が最も良くなるところだが、この重賞は別。4角5番手以降が8勝を挙げており、2着馬も6頭が4角5番手以降。東京ダートの長い直線は後方待機組に有利に働いているようだ。

昨年も4角12番手のサンライズノヴァが1着、4角10番手のソリストサンダーが2着。一昨年も4角9番手、4角8番手、4角12番手でワンツースリー。先行馬に負荷がかかる展開になりやすいのが特徴だ。

普段のダート重賞で軽視しがちな後方待機組に重きを置いて狙ってみたい。

<データからのピックアップ>
・タガノビューティー
栗東・西園厩舎所属の4歳馬。2歳時にプラタナス賞を制し、朝日杯FSでも4着に食い込むなど早くから素質を見せてきたが、今春ついに本格化。オアシスS、欅Sと東京ダートで連勝し、満を持しての重賞挑戦となる。前走東京ダートのストームキャット系は【1.1.1.2】で複勝率60.0%。差し・追い込み勢が台頭する武蔵野Sの傾向にも合った脚質。ここは絶好の舞台の感。直線一気の末脚で初の重賞タイトルを掴む。

・オメガレインボー
栗東・安田翔厩舎所属の5歳馬。前走はエルムSでスワーヴアラミスの2着。昨年の武蔵野Sでは敗れているものの、これは積極策がアダになったもの。今年に入ってからは中団待機から差し脚を伸ばす形が板につき、武蔵野Sと同舞台で行われた6月のアハルテケSでは見事に差し切り勝ちを演じた。あの競馬ができるようならここでもチャンスはありそうだ。ピンパー傾向のフォーティナイナー系。アタマでくれば高配当も。

・ソリストサンダー
栗東・高柳大厩舎所属。波乱を呼び込む6歳馬からは昨年このレースで2着と力走したこの馬をピックアップ。前走の南部杯でも3着と好走しており、その実力に疑いの余地はない。近走は4角で好位にとりつく優等生の競馬を見せているが、こと武蔵野Sに限れば、昨年のように腹を括った後方待機の方がいいように思える。ゲートが開いてからどのような戦法を選ぶか注目したい。

(Text:inoue)

☆競馬評論家・田原基成氏の「重賞出走馬全頭分析」は【毎週木曜日】18時公開!

PAGE TOP