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コラム

2021/09/21  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【オールカマー(GII)攻略データコラム】馬番と馬体重に興味深い傾向が!?

オールカマー(GII) 3歳上 別定 中山芝2200m
※過去10年のレースデータを基に分析するが、2014年は新潟で施行されたので、コース適性に即した項目は新潟開催を除外した過去9年のデータを使用する。

■人気
・1番人気/【3.2.1.4】
 勝率30.0% 複勝率60.0%
・2番人気/【2.2.2.4】
 勝率20.0% 複勝率60.0%
・3番人気/【1.3.2.4】
 勝率10.0% 複勝率50.0%
・4-6番人気/【3.2.3.22】
 勝率10.0% 複勝率26.7%
・7-9番人気/【1.1.1.27】
 勝率3.3% 複勝率10.0%
・10番人気以下/【0.0.1.43】
 勝率0.0% 複勝率2.3%

過去10年、1番人気から3番人気までどれも複勝率は60%と、ほどほどの好走率を記録。10年連続で3番人気以内の馬が連対を果たしており、また、1-3番人気のうち2頭以上が3着内に入った年は10年中7回ある。

このように、上位人気は比較的安定して走っており、その証拠に、過去10年で馬連が万馬券になったことは一度もなく、3連単の配当が10万円を超えた年も2014年の1回しかない。しかも、この年は新潟で代替開催されたイレギュラーな年であり、優勝した馬も2番人気と上位人気だった。

4-6番人気は【3.2.3.22】と、人気のわりには走っているうえ、近5年で3頭の勝ち馬を輩出している。妙味を狙うなら、1着付けで勝負したいゾーンだ。

7-9番人気になると【1.1.1.27】と、かなり寂しい成績に。10番人気以下にいたっては、新潟開催だった2014年に12番人気が3着に入ったのみ。よほど買いたい馬がいない限り、人気薄の馬は軽視してもよさそうだ。

まとめると、軸は3番人気以内からとり、あとは6番人気以内の馬で買い目を構築。7番人気以下の馬は、どうしても押さえたい馬だけトッピングすればいいだろう。

■年齢
・3歳/【0.0.0.1】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・4歳/【3.5.4.14】
 勝率11.5% 複勝率46.2%
・5歳/【5.3.5.34】
 勝率10.6% 複勝率27.7%
・6歳/【2.2.0.23】
 勝率7.4% 複勝率14.8%
・7歳以上/【0.0.1.32】
 勝率0.0% 複勝率3.0%

年齢別の成績を見ると、4歳馬の成績がもっとも優秀で、複勝率は46.2%と5割に迫る勢いだ。5歳馬は全体の好走率こそ敵わないが、5頭の勝ち馬を出すなど勝率は4歳馬と遜色はない。

一方、6歳になると好走率はさらに下がり、7歳以上だと2015年3着の1回だけだ。

このように、加齢するごとに好走率が下落しており、若い馬に有利なレース。しかも近6年の勝ち馬と近3年の3着内は、どちらもすべて5歳以内で占められており、若い馬が走る傾向に拍車がかかっている。

☆4歳馬⇒ウインキートス、ウインマリリン、レイパパレ
☆5歳馬⇒キングオブコージ、ランブリングアレー、ロザムール

■性別
・牡/【7.6.9.88】
 勝率6.4% 複勝率20.0%
・セン/【0.1.1.4】
 勝率0.0% 複勝率33.3%
・牝/【3.3.0.12】
 勝率16.7% 複勝率33.3%

性別の成績を確認すると、近年のトレンド通り、牝馬が牡・セン馬を上回る。全体の好走率もそうだが、特に勝率が16.7%と優秀で、単勝回収率は136%とプラス収支を計上している。

さらに、好走した牝馬6頭を調べると、すべて4、5歳馬だった。ターゲットはここだ。

2年前の2019年と3年前の2018年は3着内を牡馬が独占しており、一見牡馬優勢に映るが、実はこの2年は牝馬の出走がなかったのだ。

☆4、5歳牝馬⇒ウインキートス、ウインマリリン、ランブリングアレー、レイパパレ、ロザムール

■前走クラス
・3勝クラス以下/【0.0.0.11】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・OP特別/【0.0.3.12】
 勝率0.0% 複勝率20.0%
・GIII/【3.3.1.43】
 勝率6.0% 複勝率14.0%
・GII/【0.1.4.21】
 勝率0.0% 複勝率19.2%
・GI/【6.5.2.14】
 勝率22.2% 複勝率48.1%
・海外/【1.1.0.2】
 勝率25.0% 複勝率50.0%

前走のクラス別成績を見ると、GI組が他を圧倒している。海外GI組の成績を合算すると、【7.6.2.16】勝率22.6%、複勝率48.4%で、ほぼ2分の1で馬券になる計算。また単勝回収率は113%を記録し、儲かる数字となっている。

このGI組の中でも白眉なのが、前走宝塚記念を走った馬。着別度数は【4.2.2.5】で、勝率30.8%、複勝率61.5%とひじょうに優れた好走率を誇り、回収率も単勝179%、複勝110%とベタ買いでプラス収支を計上している。

メンバーレベルが高いことに加え、距離が同じ2200mで最後の直線に急坂と、コース設定が似ていることも好走を後押ししているのだろう。昨年や2017年は宝塚記念組が馬券になっていないが、それもそのはず、該当馬がいなかった。

OP特別・GIII・GIIからも馬券にはなっているが、目立った好走条件は特にない。強いていえば、夏競馬に使われた馬のほうが若干有利か、といった程度だ。

最後にサンプル数は少ないが、条件戦からチャレンジして好走した馬は皆無で、10年前に5着があるのみ。別定戦のGIIということで、実績のない馬では通用しないレースとなっている。

☆前走GI(海外含む)⇒アドマイヤアルバ、ウインマリリン、グローリーヴェイズ、ランブリングアレー、レイパパレ
☆前走宝塚記念⇒アドマイヤアルバ、レイパパレ

■乗り替わり
・継続騎乗/【7.8.5.47】
 勝率10.4% 複勝率29.9%
・乗り替わり/【3.2.5.57】
 勝率4.5% 複勝率14.9%

乗り替わりの有無について調べると、継続騎乗が乗り替わりの倍以上の成績を残していた。人気サイドの馬が強いレース傾向も関係しているのだろうが(※一般的に人気薄のほうが乗り替わりは多い)、中山芝2200mはトリッキーなコースなので、乗り慣れた鞍上に分があるのではないか。

また騎手個別の成績を見ると、戸崎騎手が【2.1.1.2】勝率33.3%、複勝率66.7%、単勝回収率271%(!)、複勝回収率163%と、素晴らしい成績を挙げている。近2年でも連続して馬券になっているし(2019年3着グレイル、2020年1着センテリュオ)、相性がいいのは間違いなさそうだ。

☆戸崎騎手騎乗予定⇒ランブリングアレー

■枠
・1枠/【0.4.0.8】
 勝率0.0% 複勝率33.3%
・2枠/【1.2.1.9】
 勝率7.7% 複勝率30.8%
・3枠/【1.1.0.11】
 勝率7.7% 複勝率15.4%
・4枠/【1.1.2.9】
 勝率7.7% 複勝率30.8%
・5枠/【1.0.4.10】
 勝率6.7% 複勝率33.3%
・6枠/【2.0.1.12】
 勝率13.3% 複勝率20.0%
・7枠/【2.0.1.13】
 勝率12.5% 複勝率18.8%
・8枠/【1.1.0.17】
 勝率5.3% 複勝率10.5%

ここからはコースの形態や適性に依拠する項目になるので、新潟で開催された2014年を除く過去9年のデータから考察を進めたい。

まずは枠別の成績を調べると、パッと見、大きな偏りは見られないものの、8枠の複勝率が低いことが気になる。そこで8枠の成績を精査すると、なんと馬券になった2頭はいずれも9番枠で、2桁馬番で8枠好走馬は一頭もいなかったのだ。

そこで馬番別のデータを見ると、14番枠から外の成績は【0.0.0.12】と全滅。また、頭数にかかわらず大外枠の馬も【0.0.0.9】とまったく結果を残せていない。

ここ数年は出走頭数が寂しかったが、今年はフルゲートに近い出走数が見込まれる。14番枠以降の成績が振るわないというデータは役に立つかもしれない。

■馬体重
・420-439キロ/【0.0.0.3】
 勝率0.0% 複勝率0.0%
・440-459キロ/【3.2.1.15】
 勝率14.3% 複勝率28.6%
・460-479キロ/【2.2.2.16】
 勝率9.1% 複勝率27.3%
・480-499キロ/【3.1.5.30】
 勝率7.7% 複勝率23.1%
・500-519キロ/【0.4.1.18】
 勝率0.0% 複勝率21.7%
・520キロ以上/【1.0.0.7】
 勝率12.5% 複勝率12.5%

馬体重別の成績からは興味深い傾向が浮かび上がった。当日440から459キロの中型馬の成績が、勝率・複勝率ともにもっとも高く出たのだ。特に勝率14.3%は優秀で、単勝回収率は126%とプラス収支を示している。

一般的には、体重が大きくなるほど成績も上がっていくもの。しかし本レースでは440-459キロを頂点に、そこから体重が増えるごとに好走率は漸減していく。大型馬が増え、その活躍が目立つ近年においては、珍しい傾向といえよう。

これは先の項目で記したように、牝馬優勢の傾向も関連している。というのも、このゾーンにおいては、牝馬のほうが好走率が高く出ているからだ(馬券になった頭数はどちらも3頭ずつ)。

本レースは上がり最速を出した馬の成績が【5.1.1.3】勝率50.0%、複勝率70.0%と突出している。このデータを併せて考えてみても、パワータイプよりキレ味のある馬のほうが好走しやすいのだろう。

☆前走440-459キロ⇒グローリーヴェイズ、ソッサスブレイ、マウントゴールド

■種牡馬
・ディープインパクト/【2.4.1.7】
 勝率14.3% 複勝率50.0%
・ステイゴールド/【2.0.2.14】
 勝率11.1% 複勝率22.2%
・キングカメハメハ/【1.0.0.4】
 勝率20.0% 複勝率20.0%
・スクリーンヒーロー/【1.0.0.2】
 勝率33.3% 複勝率33.3%
・ハーツクライ/【0.2.1.5】
 勝率0.0% 複勝率37.5%

最後の種牡馬別成績は、今年の出走予定馬の種牡馬を中心に見てみる。

ご多分に漏れず、本レースでもやはりディープインパクト産駒の成績は優秀。勝ち馬2頭はやや寂しいものの、それでも複勝率50.0%は流石のひと言だ。今年は複数のディープインパクト産駒が人気上位に推されそうで、人気サイドが強い傾向を鑑みると、ここを軸に取るのが最適かもしれない。

続いて成績がいいのがステイゴールドで、2019年1着スティッフェリオ、2020年3着ステイフーリッシュと、ここ2年連続で馬券にもなっている。ただし、同産駒は現6歳馬が実質最後の世代となっており、6歳以上の馬があまり走らないデータを考慮すると、この成績を鵜呑みにすることはできない。

スクリーンヒーロー産駒はサンプル不足ながら勝ち馬(2016年ゴールドアクター)を出しているので、相性が悪いとはいえないだろう。ハーツクライ産駒は勝ち馬こそ出していないが複勝率は高いので、ヒモに押さえておくのはよさそうだ。

キングカメハメハ産駒は延べ5頭走って勝ち馬1頭と微妙な成績。今年出走予定馬はいないものの、後継のロードカナロア産駒は複数出走の構え。前週のセントライト記念もミスプロ系はイマイチだったように、中山芝2200mの重賞レースとは相性がよくないのかもしれない。

☆ディープインパクト産駒⇒ディープインパクト、サトノソルタス、ブレステイキング、ランブリングアレー、レイパパレ
☆ステイゴールド産駒⇒ステイフーリッシュ、マウントゴールド
☆スクリーンヒーロー産駒⇒ウインマリリン
☆ハーツクライ産駒⇒アドマイヤアルバ

(Text:sakura kyosuke)

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