UMAJIN.net

スマートフォンアプリ

UMAJIN.netのスマートフォンアプリが登場!

バナーをクリックして、リンク先よりお持ちのスマートフォンにダウンロードしてください。
タブレット端末にも対応しております。

iOS端末の方はこちら

app store

Android端末の方はこちら

google play
馬市ドットコム
相川牧場採用情報

コラム

2021/10/19  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【富士S(GII)攻略データコラム】混戦に役立つ“消しデータ”を多数発見!

富士S(GII) 3歳上 別定 東京芝1600m
※過去10年のレースデータを元に分析する。

■人気
・1番人気/【3.1.0.6】
 勝率30.0% 複勝率40.0%
・2番人気/【3.0.1.6】
 勝率30.0% 複勝率40.0%
・3番人気/【1.4.1.4】
 勝率10.0% 複勝率60.0%
・4番人気/【1.2.1.6】
 勝率10.0% 複勝率40.0%
・5番人気/【2.0.3.5】
 勝率20.0% 複勝率50.0%
・6番人気/【0.1.1.8】
 勝率0.0% 複勝率10.0%
・7-9番人気/【0.1.0.29】
 勝率0.0% 複勝率3.3%
・10番人気以下/【0.1.3.62】
 勝率0.0% 複勝率6.1%

1番人気と2番人気はともに3頭の勝ち馬を出し、複勝率も4割と似たような成績。3着内の堅軸としては頼りないものの、1着という点で見ると、1、2番人気の合算単勝回収率は129%と、上位人気にしては優秀な数字を示している。

3番人気から5番人気までは2、3着が多めの同じような成績。過去10年の勝ち馬はすべて5番人気以内だった。1着欄には5番人気以内の馬を置くのが無難といえる。

また、連対馬20頭中、実に18頭が6番人気以内の馬だった。馬連や馬単は6番人気以内の組み合わせで買うのがいいかもしれない。

7番人気以下になると成績は大幅にダウン。フタ桁人気馬は過去4頭穴をあけているが、そのうち3頭は2014年以前と古い事例で、最後に来たのも不良馬場で行なわれた2017年(11番人気クルーガー3着)だった。

本レースは昨年よりGIIにグレードが格上げされており、実績馬にはより有利なレースとなっている。穏当に決まりやすい傾向がより強まる公算は高い。

■年齢・性別
・3歳/【3.2.2.31】
 勝率7.9% 複勝率18.4%
・4歳/【5.4.2.12】
 勝率21.7% 複勝率47.8%
・5歳/【2.3.6.32】
 勝率4.7% 複勝率25.6%
・6歳/【0.1.0.33】
 勝率0.0% 複勝率2.9%
・7歳/【0.0.0.18】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

・牡・セン/【9.8.8.120】
 勝率6.2% 複勝率17.2%
・牝/【1.2.2.6】
 勝率9.1% 複勝率45.5%

年齢別の成績を見ると、4歳馬が勝率・複勝率ともに抜けて高い数値を示している。特に複勝率は47.8%と、2回に1回近く馬券になっている計算だ。当然、回収率も高く出ており、単勝は106%、複勝は131%といずれもベタ買いで儲かる数字をはじき出している。

そのあとは、勝率では3歳馬が、複勝率では5歳馬が、それぞれ4歳馬に続いている。6歳馬になると、不良馬場だった2017年の2着一度きり(4番人気イスラボニータ)。7歳以上で馬券に絡んだ馬はいない。

このように高齢馬には不利なレースとなっており、若い3-5歳で決着すると見てよさそう。なかでも4歳馬を軸にとるのが賢明だろう。

続いて性別成績を見ると、実数こそ牡・セン馬が8割方を占めているが、それは出走数が多いため。出走数こそ少ないものの、牝馬成績は【1.2.2.6】勝率9.1%、複勝率にいたっては45.5%と優秀で、回収率も複勝は107%を記録している。

本レースに牝馬の出走が少ないのは、前週に牝馬限定重賞の府中牝馬Sが組まれているため。その府中牝馬Sがあるにもかかわらず、あえて牡馬混合のここにブツけてくる牝馬は勝算あってのことと見てよさそうだ。

☆4歳馬⇒アルジャンナ、サンライズオネスト、ダーリントンホール、マイラプソディ、ラウダシオン、ロータスランド
☆牝馬⇒ソングライン、ロータスランド

■騎手
・ルメール/【2.3.0.1】
・戸崎/【2.1.0.5】
・福永/【1.1.1.6】
・内田/【1.0.1.5】
・デムーロ/【0.1.1.4】

過去10年で2回以上馬券に絡んだ騎手を列挙した。

ズバ抜けた成績を残しているのは、天下のトップジョッキー・ルメール騎手。2015年から5年連続で2着、2着、2着、1着、1着と連対を果たしており、馬券を外したのは8番人気と力の足りない馬(ワーケア)に乗った昨年のみ。人気サイドに乗ってきたときは、まず逆らわないほうがいいだろう。

戸崎騎手も2勝2着1回と結果を残しているが、最後に馬券になったのは5年前の2016年(ヤングマンパワー1着)で、それ以降は4年連続で馬券圏内に入れていないのは気になるところ。それよりは2年連続で好走しており、昨年は5番人気ヴァンドギャルドで優勝した福永騎手のほうが狙えるかもしれない。

内田騎手は2013年にダノンシャーク1着で1番人気に応え、2017年には11番人気のクルーガーで3着と穴もあけている。腕っぷしの強い同騎手とは相性がよさそうなレースだが、問題は乗り馬がいるかどうか。

デムーロ騎手は2度馬券になっているものの、ほかの馬も含めて人気なりの成績。可もなく不可もなくといったところだ。

☆ルメール騎手騎乗予定⇒アルジャンナ
☆戸崎騎手騎乗予定⇒サトノウィザード
☆福永騎手騎乗予定⇒ワグネリアン
☆内田騎手騎乗予定⇒現時点で未定

■枠番
・1枠/【0.0.1.15】
 勝率0.0% 複勝率6.3%
・2枠/【1.0.1.16】
 勝率5.6% 複勝率11.1%
・3枠/【1.0.2.15】
 勝率5.6% 複勝率16.7%
・4枠/【2.3.0.13】
 勝率11.1% 複勝率27.8%
・5枠/【2.2.0.15】
 勝率10.5% 複勝率21.1%
・6枠/【0.2.2.16】
 勝率0.0% 複勝率20.0%
・7枠/【1.1.4.17】
 勝率4.3% 複勝率26.1%
・8枠/【3.2.0.19】
 勝率12.5% 複勝率20.8%

・1-4枠/【4.3.4.59】
 勝率5.7% 複勝率15.7%
・5-8枠/【6.7.6.67】
 勝率7.0% 複勝率22.1%

枠別の成績を調べると、1枠2枠の成績がひと息。1-4枠の内めの枠と、5-8枠の外めの枠を比較しても、内めの枠のほうが好走率は低く出ている。

特に1枠は過去10年で3着に1回入ったきりで、馬番では1番枠が【0.0.0.10】と完全に“死に目”となっている。確かに人気馬はいなかったものの、それでも掲示板にすら一度も来ていない(最高6着)ところを見ると、1番枠は決して有利な枠ではないのだろう。

一方、8枠は最多となる3頭の勝ち馬を出しているが、好走率的には4枠・5枠と大差はなく、「外枠有利」とは必ずしもいえない。「内枠不利」で、4枠以降は普通に狙える、といった塩梅でいいのではなかろうか。

■脚質
・逃げ/【0.0.0.10】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・先行/【4.3.4.28】
 勝率10.3% 複勝率28.2%
・差し/【5.4.3.48】
 勝率8.3% 複勝率20.0%
・追込/【1.3.3.40】
 勝率2.1% 複勝率14.9%

まず目につくのは、逃げ馬が近10年で一頭も馬券になっていないこと。これは、さらに過去10年さかのぼっても同様で、2010年にダイワカーリアンが逃げ切って以降、逃げ馬はまったく馬券に絡んでいない。また、前走逃げた馬も【0.0.0.11】と全滅状態。とにかく逃げ馬には手を出せない。

直線の長い東京コースとはいえ、マイル戦で逃げ馬が箸にも棒にもかからないレースは珍しい。これは先述の1枠の不振ともリンクした傾向といえよう。

成績がいいのは先行脚質で勝率・複勝率ともトップ。回収率は複勝が104%をプラス収支を残している。もっとも、差し・追い込みもよく来ているので、「逃げ馬不振」以外は、特に気を遣う必要はなさそうだ。

■前走クラス
・条件クラス/【0.0.1.7】
 勝率0.0% 複勝率12.5%
・OP特別/【1.0.2.29】
 勝率3.1% 複勝率9.4%
・GIII/【3.7.2.55】
 勝率4.5% 複勝率17.9%
・GII/【3.0.3.11】
 勝率17.6% 複勝率35.3%
・GI/【3.3.2.19】
 勝率11.1% 複勝率29.6%

サンプル数は少ないものの、前走条件戦からの挑戦は、2014年のレッドアリオン3着一度しかない。しかも7年前と古い事例である。

同様にOP特別からの臨戦も厳しく、最後に馬券になったのはシャイニープリンスが3着に入った2013年と、こちらも8年前の話。先述したように、昨年からGIIに格上げされたので、前走条件戦組やOP特別組にとっては、より厳しいレースとなるだろう。

馬券の中心となるのは、前走重賞組。GIからGIIIまで、いずれも3頭ずつ勝ち馬を輩出しているとはいえ、好走率を見ると勝率・複勝率ともにトップなのはGII組、それに続くのはGI組となっている。総じて、格の高いレースを使ってきた馬ほど、好走が期待できるレースといって差し支えない。

☆前走GI・GII⇒タイムトゥヘヴン、ダノンザキッド、ラウダシオン、ワグネリアン

■種牡馬
・サンデーサイレンス系/【6.7.6.59】
 勝率7.7% 複勝率24.4%
・ノーザンダンサー系/【2.1.3.24】
 勝率6.7% 複勝率20.0%
・ミスタープロスペクター系/【1.1.1.18】
 勝率4.8% 複勝率14.3%
・ストームキャット系/【1.0.0.4】
 勝率20.0% 複勝率20.0%
・グレイソブリン系/【0.1.0.1】
 勝率0.0% 複勝率50.0%
・ロベルト系/【0.0.0.14】
 勝率0.0% 複勝率0.0%

種牡馬の系統別データを調べると、一見、サンデーサイレンス系の成績が優秀に見える。

ところが、これはディープインパクト一頭が押し上げたものであり、その成績は【4.4.4.10】勝率18.2%、複勝率54.5%という抜きん出たもの。2回に1回以上、馬券に絡んでおり、しかも人気馬ばかりでなく、5番人気で1勝3着1回、6番人気で3着1回、9番人気で2着1回など、中穴でも走っている。結果、回収率も単勝111%、複勝147%と儲かる数字を叩き出していた。

一方、ディープを除くサンデー系の成績は【2.3.2.49】勝率3.6%、複勝率12.5%と寂しいものであり、ノーザンダンサー系やミスタープロスペクター系にも劣っている。ディープインパクト産駒とそれ以外のサンデー系産駒とは、わけて考えたほうがいい。

それに続くのはノーザンダンサー系なのだが、一昨年ハービンジャー産駒のノームコアが勝ったくらいで、近年はあまり走っていない。同様にミスタープロスペクター系もパッとしない成績だ。

注目すべきはロベルト系の不振で、【0.0.0.14】とお通夜状態である。人気サイドの馬がほとんどいなかったとはいえ、少なくとも相性のいい系統ではない。関屋記念を勝ったロータスランドの父ポイントオブエントリーは聞き慣れない種牡馬だが、同種牡馬はダイナフォーマーを経由するロベルト系。ロータスランドにとって、これは歓迎できないデータであろう。

☆ディープインパクト産駒⇒アルジャンナ、ワグネリアン

■生産者
・ノーザンファーム/【4.3.3.34】
 勝率9.1% 複勝率22.7%
・社台ファーム/【2.3.1.19】
 勝率8.0% 複勝率24.0%
・白老ファーム/【0.3.0.1】
 勝率0.0% 複勝率75.0%
・追分ファーム/【0.0.0.5】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・千代田牧場/【1.0.1.0】
 勝率50.0% 複勝率100.0%
・上記以外/【3.1.5.67】
 勝率3.9% 複勝率11.8%

最後に生産者別データをチェックしよう。

マイル以上の芝重賞は軒並み、ノーザンファームが社台ファームに差をつけているもの。しかし本レースでは、実数こそノーザンファームがトップであるが、勝率や好走率は社台ファームも互角の成績を残している。

これは本レースが、社台ファーム生産馬が得意とする持続力勝負になりやすいからと考えられる。もっとも、あくまで互角の勝負ができているということであり、決してノーザンファーム生産馬の成績を凌駕しているわけではない。

サンプル数が少なく、勝ち馬も出していないものの、白老ファームは4戦2着3回で複勝率75%を誇る。好走したのはイスラボニータ(2回)とラウダシオンの2頭なのだが、そのラウダシオンは今年も出走の構えだ。

千代田牧場も2戦1勝2着1回という複勝率100%を記録しているが、これはダノンプラチナ1頭の成績であり、今年は出走予定もない。

☆ノーザンファーム生産⇒アルジャンナ、ソングライン、ダノンザキッド、マイラプソディ、ワグネリアン
☆社台ファーム生産⇒ソーグリッタリング、フォルコメン
☆白老ファーム⇒ラウダシオン

(Text:sakura kyosuke)

☆競馬評論家・田原基成氏の「重賞出走馬全頭分析」は【毎週木曜日】18時公開!

PAGE TOP