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コラム

2021/10/26  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【スワンS(GII)攻略データコラム】非重賞組の3-4歳牡馬が鉄板級

スワンS(GII)3歳以上 別定 阪神芝1400m
※例年京都芝1400mで行われるが、京都競馬場改修工事のため、今年は阪神芝1400mで行われる。コース適性が問われない項目または阪神競馬場の傾向をピックアップし過去10年のデータをもとに分析する。

■全体傾向
・人気
---------------------
1人気【3.2.1.4】勝30.0% 連50.0% 複60.0%
2人気【4.1.2.3】勝40.0% 連50.0% 複70.0%
3人気【1.2.0.7】勝10.0% 連30.0% 複30.0%
4人気【0.2.2.6】勝0.0% 連20.0% 複40.0%
5人気【0.0.0.10】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
6-10人気【1.2.5.42】勝2.0% 連6.0% 複16.0%
11人気以下【1.1.0.54】勝1.8% 連3.6% 複3.6%
---------------------

上位1,2番人気は信頼できる数字で、他上位もまずまずだが5番人気のみ馬券絡みはゼロ。

昨年は11番人気カツジが逃げ切り勝ちを収めて高配当を演出。17年も2着に12番人気ヒルノデイバローが来たため馬連平均が7148円となっている。それ以外は3桁配当から6000円前後で堅く収まることもあれば波乱要素もあったりと波のあるレースだ。

6-10番人気も度々馬券に絡むこともあり、三連複は万馬券が過去10年5回で平均配当1万7060円となっている。

・年齢
---------------------
3歳【4.0.0.14】勝22.2% 連22.2% 複22.2%
4歳【3.3.3.18】勝11.1% 連22.2% 複33.3%
5歳【3.5.5.45】勝5.2% 連13.8% 複22.4%
6歳【0.2.2.28】勝0.0% 連6.3% 複12.5%
7歳【0.0.0.18】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
8歳【0.0.0.3】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
---------------------

馬券絡みは5歳馬が最多だが、好走率は4歳馬が優勢。4歳の牡馬・セン馬に限ると【3.3.2.11】なので、牝馬より牡馬が狙い。

今年は4歳馬が5頭。ギルデッドミラー、ビッククインバイオ、ファーストフォリオは牝馬なので、どちらかと言えば3勝クラスを勝利したリレーションシップかルフトシュトロームの巻き返しに期待した方がよさそう。

5歳馬がアイラブテーラー、クリノガウディー、ダノンファンタジー。5歳馬も牝馬が【0.0.1.13】と、牡馬・セン馬の方が優勢となっている。人気しそうなダノンファンタジーは疑ってかかるべきか。

・前走クラス
---------------------
3勝【1.0.1.10】勝8.3% 連8.3% 複16.7%
OPEN非L【2.3.1.29】勝5.7% 連14.3% 複17.1%
リステッド【2.0.0.9】勝18.2% 連18.2% 複18.2%
GIII【2.1.3.26】勝6.3% 連9.4% 複18.8%
GII【1.2.1.14】勝5.6% 連16.7% 複22.2%
GI【2.4.4.33】勝4.7% 連14.0% 複23.3%
---------------------

GI組の中心が安田記念【2.3.3.7】なので、他GI組からの参戦は基本的に厳しい印象。ただ全体を見るとクラス別の好走率に大きな差はないので、どの馬にもチャンスがあるレースと言える。

■前走GI組の取捨
前走GI組の中でも出走数が多いのが安田記念【2.3.3.7】とスプリンターズS【0.1.1.20】で、その他【0.0.0.6】となっている。今年の前走GI組はスプリンターズS、ヴィクトリアマイル、NHKマイルCの3組。

●サンプル数の多いスプリンターズS組の傾向を確認してみる。
馬券になった2頭は下記の共通点があった。
(1)5歳馬【0.1.1.6】
クリノガウディー⇒該当

(2)栗東馬【0.1.1.13】
クリノガウディー⇒該当

(3)スプリンターズSで0秒2以内の負け【0.1.1.5】
クリノガウディー⇒該当せず

クリノガウディーは好走が多い栗東の5歳馬に該当したがスプリンターズSは0秒9の8着。加えて、阪神成績と芝1400m成績を見てみると

阪神【0.1.0.4】 1400m【1.0.0.3】

スプリント寄りなので距離が延びるのはマイナスとなりそうだ。数少ない前走GI組であるが、ここは軽視してよい。

●その他GI組はサンプル数が少なく馬券絡みもないので、前走GI組全体【2.4.4.33】からピックアップしてみる。
(1)前走9番人気以内
【2.3.4.16】勝8.0% 連20.0% 複36.0%
単複回収値26/93
GIでフタ桁人気だった馬は好走が難しい。

(2)さらに4,5歳
【1.2.4.8】勝6.7% 連20.0% 複46.7%
単複回収値26/138
古馬の充実期となる4,5歳馬が安定して好走し、複勝回収値が高くなる。

(3)さらにキャリア20戦以内
【1.2.3.4】勝10.0% 連30.0% 複60.0%
単複回収値40/192
大幅にキャリアを積んで消耗してしまっている4,5歳馬は好走しにくい。

☆今年の該当馬☆
ダノンファンタジー
ただし、スワンSでの5歳以上牝馬の成績は【0.0.1.16】と不振傾向で、ダノンファンタジーの成績が【6.1.0.9】とピンかパーなので、ここは「切り」としたい。


■前走GII・GIII組から押さえるべき馬
前走GII・GIII組は【3.3.4.40】。ここからピックアップしていきたい。

(1)前走9着以内
【3.3.4.21】勝9.7% 連19.4% 複32.3%
GII・GIIIクラスでフタ桁着順だと大幅な前進は厳しい傾向。

(2)さらに今回距離短縮or同距離
【3.2.3.12】勝15.0% 連25.0% 複40.0%
1200m戦からの距離延長組は好走率が下がる。

(3)4-5歳の牡馬
【2.2.2.3】勝22.2% 連44.4% 複66.7%
もともと牝馬の好走が少なく、牡馬が好走しやすいレース。

GII・GIII組は6歳馬の好走例もあるが、基本は3-5歳馬を狙うべき。しかし今年は6歳以上が占めるので、(1)(2)を満たしている最も若い6歳馬ステルヴィオを上位に取りたい。


■前走重賞組以外から狙うべき馬
前走重賞組以外は【5.3.2.48】と、過去10年で馬券になった30頭中10頭を占め、勝ち馬は昨年カツジ(11番人気)、19年ダイアトニック(1番人気)、17年サングレーザー(2番人気)、と近年でよく出現している。ここからピックアップしていきたい。

(1)前走0秒2以内の勝ちorタイム差なし負けor1秒0以上の負け
【5.3.1.22】勝16.1% 連25.8% 複29.0%
僅差の勝ち負け、もしくは大きく負けた馬の好走率が高い傾向。

(2)さらに中2,3週or9週以上
【4.3.0.13】勝20.0% 連35.0% 複35.0%
少し詰まったローテか、じっくり休養を挟んで出走する馬の方が好走しやすい。

(3)3,4歳
【3.1.0.2】勝50.0% 連66.7% 複66.7%
単複回収値は441/208。
5歳以上になると【1.2.0.11】勝7.1% 連21.4% 複21.4%と低い数字となる。

☆今年の該当馬☆
ルークズネスト、リレーションシップ


■牝馬限定戦を除く阪神芝1400m重賞の傾向
牝馬限定戦を除く重賞(阪神Cと阪急杯)の過去10年のデータをもとにする。

・枠
---------------------
1枠【3.4.1.31】勝7.7% 連17.9% 複20.5%
2枠【3.0.4.32】勝7.7% 連7.7% 複17.9%
3枠【2.5.5.27】勝5.1% 連17.9% 複30.8%
4枠【2.1.3.32】勝5.3% 連7.9% 複15.8%
5枠【1.2.1.36】勝2.5% 連7.5% 複10.0%
6枠【1.2.1.36】勝2.5% 連7.5% 複10.0%
7枠【7.1.2.40】勝14.0% 連16.0% 複20.0%
8枠【1.5.3.43】勝1.9% 連11.5% 複17.3%
---------------------
1-4枠【10.10.13.122】勝6.5% 連12.9% 複21.3%
5-8枠【10.10.7.155】勝5.5% 連11.0% 複14.8%
---------------------

7枠の勝率が抜けた数字になっているが、大外枠の8枠になると勝率が大きく下がる。また7枠は平均人気が最も低かったものの高い勝率を誇るので、人気で判断しない方がよさそう。外と内で大きな差はないが、どちらと言うと内めの枠の方が脚質にかかわらず安定して走れる傾向だ。

・脚質
---------------------
逃げ【6.0.0.14】勝30.0% 連30.0% 複30.0%
先行【3.10.6.58】勝3.9% 連16.9% 複24.7%
中団【8.9.7.111】勝5.9% 連12.6% 複17.8%
後方【3.1.7.94】勝2.9% 連3.8% 複10.5%
マクリ【0.0.0.0】
---------------------
※3F上がり順位
1位【6.2.7.11】勝23.1% 連30.8% 複57.7%
2位【3.3.3.18】勝11.1% 連22.2% 複33.3%
3位【0.4.0.14】勝0.0% 連22.2% 複22.2%
4-5位【6.0.3.30】勝15.4% 連15.4% 複23.1%
6位以下【5.11.7.202】勝2.2% 連7.1% 複10.2%
---------------------

前有利で、好位から速い上がりを使えた馬も好走傾向。逃げて勝った馬は、レステンシア、ダイアナヘイロー(2勝)、ミッキーアイル、コパノリチャード、リアルインパクト。リアルインパクト以外は逃げて勝った実績がある馬。実績のある逃げ馬でないと勝ち負けまで持っていけない。

昨年、カツジは京都開催のスワンSを逃げて勝利しており、今年も同様のパフォーマンスができればおもしろい存在かもしれない。ほかファルコンSで逃げて勝利した実績があるのがルークズネスト。マイスタイルは短距離路線では逃げて好走した実績がなく、ハナは他に譲る可能性がありそう。

また重賞では、確固たる逃げ馬のおかげでハイペース寄りのミドルペースで安定している。後ろから最速の脚で上がってきても馬券内に突っ込んでくるには展開利、コース取りと相当な力が必要。中団から前あたりで競馬ができる馬を中心にした方がよさそうだ。


・種牡馬
今回出走馬の種牡馬別成績は下記の通り。
---------------------
ディープインパクト(カツジ、サウンドキアラ、ダノンファンタジー)
【6.1.4.26】勝16.2% 連18.9% 複29.7%
キングカメハメハ(ファーストフォリオ、ホウオウアマゾン)
【2.1.0.15】勝11.1% 連16.7% 複16.7%
キンシャサノキセキ(ルフトシュトローム)
【1.0.0.5】勝16.7% 連16.7% 複16.7%
Fastnet Rock(フィアーノロマーノ)
【0.2.1.2】勝0.0% 連40.0% 複60.0%
ハーツクライ(タイムフライヤー、マイスタイル)
【0.0.1.7】勝0.0% 連0.0% 複12.5%
ロードカナロア(ステルヴィオ)
【0.0.1.8】勝0.0% 連0.0% 複11.1%
キングズベスト(ビッククインバイオ)
【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
ルーラーシップ(リレーションシップ)
【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
スクリーンヒーロー(クリノガウディー)
【0.0.0.4】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
アドマイヤムーン(セイウンコウセイ)
【0.0.0.14】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
---------------------

ディープインパクト産駒は出走頭数も最多で勝利数、複勝率も高く優秀。牡馬は3-6歳【4.1.2.11】と好走傾向だが、牝馬の5歳以上が【0.0.0.8】。今年は5歳のダノンファンタジー、6歳のサウンドキアラが牝馬のディープインパクト産駒。ディープインパクト産駒なら6歳牡馬のカツジを狙うべきか。

キングカメハメハ産駒は相性が悪く、積極的には狙いづらい。Fastnet Rock産駒は少ないが、ブラヴィッシモとフィアーノロマーノ2頭の成績。ただスワンSは7歳以上が【0.0.0.21】と消し材料。

ルークズネストはモーリス産駒でサンプルがないが、1勝クラス以上で見ると【2.1.4.19】で良いわけでもなく悪いとも言えない数字だった。

オルフェ?ヴル産駒のギルデッドミラーもサンプルがないが、1勝クラス以上で見ると【5.2.1.15】、牝馬に限ると【2.2.0.6】とそこそこ良い数字となった。NHKマイルC3着の実績もあるので押さえてもいいだろう。

アイラブテーラーはトーセンラー産駒で、今回の舞台を走ったことがあるのは3頭6回のみで、【2.1.0.3】。のうち【2.1.0.1】がアイラブテーラー自身の成績となる。得意舞台かもしれないが、5歳牝馬なので割引きたい。

牝馬限定戦を除く阪神芝1400m重賞の傾向からは、カツジ、ギルデッドミラーを押さえたい。


よって、データから導き出されたスワンSは

■前走GI組は軽視でよさそう

■前走GII・GIII組から押さえるべき馬は、ステルヴィオ

■前走重賞組以外から狙うべき馬は、ルークズネスト、リレーションシップ

■牝馬限定戦を除く阪神芝1400m重賞の傾向より押さえたい馬は、カツジ、ギルデッドミラー


となった。

スプリンターズS勝ちのピクシーナイト、毎日王冠勝ちのシュネルマイスター、富士S勝ちのソングラインと、3歳馬の勢いが止まない秋重賞。ルークズネストも続けるか注目のレースだ。

(Text:funaki)

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