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コラム

2021/11/02  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【みやこS(GIII)攻略データコラム】交流重賞組よりOP特別組を狙う

みやこS(GIII) 3歳以上 別定 阪神ダ1800m
※データについては、本文中に記載のない限り2011年-2020年を対象に分析している。なお、2018年はJBC開催のため、みやこSの開催はなかった。

12月のチャンピオンズCにつながるダート重賞。昨年はクリンチャーがこのレースでダート重賞初勝利を成し遂げた。一昨年は3連単40万円超の配当が飛び出したように荒れるイメージもあるみやこS。さっそくデータから深掘りしてみよう。

■人気別成績

1番人気【3.1.1.4】
2番人気【3.0.0.6】
3番人気【0.1.1.7】
4番人気【1.2.2.4】
5番人気【0.0.2.7】
6-9番人気【2.4.3.27】
10番人気以下【0.1.0.49】

1番人気は勝率33.3%、連対率44.4%、複勝率55.6%とまずまずの数字。一方、2番人気はアタマか着外かというピンパー傾向、3番人気は複勝率22.2%と苦戦傾向にある。狙ってみたいのは6-9番人気。複勝率は25.0%で4頭に1頭は好走する計算だ。一方で、10番人気以下から馬券になったのは2019年のキングズガード(10番人気2着)のみ。極端な人気薄は狙いづらい。

■年齢別成績

3歳【0.3.1.13】
勝率0.0%、連対率17.6%、複勝率23.5%
4歳【5.2.1.21】
勝率17.2%、連対率24.1%、複勝率27.6%
5歳【1.2.4.43】
勝率2.0%、連対率6.0%、複勝率14.0%
6歳【3.1.1.18】
勝率13.0%、連対率17.4%、複勝率21.7%
7歳以上【0.1.2.9】
勝率0.0%、連対率8.3%、複勝率25.0%

このデータコラムで年齢別成績を調べると若い馬の方が強いという結論に至ることが多いのだが、この重賞は別。

5歳馬を除いて、複勝率に大きな差は見られない。すなわち、高齢馬でも十分に狙える重賞ということ。事実、2019年のみやこSでは8歳馬キングズガードが2着、7歳馬ウェスタールンドが3着に食い込んだ。

一方で、アタマを取り切るのは4歳馬もしくは6歳馬。3歳馬は連対まで。メイショウムラクモはこのジンクスを打破できるか。

■前走別成績

前走2勝クラス【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

前走3勝クラス【0.2.0.11】
勝率0.0%、連対率15.4%、複勝率15.4%

前走OP特別  【5.3.1.29】
勝率13.2%、連対率21.1%、複勝率23.7%

前走GIII【3.2.5.36】
勝率6.5%、連対率10.9%、複勝率21.7%

前走GII【0.0.0.4】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

前走GI【1.0.0.1】
勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

前走地方競馬の競走(格付け問わず)【0.2.3.22】
勝率0.0%、連対率7.4%、複勝率18.5%

前走GI組はサンプル数が少ない。優勝したのはJRA主催競走として実施された2014年マイルCS南部杯からここに挑んだエスポワールシチー。

基本的にみやこSの主力となるのは前走OP特別組と前走GIII組。

勝ち馬を多く輩出しているのは前走OP組。19年ヴェンジェンス、20年クリンチャーと近2年で勝ち馬を送り出している。

前走OP特別組のうち、みやこSで1-7番人気に支持されていた馬は【5.2.1.5】で複勝率61.5%。ある程度上位の評価を受けている前走OP特別組は十分に狙いが立つ。

特に2019年からダート中距離のOP特別として開催されている太秦Sは相性が良く、前述のヴェンジェンスとクリンチャーはいずれも太秦Sを経由してみやこSに挑んできた馬だった。

前走OP特別組の前走着順別成績は以下の通り。

前走1着【1.0.0.4】
勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%

前走2着【1.1.0.2】
勝率25.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

前走3着【0.0.1.4】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率20.0%

前走4着【2.0.0.0】
勝率100%、連対率100%、複勝率100%

前走5着【0.0.0.2】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

前走6-9着【1.2.0.6】
勝率11.1%、連対率33.3%、複勝率33.3%

前走10着以下【0.0.0.11】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

さすがに10着以下に負けていた馬は厳しいがひと桁着順であれば十分に狙いが立つ。OP特別を勝ってここに臨む馬よりチョイ負けで臨む馬の方が成績が良いことにも注目したい。配当妙味がありそうだ。

前走GIII組の主力は【3.0.0.7】のエルムS組。ピンパー傾向なれどさすがの成績だ。なお、前走エルムS組で馬券に絡んだ馬は当日1-2番人気に支持されていた。エルムS組だからと言って、やみくもに狙うのは厳禁。

レパードS組は【0.1.1.2】と数は少ないながらもまずますの成績。シリウスS組は【0.1.2.20】と数は多いが目を見張るような成績ではない。ちなみにシリウスSを勝ってここに臨んだ馬は3頭いたが、いずれもみやこSでは馬券になっていないことに注意。

前走ダートグレード競走を含む地方競馬の競走からここに挑んだ馬は勝利を挙げることができていない。2016年のアスカノロマン(2番人気14着)、2019年のインティ(1番人気15着)など上位人気でも活躍できていないところを見ると、シンプルに相性が悪いようだ。加えて、この組に該当する馬のうち、みやこSで馬券に絡んだ馬は全て当日5番人気以内。当日人気薄だとノーチャンスか。

■所属別成績

美浦所属【1.2.1.13】
勝率5.9%、連対率17.6%、複勝率23.5%
栗東所属【8.7.8.90】
勝率7.1%、連対率13.3%、複勝率20.4%
地方所属【0.0.0.1】
勝率、連対率、複勝率いずれも0.0%

関西圏で開催される重賞ということもあり、単純な頭数では栗東所属馬の方が圧倒的な成績。

一方で、率に直すと美浦所属馬の方が連対率、複勝率ベースで栗東所属馬を上回る。関東馬だからといって、無理に切る必要はないだろう。

■種牡馬別成績
※2011年以降に阪神ダ1800mで行われたすべての重賞を対象として分析した。

ノーザンダンサー系 【1.6.1.21】
勝率3.4%、連対率24.1%、複勝率27.6%
フォーティナイナー系【1.1.0.5】
勝率14.3%、連対率28.6%、複勝率28.6%
キングマンボ系   【3.2.3.29】
勝率8.1%、連対率13.5%、複勝率21.6%
サンデーサイレンス系【6.3.7.66】
勝率7.3%、連対率11.0%、複勝率19.5%
ボールドルーラー系 【2.0.1.13】
勝率12.5%、連対率12.5%、複勝率18.8%
ロベルト系     【0.0.1.10】
勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率9.1%
(※特別登録に該当がある系統のみ抽出している)

分析対象となったのはアンタレスS、2011年のマーチS、2020年のみやこS、そして2011年-2013年のジャパンカップダート。

サンデーサイレンス系は率こそ低く見えるが、1頭は馬券に絡むイメージでOK。

1頭も馬券に絡まなかったの2011年マーチSと2012年、2013年のジャパンカップダート。

2011年マーチSはサンデーサイレンス系の出走が1頭のみ、ジャパンカップダートはチャンピオンズCの前身となったGIだったことを考えると、GIIIかつある程度サンデーサイレンス系の出走馬がいる今年のみやこSなら、1頭はサンデーサイレンス系が馬券に絡むと考える方が自然か。

ノーザンダンサー系、フォーティナイナー系も比較的相性が良さそう。

シニスターミニスターやパイロなどのボールドルーラー系はピンパー傾向にありそうだ。

意外なことにロベルト系は不振。出走頭数はそれほど多くないが、3着以内に入ったのは昨年のエイコーンのみだった。

■生産者別成績
※該当期間のみやこSに延べ5頭以上出走させている生産者を対象とした。

社台ファーム  【2.0.3.7】
谷川牧場    【1.1.0.1】
ノーザンファーム【0.1.1.10】
片岡牧場    【0.1.1.1】
新冠タガノファーム【0.0.0.9】
グランド牧場  【0.0.0.5】
サンコウ牧場  【0.0.0.3】
フジワラファーム【0.0.0.4】
辻牧場     【0.0.0.3】
社台Corp.白老ファーム【0.0.0.3】

芝重賞であれば絶対に無視できないノーザンファーム生産馬だが、ダートのみやこSではそれほどふるわない数字。

「ノーザンファーム」ブランドだけで過剰に人気するパターンも往々にしてあるので、敢えての軽視はありだろう。

一方で、社台ファーム生産馬は期間中2勝を挙げている。リピーターが多いのも特徴だ。今年は該当馬がいないものの、来年以降該当があれば狙ってみる価値はありそう。

<データからのピックアップ>

・メイショウムラクモ

3歳ダート路線のトップホースがみやこSに参戦。前走はレパードSで3馬身差の圧勝劇を演じた。

該当期間のみやこSで馬券に絡んだ3歳馬4頭はいずれもレパードSで3着以内の馬だった。

また、レパードSの勝ち馬が同年のみやこSに参戦した場合、みやこSでは【0.2.1.1】で複勝率66.7%。唯一馬券を外したのは、レパードSを11番人気という人気薄で制したローズプリンスダム。裏を返せば、上位人気でレパードSを制した馬がみやこSに臨んだ場合は複勝率100%ということ。レパードSを1番人気で制したメイショウムラクモはこの条件を満たしている。

一方で、3歳馬が勝てない重賞であることを考えるとアタマまでは厳しいかも。馬連・3連複の軸としては信頼できそう。

・メイショウハリオ

栗東岡田厩舎所属の4歳馬。前走太秦Sでは直線インを突いて脚を伸ばし、勝ち馬ライトウォーリアに詰め寄る2着。右回り・左回りを問わず走れており、その末脚はどの競馬場でも堅実だ。

近年のみやこSの特徴として、4角で8番手より後方にいた馬が馬券に絡んでいるということが挙げられる。京都で行われた2014-2019年の5回(※2018年は開催なし)に加え、阪神開催となった昨年も4角8番手のエイコーンが9番人気で3着に食い込んだ。不思議と前に厳しいレースとなりやすいみやこSなら、この馬の末脚が活きる展開になっても驚けない。

ピンパー傾向のボールドルーラー系であることもあわせて考えると、メイショウ2騎でアタマを取り切るのはムラクモではなくハリオの方かもしれない。

・ニューモニュメント

ノーザンダンサー系ヘニーヒューズ産駒。前走は太秦Sで追い込み届かず4着。

上述の通り近年のみやこSは差し追い込み勢が1頭は馬券に絡む傾向にある。同厩舎のエクスパートランがマクリに打って出ることが想定され、展開利もありそうだ。

OP特別でチョイ負けした組の馬券妙味を考えるとヒモで拾っておきたい。当日9番人気以内であれば期待度アップの予感。

一方、データ上からネックになるのは5歳馬という点。アタマまでは少々厳しいかもしれないのでご注意を。

(Text:inoue)

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