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コラム

2021/11/09  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【福島記念(GIII)攻略データコラム】ローカル・ハンデ戦でも堅く決まる傾向!?

福島記念(GIII) 3歳上 ハンデ 福島芝2000m
※過去10年のレースデータを基に分析するが、2011年は新潟で施行されたので、コース適性に即した項目は新潟開催を除外した過去9年のデータを使用する。

■人気
・1番人気/【3.3.2.2】
 勝率30.0% 複勝率80.0%
・2番人気/【4.1.2.3】
 勝率40.0% 複勝率70.0%
・3番人気/【1.2.1.6】
 勝率10.0% 複勝率40.0%
・4-6番人気/【1.1.3.25】
 勝率3.3% 複勝率16.7%
・7-9番人気/【1.2.1.26】
 勝率3.3% 複勝率13.3%
・10番人気以下/【0.1.1.69】
 勝率0.0% 複勝率2.8%

・1-2番人気/【7.4.4.5】
 勝率35.0% 複勝率75.0%
 単勝回収率162% 複勝回収率128%

過去10年で1番人気は3勝・複勝率は80%、2番人気は4勝・複勝率70%と、ハンデ戦の割には上位人気が強い。1、2番人気がいずれも馬券圏内を外したことは一度もなく、合算の回収率は、単勝が162%、複勝が128%と大幅プラスを計上している。1、2番人気のどちらかを軸にとるか、あるいは双方に流してしまうのが、賢い馬券の組み立て方になりそう。

3番人気になると、【1.2.1.6】と人気なりの成績に落ち着き、4番人気以下は好走率も回収率も凡庸な数値となる。2016年の優勝馬マルターズアポジーの7番人気がもっとも低い人気での勝利であり、それ以降は4年連続で1番人気か2番人気が1着になっている。

3連単が10万を超えたのは、2014年の1回のみ。1着6番人気→2着13番人気と決まって配当は36万もつけたのだが、それでも3着には1番人気が入っていた。

近3年連続で馬連配当は3000円未満、3連単も2万円未満と、堅めに決着しており、あまり荒れない傾向にあるレース。“ローカルのハンデ戦”と思ってバットを振り回しすぎるのも良くないのかもしれない。

■年齢
・3歳/【2.1.2.9】
 勝率14.3% 複勝率35.7%
・4歳/【3.4.2.16】
 勝率12.0% 複勝率36.0%
・5歳/【3.2.1.32】
 勝率7.9% 複勝率15.8%
・6歳/【2.2.3.33】
 勝率5.0% 複勝率17.5%
・7歳以上/【0.1.2.41】
 勝率0.0% 複勝率6.8%

年齢別成績を見ると一目瞭然。3、4歳馬の好走率が高く、5歳以上になると成績が下降する。若い馬に有利なレースで、これが波乱の少ない要因にもなっている。

7歳以上の高齢馬は、2018年3着(1番人気・7歳エアアンセム)、2017年3着(10番人気・8歳ヒストリカル)と着には来るものの、過去10年では勝ち馬を出していない。それ以前の10年を見ると5歳馬の好走率が高かったのだが、最近の早期育成の風潮がこのレースにも影響を与えているようだ。

今年の出走予定馬を見ると、3、4歳馬はそこまで多くないので、買う馬や点数は年齢で効率的に絞れるかもしれない。

☆3歳馬⇒ウインアグライア
☆4歳馬⇒アラタ、ココロノトウダイ、パンサラッサ、モズナガレボシ

■性別
・牡・セン/【10.10.8.109】
 勝率7.3% 複勝率20.4%
・牝/【0.0.2.22】
 勝率0.0% 複勝率8.3%

性別の成績を調べると、ここは牡馬の圧勝。近10年連続で牡馬が連対しており、牝馬は3着が2回あるだけと一見寂しい数字を示している。

もっとも、牝馬は出走数が牡馬の5分の1以下と少なく、おまけに大半が人気薄。3番人気以内に支持されたのは2016年3番人気ダイワドレッサーたった1頭で、しかもこのときは人気通りの3着に好走している。2011年3着のマイネイサベルも6番人気と、人気以上に走っており、また昨年は12番人気のデンコウアンジュが4着と善戦もしていた。

2007年には1着アルコセニョーラ、3着ヤマニンメルベイユと牝馬が馬券圏内に2頭入っており、決して牝馬が走れないレースではない。女馬優勢のトレンドもあるので、牝馬を安易に軽視しないほうがよさそうだ。

■斤量
・53キロ以下/【0.0.2.29】
 勝率0.0% 複勝率6.5%
・54キロ/【3.2.1.19】
 勝率12.0% 複勝率24.0%
・55キロ/【3.4.2.28】
 勝率8.1% 複勝率24.3%
・56-56.5キロ/【2.1.1.35】
 勝率5.1% 複勝率10.3%
・57キロ/【1.0.2.16】
 勝率5.3% 複勝率15.8%
・57.5-58.5キロ/【1.3.2.4】
 勝率10.0% 複勝率60.0%

・トップハンデ/【1.2.1.12】
 勝率6.3% 複勝率25.0%

53キロ以下は3着が2度あるだけ。しかもこの3着2回はいずれも52キロの牝馬であり、セックスアローワンスを考慮すれば、実質54キロということ。つまり“実質53キロ以下”の馬は、ここ10年で一頭も馬券に絡んでいないことになる。

狙いごろなのは、54-55キロあたり。さらに重ハンデの57.5キロ以上はよく馬券になっている。それらに比べると、56-57キロのゾーンはやや旗色が悪い。

トップハンデはいまひとつの成績だが、これは57キロの馬が【1.0.0.8】と足を引っ張っているため。57.5キロ以上になると、【0.2.1.4】と勝ち馬こそ出していないが複勝率は42.9%の高率を示している。トップハンデが57キロのときは疑問視し、57.5キロ以上のときは重視というリズムでいきたい。

■前走クラス
・3勝クラス/【2.2.0.9】
 勝率15.4% 複勝率30.8%
・オープン/【1.3.2.51】
 勝率1.8% 複勝率10.5%
・GIII/【2.1.1.38】
 勝率4.8% 複勝率9.5%
・GII/【3.4.5.27】
 勝率7.7% 複勝率30.8%
・GI/【2.0.2.4】
 勝率25.0% 複勝率50.0%

・ハンデ戦/【0.3.1.33】
 勝率0.0% 複勝率10.8%

前走のクラス別成績を確認すると、サンプルは少ないものの、GIから臨む馬の好走率が【2.0.2.4】と高い。勝ち馬2頭の前走はいずれも天皇賞・秋で、3着2頭のそれはどちらも秋華賞と、秋季に行なわれた芝2000m戦だった。この2レースからの臨戦馬は要チェックだ。

次に成績がいいのがGIIからのローテであり、前走の格が高いほど好走確率も高くなってくるようだ。

GII組の取捨のひとつは「当日の人気」。当日1番人気に支持された馬は【1.2.1.0】とパーフェクト馬券圏内。2番人気も【2.0.2.2】複勝率66.7%と上々の結果を残していた。一方、3番人気以下になると【0.2.2.25】複勝率13.8%と、途端に数字が冴えなくなる。

GII組のもうひとつのポイントは「斤量の増減」。前走より斤量が重くなった馬は【0.2.3.7】複勝率41.7%、軽くなった馬は【3.2.2.11】複勝率38.9%と、好走率こそ変わらないものの、1着になったのはすべて斤量減の馬だった。特に1キロ減の馬が【3.1.1.5】と高成績を残しているので、狙い目はここだ。

一方、前走と同斤量、増減ナシだった馬は【0.0.0.9】と、なぜか一頭も馬券になっていない。しかも9頭中、2番人気1頭、3番人気2頭、4番人気1頭と、人気サイドの馬も含まれていての結果なのだ。理由は不明だが、頭の片隅には入れておきたい。

それと、前走データで面白いのは「前走ハンデ戦に使われた馬は不振」ということ。【0.3.1.33】複勝率10.8%という低調な成績で、なんといっても勝ち馬を一頭も出せていない。ローカルのハンデ戦なのでハンデキャップホースが走りそうなイメージがあるが、前走でハンデ戦を走った馬は一枚割り引いて考えたほうがよさそうだ。

最後に、先に「前走の格が高いほど走る」と述べたが、実は前走3勝クラスの馬の成績も高く出ている。しかし、今年は前走3勝クラスを走った馬の出走予定はない。

☆前走GI⇒ウインアグライア、ムイトオブリガード
☆前走天皇賞・秋か秋華賞⇒ムイトオブリガード
☆前走GII⇒ゴールドギア、ステイフーリッシュ、バイオスパーク、ヒュミドール、マイネルファンロン

■枠番
・1枠/【3.1.2.12】
 勝率16.7% 複勝率33.3%
・2枠/【3.0.2.13】
 勝率16.7% 複勝率27.8%
・3枠/【1.1.1.15】
 勝率5.6% 複勝率16.7%
・4枠/【0.1.1.16】
 勝率0.0% 複勝率11.1%
・5枠/【2.4.0.11】
 勝率11.8% 複勝率35.3%
・6枠/【0.0.1.17】
 勝率0.0% 複勝率5.6%
・7枠/【0.2.1.15】
 勝率0.0% 複勝率16.7%
・8枠/【0.0.1.17】
 勝率0.0% 複勝率5.6%

・1-5枠/【9.7.6.67】
 勝率10.1% 複勝率24.7%
・6-8枠/【0.2.3.49】
 勝率0.0% 複勝率9.3%

ここからはコース適性に依拠する項目になるので、福島競馬場で行なわれた近9年のデータを基に傾向を探っていく。

まずは枠別の成績を見ると、1枠、2枠、5枠の数字が優秀な反面、6枠より外はサッパリで一頭も勝ち馬を出せていない。

1-5枠の合算成績が勝率10.1・複勝率24.7%であるのに対し、6-8枠は勝率0.0%、複勝率9.3%と、好走率は倍以上の差がついている。馬番を見ても傾向は同様であり、フタ桁馬番で唯一勝った2019年のクレッシェドラヴは当日1番人気に推された実力馬で、馬番もフタ桁ギリギリの10番枠だった。

開催2週目で馬場もまだそうは荒れておらず、コース形態的にも内枠有利になるのは当然の帰結。軸馬も穴馬も5枠以内から選びたい。

■種牡馬系統
・ステイゴールド/【3.1.0.14】
 勝率16.7% 複勝率22.2%
・シンボリクリスエス/【1.1.1.1】
 勝率25.0% 複勝率75.0%
・キングカメハメハ/【1.1.0.5】
 勝率14.3% 複勝率28.6%
・ディープインパクト/【0.1.2.13】
 勝率0.0% 複勝率18.8%

最後に、複数馬券になっている種牡馬の中から今年の出走馬と関連するものをピックアップしたい。

近9年で3勝2着1回とトップの成績を残しているのが、ステイゴールド。連対馬4頭はすべて異なる馬であるうえ、一昨年はワンツーフィニッシュを決めている。また、ステイゴールドの仔であるオルフェーヴルは唯一の出走馬・バイオスパークが昨年優勝を収めている。ステイゴールド系がこのレースで走ってくるのは間違いなさそうだ。

シンボリクリスエスはサンプル数が少なく、しかも馬券になった3回のうち2回は同一馬(2014年1着、2015年2着のミトラ)によるものとはいえ、ミトラが優勝したときは6番人気の人気薄。相性がいいほうといえるのではないか。今年はシンボリクリスエスの後継・エピファネイア産駒のクラヴェルが出走を予定している。

キングカメハメハもサンプル数は少ないものの、2頭の連対馬を輩出。また後継のルーラーシップ産駒は昨年のヴァンケドミンゴが初めて走って2着に好走。こちらも一定の適性はありそう。今年キングカメハメハ産駒は4連勝中のアラタや昨年の新潟記念に勝ち馬のブラヴァスが、ルーラーシップ産駒は前出のヴァンケドミンゴやディアンドル、フェアリーポルカ、ムイトオブリガードが出走の構え。ほかにもキンカメ系ではロードカナロア産駒のゴールドギアやパンサラッサも参戦を予定している。

一方、“常勝サイアー”ディープインパクトは本レースでは勝ち馬ゼロで好走率もパッとしない。過去の出走馬に人気馬は少なかったものの、2013年に1番人気に推されたディファイアは4歳・55キロの好条件でも4着に敗れている。小回り平坦の福島コースでは、持ち前の瞬発力が不発に終わるケースが多いのだろう。

☆ステイゴールド産駒⇒ステイフーリッシュ、マイネルファンロン
☆オルフェーヴル産駒⇒バイオスパーク、ヒュミドール

(Text:sakura kyosuke)

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