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コラム

2021/10/26  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【アルテミスS(GIII)攻略データコラム】近年は堅く収まる傾向? 枠とキャリアに注目!

アルテミスS(GIII) 2歳牝馬 馬齢 東京芝1600m
※レース創設以来、過去9年のレースデータを元に分析する。

■人気
・1番人気/【4.2.0.3】
 勝率44.4% 複勝率66.7%
・2番人気/【2.3.1.3】
 勝率22.2% 複勝率66.7%
・3番人気/【0.0.1.8】
 勝率0.0% 複勝率11.1%
・4番人気/【0.1.1.7】
 勝率0.0% 複勝率22.2%
・5番人気/【0.1.3.5】
 勝率0.0% 複勝率44.4%
・6番人気/【1.1.1.6】
 勝率11.1% 複勝率33.3%
・7-9番人気/【1.0.1.25】
 勝率3.7% 複勝率7.4%
・10番人気以下/【1.1.1.57】
 勝率1.7% 複勝率5.0%

1番人気は過去9年で4頭の勝ち馬を出し、複勝率は66.7%と3回に2回は馬券になる計算。また2番人気も2頭が勝っており、複勝率は同じ66.7%。過去9年、1、2番人気が揃って馬券圏内を外したことはなく、複軸はここから取るのがスマートかもしれない。

一方、3番人気は【0.0.1.8】と連対馬を出したことがなく、3着が1回あるのみ。偶然かもしれないが、ちょっと気になるところだ。

4-6番人気の合算成績は【1.3.5.18】と、優勝馬は1頭しか出せていないものの、複勝率は33.3%あるので、ヒモはここから拾いたい。

7番人気以下はポツポツと走っており、2015年は12番人気デンコウアンジュが勝って3連単51万馬券、2017年は13番人気サヤカチャンが2着に残って同30万馬券と、フタ桁人気が激走して大波乱になったこともある。ただし、近3年は7番人気以下は1頭も馬券に絡んでおらず、ここに来て堅く収まる傾向にあるのかもしれない。

■東西厩舎
・関東/【3.6.3.78】
 勝率3.3% 複勝率13.3%
・関西/【6.3.6.34】
 勝率12.2% 複勝率30.6%

関西馬は出走数が半分近くしかないのに、優勝馬は関東馬3頭の倍の6頭を輩出している。当然好走率は高くなり、関西馬の勝率は12.2%、複勝率は30.6%と、いずれも関東馬の倍以上の好成績を挙げている。回収率も単勝は198%、複勝は118%と、収支は大幅プラスだ。

2歳牝馬の身で長距離輸送のハンデがあるのに、これだけの差をつけているのは驚くべきこと。近5年の勝ち馬のうち、のちにGIを制した3頭(リスグラシュー、ラッキーライラック、ソダシ)はいずれも関西馬だった。ここを勝った関西馬は先々チェックが必要だ。

☆関西馬⇒ヴァンルーラー、シゲルイワイザケ、シンシアウィッシュ、ベルクレスタ、ミント

■枠番
・1枠/【1.0.0.13】
 勝率7.1% 複勝率7.1%
・2枠/【1.2.2.12】
 勝率5.9% 複勝率29.4%
・3枠/【1.1.1.14】
 勝率5.9% 複勝率17.6%
・4枠/【0.2.0.14】
 勝率0.0% 複勝率12.5%
・5枠/【0.0.3.14】
 勝率0.0% 複勝率17.6%
・6枠/【0.2.1.14】
 勝率0.0% 複勝率17.6%
・7枠/【2.0.2.17】
 勝率9.5% 複勝率19.0%
・8枠/【4.2.0.16】
 勝率18.2% 複勝率27.3%

・1-4枠/【3.5.3.53】
 勝率4.7% 複勝率17.2%
・5-8枠/【6.4.6.61】
 勝率7.8% 複勝率20.8%

1-4枠の内枠と5-8枠の外枠を比較すると、内枠からは勝ち馬3頭に対し、外枠からは倍の6頭。また、勝率・好走率ともに外枠のほうが上で、外枠優勢の傾向が示されている。元来、東京芝マイルは外枠有利なコースであるだけでなく、若い2歳牝馬なので、揉まれずのびのび走れる外枠にはアドバンテージがあるのだろう。

枠別に見ると、8枠が勝ち馬最多の4頭を出して勝率は断然トップだが、複勝率は2枠が29.4%と1位になっている。8枠の成績がいいのはわかるが、2枠の好走率が高い理由はよくわからない。ただし、人気以上に走るケースが多いので、2枠に入った馬には注意を払っておいたほうがよさそうだ。

■キャリア
・1戦/【2.3.1.33】
 勝率5.1% 複勝率15.4%
・2戦/【6.4.5.43】
 勝率10.3% 複勝率25.9%
・3戦/【1.1.0.23】
 勝率4.0% 複勝率8.0%
・4戦/【0.0.2.11】
 勝率0.0% 複勝率15.4%
・5戦/【0.1.1.2】
 勝率0.0% 複勝率50.0%
・6戦以上/【0.0.0.2】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

早い時期の2歳牝馬重賞とあって、新馬勝ちしたエリートホースが連勝するイメージがあったのだが、実際にデータを調べてみると、キャリア1戦馬より2戦馬の成績がいいことが判明した。

キャリア2戦は勝ち馬を6頭輩出し、勝率10.3%、複勝率25.9%と、サンプル数の少ないキャリア5戦を除けば、いずれもトップの成績。単勝回収率は208%と、「倍増!」の数字を示している。

キャリア2戦馬の成績をさらに精査すると、未勝利を勝ち上がって臨む馬の成績が秀逸で、【4.2.3.11】勝率20.0%、複勝率45.0%を記録。回収率にいたっては、単勝がなんと573%、複勝も1779%という驚異的な数字を叩き出している。15年12番人気で勝ったデンコウアンジュ(単勝配当8280円)を除いても単勝回収率は167%の高率を示しており、「新馬敗退⇒未勝利勝ち」というステップを踏んだ馬には最大限の注意が必要だ。

キャリア1戦馬はすべて新馬勝ちの馬であり、当日5番人気以内に支持された馬しか馬券になっていなかった。また、前走で2着に0秒1以下しか差をつけられなかった馬は【0.0.1.16】で3着がわずかに1回と残念な成績。上位人気に推された馬はほとんどいなかったとはいえ、新馬勝ち馬の中で取捨に悩んだときは使える指標になるかもしれない。

☆キャリア2戦で前走未勝利勝ちの馬⇒ヴァンルーラー、サークルオブライフ、シンティレーション、ベルクレスタ

■距離変更
・同距離/【5.5.5.52】
 勝率7.5% 複勝率22.4%
・距離延長/【0.3.2.42】
 勝率0.0% 複勝率10.6%
・距離短縮/【4.1.2.20】
 勝率14.8% 複勝率25.9%

前走からの距離変更別成績を見ると、距離を短縮して臨む馬の成績がもっとも良く、回収率も単複ともに100%超えを達成している。昨年の勝ち馬・ソダシも距離1800mの札幌2歳Sからのローテだった。

一方、距離延長で挑む馬の成績は低調で、レース創設以来、勝ち馬を出したことはない。もっとも、今年は登録馬の中に前走距離1600m未満だった馬はいない。

☆前走から距離短縮⇒シンシアウィッシュ、シンティレーション、トーセンシュシュ

■脚質
・逃げ/【0.2.1.6】
 勝率0.0% 複勝率33.3%
・先行/【3.1.4.21】
 勝率10.3% 複勝率27.6%
・差し/【3.5.4.56】
 勝率4.4% 複勝率17.6%
・追込/【3.1.0.31】
 勝率8.6% 複勝率11.4%

脚質別成績では、逃げ馬は複勝率は33.3%と一応トップながら、勝ち馬はゼロ。一般的な逃げ馬の成績としては優秀とはいえない。また、前走で逃げた馬の成績となると、【0.0.2.11】勝率0.0%、複勝率15.4%と大幅に数字を落とし、本番で連対を果たした馬はいなかった。

安定しているのは先行馬の成績で、勝率10.3%は1位の成績。ただし、先行・差し・追込どれも3頭ずつ勝ち馬を送り出しており、差しもよく決まることがわかる。

それを裏付けるように、上がり最速(ラスト3Fで最速ラップ)を記録した馬は【5.3.0.2】勝率50.0%、複勝率80.0%という素晴らしい成績を残している。上がり2位もそれに準ずる数字を示しており、速い末脚を繰り出す馬が勝ち負けを争うレースなのだ。

▼前走で逃げた馬=シンティレーション、ボンクラージュ、ロムネヤ

■種牡馬系統
・サンデーサイレンス系/【7.6.4.59】
 勝率9.2% 複勝率22.4%
・ノーザンダンサー系/【2.1.0.11】
 勝率14.3% 複勝率21.4%
・ミスタープロスペクター系/【0.2.3.21】
 勝率0.0% 複勝率19.2%
・ロベルト系/【0.0.1.11】
 勝率0.0% 複勝率8.3%

出走馬の多くをサンデーサイレンス系が占めており、好走馬の大半もサンデー系。そして、ここもやはりディープインパクト産駒の活躍が目立ち、【2.3.1.10】勝率12.5%、複勝率37.5%という上々の数字を残している。

ほかに今年の登録馬のサンデー系種牡馬では、ダイワメジャーが【1.1.0.3】とサンプル不足ながら好走馬を複数輩出している。一方、ディープ後継のキズナは【0.0.0.2】でまだ好走馬は送り出せていない。

ノーザンダンサー系は字面の好走率はサンデー系と大差ないものの、サンプル数が少ないうえに、馬券になった3頭のうち2頭は今年登録のないクロフネ産駒。今年のノーザンダンサー系種牡馬はボンクラージュの父アメリカンペイトリオットのみだが、同産駒の出走歴はない。

ミスタープロスペクター系も複勝率は他と同程度だが、勝ち馬を出せていない点は気になるところ。同系統の雄・キングカメハメハ産駒は、若駒時は重賞レースで2、3着が多いことで知られており、実際当レースの成績も2戦して2着2回という成績。能力があっても、詰めの甘さや完成度の低さが露呈してしまうのかもしれない。

ロベルト系は【0.0.1.11】と、サッパリな成績ながら、唯一の3着は昨年のテンハッピーローズの父エピファネイアが記録したもの。今年複数の登録があるエピファネイア産駒は昨年2頭走って3着1回という成績であり、本レースに適性があるかどうかは継続審議にすべきだろう。

☆ディープインパクト産駒⇒ロムネヤ
☆ダイワメジャー産駒⇒トーセンシュシュ

(Text:sakura kyosuke)

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