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コラム

2021/09/28  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【シリウスS(GIII)攻略データコラム】ヒモ荒れ警戒のハンデ戦

シリウスS(GIII)3歳以上 ハンデ 中京ダ1900m
※例年阪神ダ2000mで行われるが、昨年同様、変則開催によって中京ダ1900mで行われる。よって、コース適性が問われない項目をピックアップし過去10年のデータをもとに分析する。

■全体傾向
・人気
-----------------
1人気【3.1.1.5】勝30.0% 連40.0% 複50.0%
2人気【2.1.2.5】勝20.0% 連30.0% 複50.0%
3人気【1.3.2.4】勝10.0% 連40.0% 複60.0%
4人気【0.1.1.8】勝0.0% 連10.0% 複20.0%
5人気【2.1.1.6】勝20.0% 連30.0% 複40.0%
6-9人気【1.3.3.33】勝2.5% 連10.0% 複17.5%
10人気以下【1.0.0.52】勝1.9% 連1.9% 複1.9%
-----------------

3番人気までの馬券圏内率は高く、4番人気こそいまいちだが、上位5番人気まではある程度安定した好走が見込める。2017年に11番人気メイショウスミトモが勝ったため、平均配当を押し上げる形となったが、馬連平均5280円、三連複平均11806円と大きな波乱はないレース。ただ2017年以降に伏兵馬の馬券絡みが増え、それまでの6年間では三連複万馬券が1回だったのに対して、近4年で三連複万馬券が3回発生している。人気だけでは傾向がつかみづらい側面がある。

・前走クラス
-----------------
1勝【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
2勝【0.0.0.4】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
3勝【2.2.0.7】勝18.2% 連36.4% 複36.4%
OPEN非L【2.4.5.64】勝2.7% 連8.0% 複14.7%
リステッド【0.0.1.4】勝0.0% 連0.0% 複20.0%
GIII【3.3.4.22】勝9.4% 連18.8% 複31.3%
GII【0.1.0.1】勝0.0% 連50.0% 複50.0%
GI【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
地方【3.0.0.9】勝25.0% 連25.0% 複25.0%
-----------------

1,2勝クラスからの好走はないが、他の組からは満遍なく好走馬が出現する。春の終わりに走り、秋の始動戦としてここを使う馬や、夏も稼働し調子を保っている馬などがぶつかるレースになりやすいためである。

・年齢
-----------------
3歳【3.1.0.8】勝25.0% 連33.3% 複33.3%
4歳【2.0.4.16】勝9.1% 連9.1% 複27.3%
5歳【3.4.2.34】勝7.0% 連16.3% 複20.9%
6歳【2.3.4.27】勝5.6% 連13.9% 複25.0%
7歳【0.2.0.16】勝0.0% 連11.1% 複11.1%
8歳【0.0.0.12】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
-----------------

高齢になるほど好走が難しい傾向。若い素質馬や充実期の5,6歳馬を中心視した方が良さそうだ。

・斤量
-----------------
49キロ以下【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
49.5-51キロ【0.0.0.1】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
51.5-53キロ【2.0.0.16】勝11.1% 連11.1% 複11.1%
53.5-55キロ【5.4.3.47】勝8.5% 連15.3% 複20.3%
55.5-57キロ【2.4.1.33】勝5.0% 連15.0% 複17.5%
57.5-59キロ【1.2.6.15】勝4.2% 連12.5% 複37.5%
-----------------

斤量をある程度背負う実力馬が好走する傾向だ。53キロを背負い勝ったのはオメガパフュームとケイアイレオーネの3歳馬かつジャパンダートダービーで3着以内の実績があった2頭だった。斤量を軽く見込まれた実績馬であれば有利となる。

一方、馬券絡みのほとんどを占める53.5-59キロを背負う馬を探ってみると、今回斤量減【5.3.0.38】勝率10.9%・複勝率17.4%、今回斤量増【2.4.6.20】勝率6.3%・複勝率37.5%と、勝率は今回斤量減の方が高かったが、馬券圏内率でいえば今回斤量増の方が明らかに高い数字となった。前回より斤量が増える分にはプラスと受け取ってよいだろう。

■中京ダ1900mの傾向
中京ダ1900mは1勝クラス以上(2012.3.3-2021.9.20)のデータを使用する。
※中京は改修工事で2011年の開催なし

・脚質比較
シリウスSで求められる脚質は中京ダ1900mも同様なのか確認してみる。

[シリウスS]
逃げ【1.0.1.9】勝9.1% 連9.1% 複18.2%
先行【3.8.5.19】勝8.6% 連31.4% 複45.7%
中団【6.1.3.43】勝11.3% 連13.2% 複18.9%
後方【0.1.1.39】勝0.0% 連2.4% 複4.9%
マクリ【0.0.0.2】勝0.0% 連0.0% 複0.0%
-----------------
※3F上がり順位
1位【3.2.0.5】勝30.0% 連50.0% 複50.0%
2位【3.3.3.4】勝23.1% 連46.2% 複69.2%
3位【1.2.2.6】勝9.1% 連27.3% 複45.5%
4-5位【3.2.3.12】勝15.0% 連25.0% 複40.0%
6位以下【0.1.2.85】勝0.0% 連1.1% 複3.4%
-----------------

シリウスSは逃げ、後方といった極端な脚質の馬の好走数が少ない。ペース自体も極端なハイペース・スローペースにならないので、展開利をさほど受けることがないからだと考えられる。後方から外を回って余計に脚を使ったり、ハナに立って厳しいマークをされると好走が難しくなるので、ポジショニングが重要となりそうだ。

[中京ダ1900m]
逃げ【17.20.13.88】勝12.3% 連26.8% 複36.2%
先行【57.61.50.245】勝13.8% 連28.6% 複40.7%
中団【37.31.40.488】勝6.2% 連11.4% 複18.1%
後方【9.10.15.465】勝1.8% 連3.8% 複6.8%
マクリ【5.1.7.13】勝19.2% 連23.1% 複50.0%
-----------------
※3F上がり順位
1位【54.29.10.50】勝37.8% 連58.0% 複65.0%
2位【34.31.24.46】勝25.2% 連48.1% 複65.9%
3位【18.22.22.75】勝13.1% 連29.2% 複45.3%
4-5位【12.25.42.155】勝5.1% 連15.8% 複33.8%
6位以下【7.16.27.966】勝0.7% 連2.3% 複4.9%
-----------------

中京ダ1900mはシリウスSの脚質別成績と比較すると、逃げ馬の成績が良くなるが、他に大きな差はない。中京ダ1900mで行われた昨年を見ると、逃げたキメラヴェリテは13着に敗退。先行勢で抜けた馬が不在だったこともあり、差し決着となっている。

一方で同舞台で行われた今年の平安Sは、逃げたアメリカンシードが2着している。重馬場だったことを鑑みると利はあったはずだが、力上位の逃げ馬であれば好走が期待できるかもしれない。

よって、逃げ馬の好走の可能性は高まるものの、脚質傾向に大きな差はないと見ていいだろう。

・枠順別
-----------------
1枠【9.12.18.131】勝5.3% 連12.4% 複22.9%
2枠【11.13.14.139】勝6.2% 連13.6% 複21.5%
3枠【20.10.9.156】勝10.3% 連15.4% 複20.0%
4枠【11.15.14.165】勝5.4% 連12.7% 複19.5%
5枠【21.12.20.165】勝9.6% 連15.1% 複24.3%
6枠【20.16.17.179】勝8.6% 連15.5% 複22.8%
7枠【19.20.21.180】勝7.9% 連16.3% 複25.0%
8枠【14.25.12.189】勝5.8% 連16.3% 複21.3%
-----------------

枠によって成績に大きな差はないが、勝率、連対率に関しては1,2枠と4枠が若干低くなる傾向だ。どちらかと言えば真ん中より外枠の方が好走しやすい。

■前走中央重賞組から狙うべき馬
【3.4.4.24】勝8.6% 連20.0% 複31.4%

前走中央重賞組の好走率が最も高い。そのほとんどが前走5着以内で【3.2.3.5】勝23.1% 連38.5% 複61.5%となる。

☆今年の該当馬☆
ウェスタールンド、ダノンスプレンダー

しかしデータを深掘りすると馬券に絡んだ8頭は全て前走初角10番手以内の馬だった。上記2頭は前走初角10番手以下。位置取りによって危うい側面があるかもしれない。どちらかと言うとダノンスプレンダーの方が位置取りが後方より前になることが多いので、ダノンスプレンダーを上位に取りたい。

★前走中央重賞6着以下【0.2.1.19】からも掘り下げてみる。
(1)前走6-9着以内
【0.2.1.11】勝0.0% 連14.3% 複21.4%
フタ桁着順からの巻き返しは難しい傾向。

(2)さらに1秒から1秒9以内の負け
【0.2.1.6】勝0.0% 連22.2% 複33.3%

(3)さらに今回斤量55.5-57キロ
【0.2.1.2】勝0.0% 連40.0% 複60.0%

☆今年の該当馬☆
サンライズホープ


■前走地方交流重賞組から狙うべき馬
【3.0.0.9】勝25.0% 連25.0% 複25.0%

過去10年でいずれも勝ち馬のみ出現している地方組からピックアップしていきたい。

昨年はダントツ人気だったものの地方の砂が合わずジャパンダートダービー7着だったカフェファラオがシリウスSでも1番人気を背負い、巻き返して勝利を収めた。19年はその後も重賞で好走を続けたロードゴラッソ、18年はダートGI級4勝のオメガパフュームなど、ダート界の大物が勝利を挙げている。

(1)3,4歳の牡馬
【3.0.0.2】勝60.0% 連60.0% 複60.0%
若い牡馬が好走する傾向。

(2)さらに前走馬体重500キロ以上or440-479キロ
【3.0.0.0】勝100.0% 連100.0% 複100.0%

また馬券外に沈んだ2頭はいずれも485キロと491キロと馬格はあったものの、当日馬体重が大きく変動していた馬だった。
★(1)からさらに当日馬体重がマイナス3キロからプラス3キロに絞り込んだ場合も【3.0.0.0】勝100.0% 連100.0% 複100.0%となる。

若い馬が大きく体重を増やして成長していたとしても、すぐに走れるかは別問題。完成度がすでに高く、理想形を維持したままここに挑む馬の方が信頼できるだろう。

☆今年の該当馬☆
ゴッドセレクション
(当日馬体重が大きく変動する場合は評価を下げたい。)

■前走上記組以外から狙うべき馬
【4.6.6.80】勝4.2% 連10.4% 複16.7%
馬券絡みは30頭中16頭と半数以上を占める、前走重賞級組以外からピックアップしていきたい。

(1)1,2勝クラス以外
【4.6.6.75】勝4.4% 連11.0% 複17.6%
1,2勝クラスからは未だ馬券絡みがない。

(2)さらに前走0秒1以上の勝ちor0秒9以内負け
【4.5.6.43】勝6.9% 連15.5% 複25.9%
タイム差をつけて勝利した馬が【3.4.3.8】に対してタイム差なしで勝利した馬は【0.0.0.6】だった。展開が向かずに負けた馬か、きっちりタイム差をつけて勝利した馬が好走する傾向。

(3)さらに中9週以上の休み明けから今回5戦目以内
【3.4.4.22】勝9.1% 連21.2% 複33.3%
あまりに使い詰めて重賞に臨むとなると好走しづらい。

(4)さらに今回斤量53.5-55キロor57.5-59キロ
【3.3.4.8】勝16.7% 連33.3% 複55.6%

以上を満たすと単複回収値も469/190と高い数字となる。

☆今年の該当馬☆
クレスコブレイブ、リアンヴェリテ


よって、データから導き出されたシリウスSは

■前走中央重賞組から狙うべき馬は、ダノンスプレンダー、サンライズホープ

■前走地方交流重賞組から狙うべき馬は、ゴッドセレクション
(※当日馬体重が大きく変動しなければ狙い目)

■前走上記組以外から狙うべき馬は、クレスコブレイブ、リアンヴェリテ


となった。


今年のジャパンダートダービーに2着したゴッドセレクションがダート界を牽引してきた歴戦の古馬に挑戦状をつきつける一戦に注目したい。

(Text:funaki)

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